副王家の一族
原題:I vicerè
2007年/イタリア=スペイン/120分 配給:アルシネテラン
2010年05月28日よりDVDリリース 2009年11月7日(土)、bunnkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!
(C)2009 ALCHEMY/PIX ALL RIGHTS RESERVED.
公開初日 2009/11/07
配給会社名 0934
解説
舞台はヴィスコンティがかつて『山猫』で描いた時代。かつてヴィスコンティもその映画化を望んだといわれる小説を、
10年の歳月をかけ、映画化。激動の波に翻弄されながらも、したたかに生き抜く名門貴族の姿を
『マリー・アントワネット』など、3度に渡ってアカデミー賞を受賞したミレーナ・カノネロによる衣装をはじめ、
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞4部門(美術、衣装デザイン、ヘアメイク、メイクアップ)を受賞した豪奢な世界が彩る。
滅びゆく貴族社会、新しい時代の幕開け、激動の中を生き抜く貴族たち。もうひとつの『山猫』とも言うべき物語が誕生した—
ストーリー
ブルボン王朝支配下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア—。
かつてのスペイン副王の末裔であり、シチリアの名門貴族であるウゼダ家では、
絶大なる権力を持つ極めて封建的な父と、嫡男であるコンサルヴォが激しく対立していた。
遺産相続のために父に失脚させられる叔父、母の死を悼むことなく父と再婚をする叔母。
そして父のために自らの恋をあきらめ、政略結婚をさせられる妹。イタリア統一の時代を迎えてもなお、
したたかに生きる父の生き方を否定しながらも、一族の枠から逃れられないコンサルヴォ。
当主となった彼が一族を守るため、選択する道とは—。
スタッフ
監督・脚本:ロベルト・ファエンツァ『鯨の中のジョナ』
原作:フェデリコ・デ・ロベルト「副王たち」(1894年)
衣装:ミレーナ・カノネロ(『マリー・アントワネット』)
キャスト
アレッサンドロ・プレツィオージ
ランド・ブッツァンカ
クリスティーナ・カポトンディ
グイド・カプリーノ
LINK
□公式サイト□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す