原題:COLIN

2009年ブエノスアイレス・ブラッドレッド映画祭最優秀監督賞 2009年レインダンス映画祭最優秀マイクロ・バジェット映画賞 2009年南アフリカ・ホラーフェスタ<最優秀男優賞><最優秀女優賞><インディ・スピリッツ賞>受賞 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010正式参加作品

2008年/イギリス/カラー/97分/ 配給:エデン

2011年3月5日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

(C)2008 NOWHERE FAST FILM PRODUCTIONS

公開初日 2011/03/05

配給会社名 0113

解説


製作費わずか45ポンド(約5856円、*2010年12月1日現在)で作られ、その低予算とは思えない完成度の高さでカンヌやAFMなどのマーケットで話題騒然となり、レインダンス映画祭最優秀マイクロ・バジェット映画賞をはじめ数々の映画祭で賞を獲得、新たなる才能の誕生として世界の映画界を震撼させた1本のイギリス映画、それが『コリン』だ。
ゾンビの発生による世紀末的世界を舞台に、ゾンビとなってしまった青年コリンの主観で、壊れゆく世界の中を微かに残る記憶をたどりながら、彼が恋人との思い出の場所を目指して彷徨する姿が切なくも哀しく、そして衝撃的に描かれていく。監督、製作、脚本、撮影、編集を一人で手がけるのは、圧倒的な演出力を評価され、すでにハリウッドからのオファーが殺到している注目の新鋭マーク・プライス。『パラノーマル・アクティビティ』など、世界で低予算映画が注目される中、本作は間違いなく映画
史上最も低予算による最高の傑作であり、空前の国際的ゾンビ・ブームにおけるゾンビ映画史上極めて重要な作品である。

ストーリー

ある日突然、世界中で死者が蘇り生きた人間を襲い始めた。ロンドンの街はパニックに陥り、社会生活は完全に麻痺してしまった。青年コリンもその信じられない状況に巻き込まれ、蘇った死者に腕を噛まれてしまう。謎のウィルスは血液によって彼の全身に運ばれ、やがて、彼は底なしの倦怠感に襲われ、しだいに意識が遠のいていった。
彼は死んだ。そして、目覚めた。朦朧とする意識の中、思うように動かない体を引きずりながら、彼は街に出た。同時に彼は
猛烈な空腹感に襲われた。そして、気がつくと彼は他の死者と一緒に生きた人間の肉を食べていた。彼は、ただひたすらある場所へ行かなければならないという衝動に駆られていた。目的地へ向かって一歩ずつ足を進める彼を、“ゾンビ狩り”を楽しむ人間たちが襲う。その恐怖。やがて彼が辿りついた場所は、恋人ローラと暮らしたアパートだった…。

スタッフ

製作・監督・脚本・撮影・編集:マーク・プライス

キャスト

アラスター・カートン
デイジー・アイトケンス
リアンヌ・ペイメン

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