ハマちゃん&スーさんは永遠に不滅です! 日本映画の金字塔シリーズ、ついにクライマックスへ!

2009年/日本/カラー/??分/ 配給:松竹

2010年05月08日よりDVDリリース 2009年12月26日、全国ロードショー

公開初日 2009/12/26

配給会社名 0003

解説


シリーズ開始から22年、通算22作
日本映画の金字塔、ついにクライマックスへ!

1988年、「平成」と共に産声をあげた映画『釣りバカ日誌』が、シリーズ開始から22年、通算22作目となる今年、ついにファイナルを迎えます!!

一流企業・鈴木建設の経営者として、時代の現実に直面し悩むスーさんこと鈴木一之助(三國連太郎)。一方、現実とは全く無縁で、我が道を突き進み、趣味の釣りと家庭をこよなく愛する万年ヒラ社員・ハマちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)。この両極の二人が織り成す物語に、みな共感し、笑い、生きる希望を見出してきました。

また、このシリーズは、楽しい笑いの中にも、バブル景気、環境破壊問題、ゼネコン疑惑、定年後の再雇用などサラリーマンを取り巻く様々な社会情勢の変遷、折々の世相を盛り込み、時代の流れをスクリーンに映し出してきました。

時代と共に歩みながら、色褪せることのないその面白さで、皆様に愛され、日本映画を代表する長寿シリーズとなった映画『釣りバカ日誌』。
記念すべきファイナルの舞台は、シリーズ初となる北海道に決定!
中標津町、厚岸町など道東の豊かな大自然の中で、ハマちゃん&スーさんのゴールデンコンビが大活躍します!

今回のゲストにはスーさんの亡き親友の娘で料亭の女将・葉子役に松坂慶子、葉子の娘で北海道で獣医をしている裕美役に吹石一恵、裕美の恋人・俊介役に塚本高史が豪華競演、ドラマを盛り上げます。

メガホンを取るのは、『釣りバカ日誌14』から演出を手掛ける朝原雄三監督です。

ストーリー





ハマちゃんが不況を救う!
仕事のご褒美は、北海道への釣り旅行?
スーさん、旅の本当の目的とは…!?

リストラに倒産、不況の波は一流ゼネコン・鈴木建設にも押し寄せていた。近年の業績悪化で、会長である一之助(三國連太郎)は、業績が回復するまで無期限で、給料を全額返還すると申し出て、堀田社長(鶴田忍)や秋山専務(加藤武)ら役員たちを驚かせる。
その噂は社内外に広まり大騒ぎになり、常にマイペースの伝助(西田敏行)も、みち子(浅田美代子)にはっぱをかけられ、一之助のために一肌脱ごうと奮起し、得意の釣り人脈から、思いがけない大型受注に見事成功する。

厳しい経営状況の中で飛び込んできた明るいニュース。しかもそれが伝助の功績と知り、一之助は密かに喜んだ。会社での関係は会長とヒラ社員だが、釣りの関係では弟子と師匠。今でも悩んだり迷ったりした時には伝助の家を訪れ、酒を酌み交わし、伝助の明るさと前向きさに救われてきたのだ。

「会長賞」をもらった伝助は、一之助のいきつけの小料理屋に招待される。そこで紹介された美人女将・葉子(松坂慶子)は、一之助の亡き親友の娘だという。会社の経営状況、自身の老後や財産分与問題など、悩み多き一之助にとって、優しく労ってくれる葉子やその娘の裕美(吹石一恵)が、実の娘や孫以上に可愛く思えるのだった。

「会長賞」のご褒美は「釣り休暇」。晴れて堂々と会社を休めることとなり、伝助と一之助は、久々に釣り旅行に出掛けることになった。行き先は、裕美が獣医として働く北海道!久しぶりの渓流釣りに向けてやる気まんまんの伝助だったが、一之助には、釣り以外にもうひとつの目的があった。それは、北海道の地に眠る亡き親友、葉子の父の墓参り。経営者として、家庭人として人生の分岐点に立つ一之助は、亡き親友の墓前で、これからのことをじっくりと考えたいという思いがあったのだ。

北海道に到着した一行は、道東の雄大な自然の中、渓流釣りを楽しむ。しかし、旅館に戻ると、葉子から思いがけない相談を持ちかけられる…!?

スタッフ

原作:作・やまさき十三、画・北見けんいち(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
監督:朝原雄三
脚本:山田洋次、朝原雄三
企画協力:日本映像(株)  
協力:小学館
製作・配給:松竹株式会社

キャスト

西田敏行
三國連太郎
浅田美代子
松坂慶子
吹石一恵
塚本高史
ほか

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