僕等がいた 後篇
累計1000万部突破!超人気ベストセラーコミック遂に映画化!
2012年/日本/カラー/2時間2分/ビスタビジョン/ドルビーSRD 配給:東宝、アスミック・エース
2012年10月12日よりDVDリリース 2012年4月21日後篇 公開
(C)2012小畑友紀・小学館/「僕等がいた」製作委員会
公開初日 2012/04/21
配給会社名 0001
解説
1200万部突破の国民的コミックス待望の映画化!
恋愛映画として異例の前後篇二部作連続公開で贈る 2012春必見のラブストーリー誕生
あなたと出会い、失い、最愛を信じた 永遠の純愛ストーリー!
2002年から小学館「月刊ベツコミ」にて連載されている「僕等がいた」(原作者:小畑友紀)は、少女コミックとしては驚異の、累計発行部数(1巻〜15巻)1200万部を突破し、第50回(平成16年度)小学館漫画賞(少女向け部門)も受賞した、人気と実力を兼ね備えた大人気コミックです。約10年にわたり愛され続け、ついに今年2月に完結を迎えた「僕等がいた」が、満を持して映画化されます。
ふと想う……あの輝いていた2人の時間を、永遠があると信じたまぶしい季節を。僕等がいた、あの場所を……。
高校生から社会人への青春の過渡期、北海道—東京を舞台に、不条理な運命にさらされながらも、純粋で繊細なふたりが織りなす壮大な“純愛回想録”。決して揺らぐことなく、苦しみ迷いながらも愛する相手の幸せだけを想い続ける最上の愛<最愛>を描く純愛ストーリーが、邦画初の前後篇2部連続公開として誕生します。
“この瞬間がすべて”と思える眩しい初恋の季節を過ごし、そして誓いあった約束。しかし、ある日を境に、どうしようもなく不条理な運命に翻弄される主人公の矢野元晴と高橋七美。いったい幾つの困難を乗り越えれば、ふたりの想いが再び寄り、誓った未来を手にすることができるのだろうか?
北海道・釧路を舞台に、矢野と七美の眩いばかりの初恋の記憶が織りなす“出会い”の前篇と、舞台を東京に移し、大人になった現在の矢野と七美がすれ違いながらも、あの日誓った未来を願い、想いを貫く“運命”の後篇……2部作でなければ描くことができなかった“6年間の意味”と“彼らの祈り”を、お届けします。
クラスの3分の2の女子が好きになってしまうような人気者でありながら、心に大きな影を持つ青年・矢野元晴役には、『人間失格』『シーサイドモーテル』『ハナミズキ』に出演し、2011年度は『源氏物語』の美しき光源氏役を演じた、人気・実力ともにこれからの日本映画界・演劇界を担う注目の俳優、生田斗真。矢野に惹かれ、どんな時でも一途に想い続け、彼の幸せを願い続ける高橋七美役に、『婚前特急』、『GANTZ』シリーズ、『カイジ2』、『ロボジー』など圧倒的な個性を放つ若き演技派女優、吉高由里子。作品や作風によってガラリと違う演技で魅せる二人が初共演にしてW主演を務めます。
また、矢野の幼馴染で大親友であり、2人を見守り続けながらも七美を支えるうちに想いを寄せてしまう、竹内匡史役には『さんかく』、『クローズZERO』シリーズの高岡蒼佑、他人を寄せ付けないオーラをまといつつも、矢野の持つ影の原因である過去の秘密を知る同級生、山本有里役には本仮屋ユイカ、矢野の東京の転校先での同級であり親友、そして七美の就職した出版社での同僚となる千見寺亜希子役を比嘉愛未が務め、ふたりの“切なく”も“愛おしい”恋愛模様に重要な役割を担う同級生役として、作品に輝きを加えています。
監督は、『ソラニン』で長編デビューを果たした三木孝浩がメガホンをとり、脚本は『クローズド・ノート』の吉田智子が担当。また音楽は『世界の中心で、愛をさけぶ』の松谷卓、撮影は『神様のカルテ』の山田康介、美術は『大奥』の花谷秀文、録音は『告白』の矢野正人、照明は『岳-ガク-』の川辺隆之が務め、釧路・東京をオールロケで撮影を敢行。誰もが経験し胸に抱えるはがゆく切ない青春、そして相手を想い続ける純愛をダイナミックに描き出します。
どんなに過酷な運命であっても、いくら時が経ったとしても、いつも隣にいることはできなくなっても、誓った未来を願い続ける矢野と七美。揺らぐことのなく相手の幸せをただ願い続ける強い想い“最愛”は、果たして彼らの運命をも変えることができるのだろうか?
ストーリー
この、ずっと続く空の下・・・今どこにいますか?最後に私を思い出したのはいつですか?今、誰を愛していますか?
家族の事情で東京へ行ってしまった矢野と遠距離恋愛をしながら、大学進学で上京をめざすことになった七美。しかし再会を約束した翌年、七美が上京すると矢野は消息不明になっていた・・・。
東京、初夏。高橋七美、21歳。あれから5年が経ち、目下就職活動の真っ只中。七美は、矢野の親友であり、いつも彼女を支えてくれていた竹内と友達以上恋人未満の関係を続けている。竹内は就活に苦戦する七美に息抜きで釧路のクラス会に誘う。奇しくもその日は、矢野の死別した元恋人の命日だった。矢野との再会を期待し、思い出の場所である母校の屋上に向かう七美に、竹内が告げる、「3年前の9月27日、高橋の誕生日にあいつに会った」。竹内の告白により明らかになっていく空白の5年間。それは不条理な運命に懸命に抗う矢野の5年間であった・・・。矢野が苦渋の選択の末、姿を消したこと、そして自分のことを竹内に託したことを知った七美は、これ以上追い続けることをやめる決意をする。「私には、今・・・竹内君こそが必要です」—
一年が過ぎ、念願の出版社で毎日を忙しく過ごす七美。竹内は、もう矢野は七美を迎えに来ないと思い、七美にプロポーズするために婚約指輪を買った。そんな矢先、七美は仕事先で矢野が姓を変えて働いていることを知るのだった—。
愛する矢野と自分を支えてくれた竹内の間で揺れる七美。そして、ある事情で有里と暮らす矢野。
この日を待ち続け、想い続けて悩む日々を経て果たした「再会」。——矢野と七美がともに手をつなぎ、笑って想いを分かちあえる日が訪れるのだろうか—?
スタッフ
原作:小畑友紀「僕等がいた」第50回小学館漫画賞受賞作品(小学館月刊「ベツコミ」連載)
脚本:吉田智子
監督:三木孝浩
企画プロデュース:荒木美也子 (『大奥』 『博士の愛した数式』)
春名慶 (『世界の中心で、愛をさけぶ』『神様のカルテ』)
臼井央 (『岳-ガク-』 『ゴールデンスランバー』)
製作:「僕等がいた」製作委員会
企画:アスミック・エース エンタテインメント
配給:東宝 アスミック・エース
製作プロダクション:東宝映画
キャスト
生田斗真
吉高由里子
高岡蒼甫
本仮屋ユイカ
LINK
□公式サイト□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す