アンネの追憶
原題:MEMORIES OF ANNE FRANK
2009年/イタリア/英語/カラー/99分/日本語字幕:渡邉貴子 配給:ゴー・シネマ
2012年4月14日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー
(C)ITALIAN INTERNATIONAL FILM sri
公開初日 2012/04/14
配給会社名 0943
解説
全世界で読まれ続けている大ベストセラー「アンネの日記」。ユダヤ人迫害から逃れ、隠れ家で暮らしたドイツ系ユダヤ人少女アンネ・フランクの日記を書籍化したもので、反戦争だけでなく、優れた思春期の記録として世界中の人々に感動を与え、60カ国語以上の言語に翻訳、発行部数は2500万部を超えるといわれている。どんな時にでも希望を捨てず、明るく生きた女性・・・それが、アンネ・フランク。本作は、「アンネの日記」では描かれることのなかった、彼女の壮絶な最期をドラマチックに描く。 監督は、人物の伝記を元にした作品を数多く手がけ、両親がユダヤ人で迫害経験者のアルベルト・ネグリン。そして音楽は、巨匠、エンニオ・モリコーネ。情緒溢れるメロディが、運命に抗うことの出来ない「アンネの日記」の最終章を盛り上げている。
ストーリー
1935年、アムステルダムの小学校に通うアンネ・フランクは、少女ハネリ・ホスラーと出会い、すぐに仲良しになる。だが、時代の暗雲は少しずつ少女たちの暮らしに影を落としていく。ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害が日に日に厳しくなっていたのだ。アンネ、13才の誕生日。みんなから祝福され幸せいっぱいの彼女は、贈られたプレゼントのサイン帳に日記を書き始める。それからひと月も経たずに、父オットーは経営する会社の建物の中の隠れ家に、妻エーディトや娘たちとともに身を隠すことを決意する。2年ほど、無事に暮らしていたが、ある日、隠れ家にゲシュタポがやってきて、強制逮捕される。連行先はアウシュヴィッツ強制収容所。荷物はすべて没収されて男女別々にされ、幼い子どもたちは白い煙が立ち上る建物の方へと向かわされる。アンネは、一緒にいたラビの先生と引き離されておびえる子どもたちに歌を歌わせて元気づけるしかできなかった。
スタッフ
原作:アリソン・レスリー・ゴールド
『もうひとつの『アンネの日記』』(講談社刊)
作曲・演奏・音楽監督:エンニオ・モリコーネ
キャスト
ロザベル・ラウレンティ・セラーズ
エミリオ・ソルフリッツィ
モーニ・オヴァディア
LINK
□公式サイト□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す