昭和八十四年 〜1億3千万分の1の覚え書き
“昭和の闇” 最後の生き証人が、私たちに語りかける。
2009/日本/84分/ 16:9 / カラー / DVCAM / 配給:s84
2009年8月22日より、渋谷UPLINK / 横浜ジャック&ベティ他にて公開! !
公開初日 2009/08/22
配給会社名 1087
解説
飯田進さん、1923年(大正12年)生まれの86歳。
飯田さんは時代に翻弄され、想像を絶する過酷な人生を歩んで来た。
大東亜戦争、BC級戦犯、スガモプリズン、原子爆弾、サリドマイド、薬害C型肝炎…
私たちが教科書や新聞・TVで知っているつもりの“昭和の闇”の数々と対峙せざるをえなかった飯田さんは、時代や社会、家族、そして自分自身とどう向き合い、どんな選択をして来たのか?
過酷な運命に真っ向から立ち向かい続けた「飯田進」という人格は、緊迫を増す社会状況の中、平成に生きる私たちとって、オルタナティブな指針となりうるのではないだろうか。
ストーリー
現在、横浜で一人暮らしをしている飯田さんは、青年時代の全てを戦場と牢獄で過ごしてきた。あまりに過酷なニューギニア戦線の実態やBC級戦犯として裁かれた事件の真相、そして戦後60余年に渡り問い続けた「戦争」を後世に伝えようと、今も執筆活動に励んでいる。
そんな飯田さんのもう一つのライフワークは障害児童福祉。きっかけは長男のサリドマイド薬害による被害。スガモプリズンから釈放された後、“遅れてきた青春”を謳歌していた矢先のことだった…。
昭和八十四年(2009年)となった現在もなお、懸命に模索を続ける飯田さんの姿を追った。
スタッフ
構成・演出:伊藤 善亮
企画・撮影:若尾 泰之
制作・取材:林 昌幸
音楽:乗松 安土 , 鈴木 智昭 , 四谷 聡
MA:協映スタジオ
テーマ曲:pygmy with bitter ends “暗夜航路”
キャスト
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