原題:Nostalgia de la luz

2011年山形国際ドキュメンタリー映画際祭最優秀賞受賞作品

2010/フランス、ドイツ、チリ/スペイン語/カラー、モノクロ/35mm/90分 配給、宣伝:アップリンク

2015年10月10日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開

(c) Atacama Productions (Francia) Blinker Filmproducktion y WDR (Alemania), Cronomedia (Chile) 2010

公開初日 2015/10/10

配給会社名 0009

解説


チリ・アタカマ砂漠に流れる、永遠とも思われる天文学の時間と、
 独裁政権下で愛する者を失った遺族たちの止まってしまった時間。
 天の時間と地の時間が交差する。

チリ北部、太平洋とアンデス山脈の間を走るアタカマ砂漠は、世界中から天文学者が集う場所である。
世界で最も乾燥したこの地が、大気の揺らぎや湿気を嫌う天文観測に極めて適しているからだ。
一方で、灼熱の太陽が照りつけるアタカマ砂漠は、古代人のミイラや、遭難した探検者、銅や硝石の採掘鉱夫たちの亡骸が、手つかずに残っている場所でもある。そしてまた、独裁政権下で政治犯として捕らわれた人々の遺体もここに埋まっている。生命の起源を求めて、天文学者たちが遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す女性たち…。
チリを代表するドキュメンタリー映画監督パトリシオ・グスマン監督が、重力のようにわれわれを捉えて離さない“記憶”に焦点を当て、壮大な宇宙の映像とともに撮影した作品。

ストーリー



スタッフ

監督・脚本:パトリシオ・グスマン
プロデューサー:レナート・サッチス
撮影:カテル・ジアン
天文写真:ステファン・ガイザード
製作:アタカマ・プロダクションズ

キャスト

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