モンガに散る
原題:Monga
第83回アカデミー賞外国語映画賞、台湾代表作品
2010年2月5日台湾公開
2010年/台湾/141分/字幕翻訳:税田春介 提供:ハピネット/ブロードメディア・スタジオ 配給:ブロードメディア・スタジオ
2011年08月02日よりDVDリリース 2010年12月18日(土)より シネマスクエアとうきゅうほかお正月全国順次公開
(c) 2010 Green Days Film Co. Ltd. Honto Production All Rights Reserved.
公開初日 2010/12/18
配給会社名 0551
解説
1980年代、台北一の歓楽街・モンガ。商業の中心地として繁栄しながらも、黒社会の抗争が絶えないこの街を舞台に、極道の世界に染まっていく若者たちの友情と絆、そしてそれぞれに待ち受ける哀しい運命を、疾走感溢れる映像とエモーショナルな演出で描いた人間ドラマ『モンガに散る』。台湾では、2010年旧正月(2月5日)に公開され、初日興行収入が『アバター』を抜く大ヒットスタートを切り、台湾映画としては歴代1位を記録しました。また、本年度最高動員記録(2010年9月現在、台湾映画として)を樹立しており、第83回アカデミー賞外国語映画賞に台湾代表作品として選定されるなど、数々の快挙を成し遂げています。舞台となった実在の街・モンガ(現在は「万華」と称される)は一躍人気観光名所となり、昨年台湾でブームとなった『海角七号/君想う、国境の南』を超える社会現象を巻き起こした話題作です。監督は、『ビバ!監督人生!!』以来2作目となるニウ・チェンザー。主演は、人気ドラマ「ハートに命中100%」で大ブレイクを果たしたイーサン・ルアンと、ドラマ「ブラック&ホワイト」でF4のヴィック・チョウとダブル主演を務めたマーク・チャオという若手人気実力派俳優の2人。『モンガに散る』での演技が、ジョン・ウー監督やピーター・チャン監督に絶賛され、次回作へのオファーが検討されているほど。共演は、『海角七号/君想う、国境の南』のマー・ルーロンと『九月に降る風』のリディアン・ヴォーン、『一年之初』のクー・ジャーヤンと、ベテランから若手まで実力派俳優が顔を揃えております。
ストーリー
1986年、台北一の歓楽街・モンガは、商業地区として繁栄する裏側で、多くの極道組織がひしめき合い縄張り争いを繰り広げる、抗争の絶えない街であった。この街に、母親と引っ越してきた高校生の”モスキート”は、転校初日に些細なことからクラスの不良グループに因縁をつけられる。放課後、待ち伏せしていた不良グループに追いかけられるモスキートの様子を偶然目にしたのは、モンガで一番の権力を握る極道、廟口(ヨウカウ)組の親分の一人息子で校内勢力を仕切っている”ドラゴン”と、彼の率いるグループだった。たった1人で不良グループと奮闘するモスキートを気に入ったドラゴンは、彼を仲間に迎え入れる。極道の世界に戸惑いつつも、生まれて初めて出来た友達とケンカに明け暮れながら、モンガの街で青春を謳歌していくモスキート。幼い頃から一目置かれる存在のドラゴンと、ドラゴンの幼馴染で頭の切れる影のリーダー”モンク”、お調子者の”アペイ”、腕っ節の強い”白ザル”。いつしか5人は義兄弟の契りを交わし、固い絆で結ばれていく。彼らにとって、このモンガの街、そして義兄弟がすべてだった。
そんな中、街の利権を狙う新たな勢力がモンガに乗り込みはじめる。それをきっかけに、モンガの街に大きな抗争の波が押し寄せる。激しい抗争と陰謀に巻き込まれたモスキートたち5人は、それぞれの想いを抱えながらも、この街を守ろうと戦っていた。しかし、この戦いは、やがて彼らに哀しい運命をたどらせていく・・・
スタッフ
監督:ニウ・チェンザー
キャスト
イーサン・ルアン
マーク・チャオ
マー・ルーロン
リディアン・ヴォーン
クー・ジャーヤン
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