原題:PEACE

バンクーバー国際映画祭2010

2010年/日本、アメリカ、韓国/75分/カラー 配給:東風

2011年7月16日(土)よりシアターイメージフォーラムにてロードショーほか全国順次公開

© 2010 Laboratory X, Inc.

公開初日 2011/07/16

配給会社名 1094

解説


「平和って何だろう?どうしたらみんなが共存できるの?」

韓国の映画祭から、この「人類永遠の問い」を向けられた想田和弘監督は、岡山で暮らす人々や猫の何気ない日常にカメラを向けた。
平和と共存へのヒントは、どこか遠くではなく、自分たちの毎日の生活、足元にこそ潜んでいるのではないか。そう、想田は思ったからだ。
想田の妻の実家・柏木家に住みついた野良猫グループと、突如現れた「泥棒猫」との確執。
91歳の独居老人・橋本至郎と、彼をボランティア同然で介護・支援する柏木夫妻。その夫妻自身にも迫る老い。
そして、己の死を見つめる橋本の脳裏に突然蘇った、兵隊としての記憶—。
台本無しで回される想田のカメラは、彼らの人生や“ニャン生”に訪れる大切な瞬間に奇跡的に立ち会う。
観る者は、戦争と平和、生と死、拒絶と和解、ユーモアと切なさが同居する「生の時間」を体感し、「共に生きる」ことの難しさと可能性に思いを巡らせる。
それが想田監督が放つ、ナレーション・テロップ・音楽無しの「観察映画」最新作『Peace』なのだ。

ストーリー

スタッフ

監督・製作・撮影・編集:想田和弘 
製作補佐:柏木規与子 

撮影協力:共助グループ喫茶去、岡山済生会総合病院、移動ネットおかやま 

キャスト

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