映像化不可能と言われた作家・舞城王太郎、渾身の描き下ろし! 今まで誰も見たことのない"胸キュン"ホラーエンタテインメント誕生!!

2010年/日本/カラー/??分/ 企画・制作・配給:アスミック・エース エンタテインメント

2011年02月02日よりDVDリリース 2010年8月21日(土)、 シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9他全国ロードショー

(C)「NECK」製作委員会

公開初日 2010/08/21

配給会社名 0007

解説


 2001年、『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞し、その特異な文体と構成力で一役注目を浴びた舞城王太郎。 その後、三島由紀夫賞受賞、芥川賞候補等、独自のスタイルを貫きながらもエンタテインメントと純文学の垣根を自在に行き来している。 しかし、その特異な世界観と文体は同時に、『映像化不可能』もしくは『映像化に不向き』との烙印を押されている作家でもある。

 今回、作家・舞城王太郎は映像化を頭に入れて、二本の新作を書きあげた。「同一モチーフのまったく別のストーリー」 その1本は舞台に、そして別の1本は本作で映画化される。映画版の主演は、独自の研究でお化けを作り出そうとする変わった女の子・真山杉奈役に、TV・CM・映画とマルチに活躍する相武紗季。杉奈に恋する大学生・首藤友和には、同世代から圧倒的な支持を受ける溝端淳平。杉菜の幼馴染で、人気作家・越前魔太郎にはTV、映画、CMと幅広く活躍する平岡祐太、魔太郎担当の美人編集者には、話題映画出演の相次ぐ栗山千明といった個性豊かなキャストが脇を固める。そして監督は、テレビドラマ「永遠の仔」「天国の階段」のような骨太な人間ドラマから「ランチの女王」「不機嫌なジーン」等のラブコメまで極めて広い演出領域を持ち、本作が初の劇場公開となる白川士。このプロジェクトを実現させるために個性豊かなプロフェッショナルとアップカミングな若手スターが集結しました!

 11/3にクランクイン、11/末にクランクアップし、GWには完成、皆様にお披露目できることと存じます。
 映画版と同じモチーフ・異なるストーリーで展開される舞台版は青山円形劇場で2010年 2月12日からスタート!映画版で出演する溝端淳平は舞台版でも物語の中心となる四人のうちの一人、酒井役で出演!ほか板尾創路、森崎博之(TEAM NACS)、鈴木浩介と個性あふれるキャストが舞台版にも集結!劇作は新進気鋭の竹内佑。演出はその手腕に定評のある河原雅彦が手がける!2010年『NECK』の恐怖は舞台で、映画で増殖していきます!

ストーリー



──本当の恐怖に駆られたとき、ネックマシーンの中で、自分の空想が現実化する。
僕は首藤友和。たぶん、恋に落ちている。生まれて初めての恋で戸惑ってもいる。恋をしているのは大学のクラスメートからもあこがれの的。真山杉菜。その人だ。僕は、当たって砕けろと震えそうになる足を騙し騙し告白するが・・ お?あれ?なんだか判らないけれど、僕は真山杉奈さんの研究室に呼ばれた。暗い研究室に置かれた大きな木箱の中に入れられ、首だけ出され、ホラー映画を見させられる。
「じゃ、首藤君、たっぷり怖がってね」。
僕は知らなかったのだ。この木箱・・『ネックマシーン』の恐ろしさと、杉奈さんがちょっと変わった人だってこと──。

スタッフ

監督:白川士
原案:舞城王太郎
脚本:江良至、藤平久子
撮影:中堀正夫

製作:「NECK」製作委員会
企画・制作・配給:アスミック・エース エンタテインメント
制作協力:ザ・ワークス
企画協力:リアルコーヒー・エンタテインメント

キャスト

相武紗季
溝端淳平
栗山千明(特別出演)
平岡祐太

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