原題:autumn adagio

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2010年/日本/カラー/HD/70分/ 配給:ゴー・シネマ

2012年09月07日よりDVDリリース 2011年11月26日(土)より ユーロスペースほか全国順次ロードショー

(C)2009 Autumn Adagio Film Committee

公開初日 2011/11/26

配給会社名 0943

解説


アラフォー世代だけではなく、アラサー世代、アラフィス世代の全女性たち必見の映画『不惑のアダージョ』が、この秋公開する。本作は、ゆうばり国際映画祭で初上映後、ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード入選、ローマ国際映画祭など、数々の国際映画祭で絶賛されている。
四十を迎え、更年期に思い悩む修道女が主人公。 性、母と子、恋愛、老い、など、女性たちが人生を生きるうえで、必ず訪れる心身の変化、葛藤する現実が、一人の女性を通じて、柔らかく格調高く描かれている。
監督は、本作が長編初となる井上都紀(いのうえ・つき)。短編『大地を叩く女』でゆうばり国際映画祭2008オフシアター部門グランプリを受賞し、映画祭支援にて本作を製作。 映画監督や映画評論家の応援者も多く、次回作が期待される、若手監督の一人だ。
主人公を演じるのは、アーティストへの楽曲提供でも知られる、ミュージシャンの柴草玲。劇中ではピアノやアコーディオン等あらゆる楽器を演奏し、本作の音楽も担当している。
また、映像では初のバレエダンサー役として、西島千博が特別出演し、オリジナルのダンスを披露している。主人公の演奏とともに、繰り広げられるダンスシーンは圧巻。 「こんなにロマンティックなバレエシーンは観たことがない」と、海外映画祭で評された。
晩秋の美しい紅葉を背景に、情感豊かな音楽、 過去日本映画では描かれることがなかった題材を、叙情的に見事に映像化した、誰しもの心に染みる人間ドラマの秀作。
女性だけではなく、ぜひ男性の方にも観て頂きたい映画だ。

ストーリー


若き日に神へ身を捧げたシスター。
教会でオルガンを弾き、静かで穏やかな日々を過ごすなか、彼女は人よりも早く更年期を迎えようとしていた。
ある日、バレエ教室のピアノ伴奏を頼まれ、引き受けることに。その出来事をきっかけに、彼女の心に変化が訪れていく・・・。

スタッフ

監督・脚本・編集:井上都紀
撮影:大森洋介
照明:林万里江
録音:宋晋端 
支援:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会/㈱スカパーJSAT

キャスト

柴草 玲
千葉ペイトン
渋谷拓生
橘 るみ
西島千博(特別出演)

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