原題:On Tour

2010年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞作品

2010年6月30日(ベルギー)

2010年/フランス/カラー/111分/ 配給:マジックアワー+IMJエンタテインメント

2011年11月21日(月)より、オーディトリウム渋谷にて公開決定! 2011年9月24日 シネスイッチ銀座 他全国順次ロードショー

(C)Les Films du Poisson - Neue Mediopolis Filmproduktion - ARTE France Cinema - WDR/ARTE - Le Pacte - Film(s)

公開初日 2011/09/24

配給会社名 0651/0675

解説


俳優として3度のセザール(仏アカデミー)賞に輝く マチュー・アマルリック監督作
本物の〈ニュー・バーレスク〉ダンサーたちが出演したことで話題沸騰!

本作は、ユーモアや風刺を効かせたセクシーでゴージャスな舞台を繰り広げるショーダンサーたちのグループ〈ニュー・バーレスク〉を引き連れ、落ちぶれたTVプロデューサーの男が再起を図ろうとパリを目指して巡業していく姿を、可笑しくも切なく綴る。
「青い麦」「シェリ」で知られる女流作家シドニー=ガブリエル・コレットが自ら踊り子として巡業したことを綴った手記に着想を得て、舞台上では大胆にいきいきと輝きながらも孤独を抱える女性たち、そして、彼女たちの優しく大らかな包容力に救われる男を、愛情深く描く。華やかなショーの舞台裏で続く、人生のほろ苦さやささやかな幸福が胸に沁みるロードムーヴィーの傑作が誕生した。
フランス版ビジュアルにもあるように、「魅力的で大きな愛で包んでくれるような女性の中に、ポツンとたたずむ男」という構図が本作をよく表している。
劇中に女優として堂々と登場するのは全員現役の〈ニュー・バーレスク〉ダンサーたち。2010年第63回カンヌ国際映画祭のレッドカーペッドにも集結した彼女たち。どこにいてもその場をパーティのような雰囲気にしてしまう、クレイジーでワイルドでセクシー!な華やかさは、ひと際注目の的となっていた。
撮影では実際に彼女たちのツアーをフランスの撮影地で敢行。大盛りあがりの観客を目の前に、臨場感あふれる彼女たちの姿が画面にそのまま刻み込まれ、映画の最大の魅力となっている。
 監督・主演を務めるのは、『潜水服は蝶の夢を見る』『007 慰めの報酬』などフランスだけでなく世界中から引っ張りだこの人気俳優マチュー・アマルリック。彼の処女作はゴダールからも絶賛されるほどで、これまでに短編も含め10本の作品を監督、本作で長編4作目となる。無類の映画狂としても知られる彼の映画愛に満ちた力作が、ついに日本での劇場公開を実現させました。

ストーリー


明日に向かいたきゃ、過去をお脱ぎなさい!
涙をぬぐって、自分をまとう。甘くてしょっぱい、人生は旅。
トラブルを起こし業界から干されてしまったTVプロデューサーのジョアキム(マチュー・アマルリック)。子供も友人も恋人も全てを捨ててアメリカに渡った彼は、数年後、華麗なショーダンサーたちのグループ<ニュー・バーレスク>で成功し、意気揚々と凱旋。フランスで巡業ツアーを開始し、次々と観客を沸かせてゆく。
しかし、最終目的地であるパリでの公演が決まらない!? 昔のつてをたどり奔走するが、“過去”がそれを許さない。焦りがつのり自暴自棄になってゆく彼とダンサーたちの間に、次第に亀裂が生じてゆき……。果たして、彼らの人生を賭けた〈ツアー〉はどこへたどり着くのか?

スタッフ

監督:マチュー・アマルリック
配給:マジックアワー+IMJエンタテインメント

キャスト

マチュー・アマルリック

〈ニュー・バーレスク〉
ダンサーたち
(ミミ・ル・ムー、キトゥン・オン・ザ・キーズ、
 ダーティ・マティーニ、ジュリー・アトラス・ミュズ、
 イーヴィ・ラヴェル、ロッキー・ルーレット)

LINK

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