原題:Une Nuit Blanche/ A White Night

フランス・リヨンの橋の上、たった1日だけのラブロマンス。

第14回釜山国際映画祭アジアの風出品作品

2009年/日本/カラー/84分/ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2009年12月25日よりDVDリリース 2009年9月19日(土)より新宿武蔵野館他全国ロードショー

(C)「白夜」製作委員会

公開初日 2009/09/19

配給会社名 0025

解説


撮影はリヨン(フランス)でのオールロケで2009年1月8日から1月17日まで、「まゆ毛が凍るほど寒かった」(眞木)という厳寒の中行われました。
監督からの指示で、初めて出会った空気感を作るため、眞木大輔と、吉瀬美智子が初めて顔を合わせたのは、2人の初めての撮影シーンの現場だったという。
出会って1日限りの男女の2人の空気感にこだわり続けた本作。だからこそ、2人から紡ぎだされる会話劇からは、純度の高い心の動きや自分自身との対峙の変化などが染みてくる。さらに「自分も一人で海外生活をしていたので、その時の想いや孤独感、その時に出会った女性との出来事を思い出して、立夫と照らし合わせた」と語る眞木大輔は、パフォーマーとしての生命線である体型を崩し、バックパッカーとしての体型や表情作りにも徹底的にこだわって撮影に挑みました。
2人の芝居のみで構成される本作は、ファンにとっても衝撃の濃厚キスシーンも披露しています。

ストーリー

フランス・リヨンに単身赴任した別れた恋人に「リヨンの橋の上で、待っています」と手紙を送り、勢い任せに日本を飛び出し、まさに今、リヨンに到着したばかりの相沢朋子(吉瀬美智子)と、バックパッカーとして海外を放浪するが何も見つからずに無一文になり明日発の日本行きの飛行機のチケットと小銭しか持っていない木島立夫(眞木大輔)が、フランス・リヨンの橋の上で偶然出会った。
「その男は絶対来ない」という立夫に対して、はじめは立夫に不信感を抱く朋子だったが、お互いの人生観や価値観を語りあう中で次第に惹かれていく。
しかし、立夫はその日の夜22時に出発するパリ行きの電車にのらなければ明日の帰国には間に合わない。初めて自分の意思で過去、現在、そして将来と向き合った者同士。日本から遠く離れたフランス・リヨンで2人の心は近づきはじめるが…。

スタッフ

原案・脚本・監督:小林政広
製作:「白夜」製作委員会

キャスト

眞木大輔
吉瀬美智子

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