原題:Nous, les enfants du xxème siècle

★1994年ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品作品

1993年/フランス映画/カラー/84分 配給:エスパース・サロウ

2010年08月28日よりDVDリリース 2009年11月7日(土)よりユーロースペースほか全国順次ロードショー!

公開初日 2009/11/07

配給会社名 0087

解説


≪“天性の才”をもつヴィターリー・カネフスキー≫今から20年前、54歳で彗星のごとく映画界に出現し、長編2作目『動くな、死ね、甦れ!』でカンヌ国際映画祭・カメラドール賞を受賞したヴィターリー・カネフスキー。一躍映画界の世界的な寵児となった彼はその後、続編となる『ひとりで生きる』でカンヌ国際映画祭・審査員賞を受賞、更に映画出演後全く別の人生を歩むことになった主演2人のその後を追った貴重なドキュメンタリー映画『ぼくら、20世紀の子供たち』を撮りあげ、世界中の映画人を驚嘆させた。しかし、彼はその後、忽然として映画界から姿を消してしまう・・・・・。日本初公開時、一館で公開15週、驚異の2万人を動員し、大きな衝撃を残したこの3部作。今や、伝説と化したカネフスキーの傑作たちが15年ぶりにスクリーンに甦る!!

ストーリー

現代の都市に巣くうストリートキッズたちと、成長した主演二人の再会とを捉えた衝撃のドキュメンタリー
10歳になるかならないかの子供たちが、どこからともなく現れる。汚れた服、大人のようにタバコを噴かす姿、少女の媚びた目つき・・・。彼等は、自分が犯した“冒険談”を夢見心地の表情で語り始める。「君たちの夢は?」という質問に一人が答える—「喝あげすること」。やがてカメラは、犯罪をおかした子供や青少年たちが収容される施設の中へと移動していく。そこには、ワレルカの面影を残したパーヴェルの姿が。そして、かつて少年と少女だったパーヴェルとディナーラが、カネフスキー監督のカメラの前で再会を果たす。映画出演後、全く異なる人生を歩み成長していった二人の再会は、21世紀を生きる子供たちへの微かな希望となって、見るものの心に染み入る。

スタッフ

監督:ヴィターリー・エフゲニエヴィッチ・カネフスキー

キャスト

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