「自分のことより、他人のこと」  周りのみんなを元気にする、“粋”な妊婦ヒーローの誕生!

第16回釜山国際映画祭「アジアの窓」部門 第33回PFFぴあフィルムフェスティバル/特別プレビュー 第30回バンクーバー国際映画祭 第55回ロンドン映画祭

2011年/日本/カラー/109分/ 配給:ショウゲート

2011年11月5日(土)より、シネクイント渋谷ほか全国ロードショー

Ⓒ2011『ハラがコレなんで』製作委員会

公開初日 2011/11/05

配給会社名 0008

解説


主演は、『時をかける少女』『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』をはじめ、数々の話題作やCMなどで活躍し、本年度日本アカデミー賞では新人賞を受賞している仲里依紗。ロッテルダム国際映画祭で特集上映が組まれ、香港アジア・フィルム・アワードにて「第1回エドワード・ヤン記念 アジア新人監督大賞」を受賞し、2010年には満島ひかり主演『川の底からこんにちは』(PFFスカラシップ作品)がスマッシュヒットとなった石井裕也監督と共に、オリジナリティに溢れる独特の世界観を繰り広げます。共演には昨年の『BECK』『大奥』をはじめ出演映画、ドラマ、舞台が続く注目の若手・中村蒼が光子の幼なじみ・陽一を演じ、その叔父の次郎に多くの映画やドラマに出演し、作品に深みを与える実力派、石橋凌。他、稲川実代子、斉藤慶子、並樹史朗、竹内郁子など個性的な面々が脇を固めます。

ストーリー





「焦ったり、慌てたり、しみったれた顔してんのは粋じゃない。
大丈夫、風向きが変ったら、そん時どーんと行けばいいだから。今は気楽に待っとこうよ」

妊娠9ヶ月の原光子(仲里依紗)。お腹の子の父親はアメリカ人の元カレで、今はどこにいるかわからず、お金も底をつき、完全に限界に達している状況にいる。しかしイマドキの若者には珍しく義理人情に厚く、根拠のない自信に満ちている光子は、
至ってマイペース。
いよいよ行くあてがなくなった光子は風に吹かれるままのように、小さい頃に住んでいた長屋へと赴いていた。そこは開発が進む周りから取り残されたような‘昭和’な場所で、幼なじみでかつて光子に恋心を頂いていた陽一(中村蒼)とその叔父・次郎(石橋凌)、寝たきりのオバチャンで長屋の大家である清(稲川実代子)をはじめ、昔から相変わらずの貧乏な住人たちが待っていたが、皆優しさが裏目に出て元気のない大人たちばかり。出産間近&父親なし&お金なしのかなりの限界であるはずの光子だが、それでも自分のことを棚にあげて、他人を助けようとする!

スタッフ

監督:石井裕也
脚本:石井裕也
撮影:沖村志宏
照明:杉本周士
録音:加藤大和
美術:丸尾知行
衣装:馬場恭子
編集:相良直一郎
音楽:渡邊崇
主題歌:GOING UNDER GROUND『愛なんて』

製作:ポニーキャニオン、パルコ、ショウゲート、ダブ、東映チャンネル、ぴあ、Yahoo!JAPAN、TOKYO FM、スモーク、ニッポンプランニングセンター 
企画:パルコ、ポニーキャニオン
製作プロダクション:スモーク、ダブ
配給:ショウゲート

キャスト

仲里依紗
中村蒼
斉藤慶子
石橋凌
稲川実代子
並樹史朗
竹内都子
大野百花
近藤芳正
螢雪次朗
瀧川鯉昇
戸次重幸
森岡龍

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