モウ……イイカイ…… 何が起こるか分からない、午前3時の危険な遊び

2009/日本/カラー/ステレオ 配給:ジョリー・ロジャー

2009年5月23日よりシアターN渋谷他順次ロードショー

©2009「ひとりかくれんぼ劇場版」製作委員会

公開初日 2009/05/23

配給会社名 0903

解説


「リング」(1998)「呪怨」(2003)「着信アリ」(2004)
……そして2009年、ジャパニーズホラーの再来

昔から子供たちの間で伝えられてきた「こっくりさん」。
霊を呼び出すことで、あの世とこの世を繋げてしまう悲劇……「一人でもできる」「ネット上で誰かと一緒にできる」ことが若者たちに受け、「現代のこっくりさん」として、この危険な遊びは一気に広まった。2ちゃんねるやブログにやり方や体験談が続々と書き込まれるやいなや、その恐怖は日本中に飛び火—。2008年にはオリジナルDVDが発売され大ヒット。そして2009年、満を持しての映画化となった。失踪した生徒を探し求めるうちに恐ろしい真実に迫ってゆく教師・涼子にはNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」で女優としての頭角を現し、準主役を務めた映画『口裂け女2』ではジャパニーズホラーのヒロインとして魅力を開花させた川村ゆきえ。映画初主演作となる本作で我々を恐怖の新境地へ誘う—。そして“ひとりかくれんぼ”の持つ闇に引き込まれていく孤独な女子高生・りつ子には第9回全日本国民的美少女コンテストでグランプリとマルチメディア賞をW受賞し、モデルとしても活躍中の河北麻友子。そして、その同級生・相川には第4回D-BOYSオーディションでグランプリを受賞し、「炎神戦隊ゴーオンジャー」でゴーオングリーンとしてブレイクした碓井将大と、人気・実力を共に兼ね備えた若手俳優陣がその魅力をホラースクリーンの中で開花させている。

〜ひとりかくれんぼの遊び方〜

材料:人形・米・赤い糸・縫い針・刃物・コップ一杯の塩水
①ぬいぐるみの腹を裂いて綿を抜き、米と自分の爪を詰め、赤い糸で縫い合わせる。
②午前3時に「最初の鬼は○○(自分の名前)」とぬいぐるみに向かって3回言う。
③風呂場に行き、ぬいぐるみを風呂桶の中に入れる。
④部屋に戻り、家中の電気を全て消してテレビだけをつける。
⑤目をつぶり10数えたら、包丁を持ってぬいぐるみの処へ行き、「○○(ぬいぐるみの名前)見つけた」と言って包丁をぬいぐるみに刺し、「次はあなたが鬼」と言って、すぐに隠れる。
終了方法:塩水を少し口に含んでから出て、塩水を人形にかける。ぬいぐるみを探す間は心霊現象に遭遇するとされるが、何があっても口の塩水を吐いてはいけない—。

ストーリー




そのルールは決して破ってはいけない—。

電気が消されており薄暗い部屋、パソコンモニターの明かりが部屋を照らす……
「投稿者・ゴトー 一緒にやる人募集します 制限時間は2時50分まで」
「投稿者・マヤ 誰かの足音が聞こえます」
「投稿者・沼 怖い……ギブ寸前」
深夜にひっそりと行われる“ひとりかくれんぼ”
ルールに従っていくと、様々な怪奇現象が起こると言われ、その噂はみるみる拡大—。深夜の掲示板には毎夜多くの参加者が集っていた。

そして、涼子(川村ゆきえ)の担任するクラスの生徒・りつ子(河北麻友子)もまた、両親が離婚した孤独からこの危険な遊びにハマっていく—。

ある日、人を呪い殺せるルールがあるという噂を聞いたりつ子は、父親を殺したいと話す同級生の相川(碓井将大)に一緒にゲームをやろうと持ちかける。しかし、異様な雰囲気を感じた相川はりつ子の制止も聞かずに途中で帰ってしまったのだ……。
その翌日、学校に行ってみると、りつ子は謎の失踪を遂げていた。
行方を捜すべく、りつ子の家に駆けつけた涼子がそこで見つけたのは“ひとりかくれんぼ”のやり方が書かれた一枚の紙—。
失踪と“ひとりかくれんぼ”の関連について探っていくうちに同僚の里美(生井亜実)までもが犠牲に……、そしてその恐怖は涼子の元へも—。

スタッフ

監督:山田雅史
脚本:山田雅史・宮本武史

主題歌:Kagrra,「咒葬」

撮影:笠真吾
照明:三谷拓也
録音・音楽:弥栄裕樹
美術:西村立志
編集:山田雅史
助監督:河上健太郎
制作担当:中嶋啓介
衣装:片本晶子
ヘアメイク:小林あやめ 
特殊メイク:大竹敦子
ラインプロデューサー:菊地正和

製作:大橋孝史・小林洋一
プロデューサー:磯田修一・上野境介・宇田川和恵
制作プロダクション:トルネード・フィルム
配給:ジョリー・ロジャー

キャスト

川村ゆきえ
河北麻友子
碓井将大
湯沢勉
久保田ゆず
和川未優
松田祥一
麻亜里
生井亜実

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