2010年/日本/カラー/73分/R-18/ビスタサイズ/HDキネコ作品 配給:新東宝映画

2010年10月2日より天六ユウラク(大阪)にてロードショー 東京地区は10月1日より新橋ロマン・新宿国際名画座2館にて同時公開

公開初日 2010/10/01

配給会社名 0290

解説


装いも新たに蘇る永井荷風の「四畳半襖の下張り」1970年代に雑誌「面白半分」に全文が掲載され、猥褻裁判に発展して話題を振りまいた「四畳半襖の下張」。このポルノ小説の金字塔に独自の解釈を施してストーリー化。昭和初期の東京・深川を舞台に、芸者と米問屋の若旦那の恋と葛藤を描いた文芸の香り高い猥褻作「新釈 四畳半襖の下張り」として蘇りました。
監督は常に話題を振りまき続けて来たエロス界の女王愛染恭子。しかも主演は現役AV女優としてトップランクに君臨し続け、映画「セイレーンX」で見事なプロポーションを披露してくれた麻美ゆま! 愛染監督の堂々たる演出ぶりに麻美ゆまが見事に応えた、あらゆる映画ファンに見ていただきたい大人のための濃密なドラマです!

ストーリー


時は昭和初期。東京深川の米問屋の御曹司光三は芸者の曽根子を見染め、一夜を共にした。死んだ母親の面影に似た曽根子が気にいった光三は彼女を身請けして本所の一軒家に住まわせる。しかし放蕩三昧で常に新たな快楽を追い求める光三の浮気の虫は収まらず、曽根子のお手伝いの水江に手を出して別の家に住まわせる有様。傷心の曽根子は質屋の番頭を誘惑して快楽に耽る。
五年後、ひょんなことから芸者の置屋の女将となった曽根子のまえに落ちぶれた光三が現れた。光三の家は父が死に、先代からの番頭の使い込みが発覚して一挙に傾いたのだった。久しぶりの気まずい再会だったが、やがて打ち解けていく二人。実は曽根子にはある秘密があって…。

スタッフ

原作:永井荷風
監督:愛染恭子
脚本:福原彰
撮影・照明:田宮健彦
プロデューサー:藤原健一
製作:新東宝映画株式会社/株式会社竹書房

キャスト

麻美ゆま
石川ゆうや
春野さくら(新人)
速水今日子
鶴西大空
なかみつせいじ

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