NYAFF2010上映作品 第10回東京フィルメックス・コンペティション部門上映作品

2010年/HD/カラー/123分45秒 製作・配給:シマフィルム

2014年10月25日(土)〜10月31日(金)下北沢トリウッド、1 週間限定上映 2010年11月20日(土)より、ポレポレ東中野・吉祥寺バウスシアターでの公開

(C)2010 SHIMA FILMS

公開初日 2010/11/20

配給会社名 0620

解説


『ニワトリはハダシだ』(01年/森崎東監督)、『おそいひと』(04年/柴田剛監督)、『17歳の風景』(05年/若松孝二監督)、『かぞくのひけつ』(06年/小林聖太郎監督)などコンスタントに注目作を生み出しつづけるシマフィルムが企画・製作・配給を担い、『おそいひと』で世界を賛否両論の渦に巻き込んだ柴田剛がメガホンをとり、まったく新しい京都映画が誕生する。

これまでの「京都」という概念を大きくはみ出した、奇想天外&リアルな視線から展開するハイパーアクションムーヴィー!それが『掘川中立売』(ホリカワナカタチウリ)だ!! 

現代の京都の街—突如として、式神vs妖怪の奇妙奇天烈なバトルが勃発した!
世界の「悪意」が妖怪となって跋扈し、妖怪をたたきのめして「悪意」を中和する役割を持つ式神が現れる。
京都特有の迷路的路地や異空間の入り口のような風景が、異次元世界の戦場へと変貌し始める……。

キャストは、関西アンダーグラウンドシーンを牽引するバンド「オシリペンペンズ」のヴォーカル・石井モタコ、山下敦弘作品やケラリーノ・サンドロヴィッチ作品などの怪演で異彩を放ちつづける俳優、山本剛史をはじめ、超個性的な面々が勢揃い。
『かぞくのひけつ』の桂雀々、『仁義なき戦い』の志賀勝、関西限定カリスマリポーター・タージンなどの渋い面々が画面を引き締める。

デヴィッド・リンチを敬愛し、アレハンドロ・ホドロフスキーを心の師と仰ぐ柴田剛が、唯一無二の“マジックリアリズム・ワールド”を今、解き放つ!

ストーリー



大妖怪・加藤 the catwalk ドーマンセーマンは地球侵略を画策
していた。それを察知し密かに地球へ降り立った宇宙警備隊のリーダーは、
京都で安倍と名乗り、陰陽師として人々に畏れられる存在となった。安倍は加藤の陰謀を阻止すべく、社会の片隅で遁世する信介(ヒモ)とツトム(ホームレス)に白羽の矢を立てる。加藤による計画の鍵を握るのは、俗に言う「正義感殺人事件」の犯人、寺田。彼の存在が世界中の“悪意”を呼び寄せ増幅してしまうことで、人々は我を失い、次々に妖怪化していってしまうのだった。そして、安倍により式神に仕立てあげられた信介とツトムは、たった二人で妖怪化した民衆を相手に出陣する!

スタッフ

製作統括・プロデューサー:志摩敏樹
監督:柴田剛
脚本:松永後彦・柴田剛
撮影:高木風太
編集:酒井力
美術:金林剛
音楽:neco眠る、あらかじめ決められた恋人たちへ、SUPERDUMB、DEADPHONE 
RATVILLE、Killa Sista、ELEKTRO HUMANGEL、ABRAHAM CROSS、ヨコヤマヒデキ、手ノ内嫁蔵

キャスト

榎信介:石井モタコ
ツトム:山本剛史
寺田:野口雄介
サエ:清水佐絵
阿部:堀田直蔵
きらら:祷キララ
オニ三郎:とろんとろん
カトー・ザ・キャットウォーク・ドーマンセーマン:モンチ
越智:桂雀々
ノブオ:石橋チャベ太郎
保護司:住田雅清
上司:タージン
加藤金融商会社長:志賀勝

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