ベルサイユの子
原題:Versailles
第61回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門正式出品
2008年/フランス/カラー/113分/ 配給:ザジフィルムズ
2009年11月27日よりDVDリリース 2009年5月2日、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
公開初日 2009/05/02
配給会社名 0089
解説
観光客で賑わうパリ郊外の世界遺産、ベルサイユ宮殿。17世紀フランスの繁栄の証であるその宮殿のはずれに、現在多くのホームレスが棲んでいるのを、あなたはご存知でしたか?
第61回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門に出品され、静かな感動の渦で上映会場を包み込んだ本作は、社会からドロップアウトして生きてきた男が、見知らぬ5歳の子供の世話をする羽目になるところから始まります。すべてを諦めたかのような男・ダミアンと、幼な過ぎてまだ何も分からない子供・エンゾ。
ふたりの間には、いつしか本当の親子以上の情愛が生まれるのでしたが・・・。
主演は、2008年10月、37歳の若さで惜しくもこの世を去ったギョーム・ドパルデュー。繊細さゆえに波乱万丈の人生を送った実生活と、ピタリと重なるダミアン役は、代表作の一本と讃えられることでしょう。また、エンゾ役マックス・ベセット・ド・マルグレーヴの、天使が舞い降りたかのような愛らしさ、健気さ、奇跡的な演技に心揺さぶられ、涙を止めることができません。
監督は、脚本家として活躍し、これが監督デビューのピエール・ショレール。
ストーリー
スタッフ
監督・脚本:ピエール・ショレール
キャスト
ギョーム・ドバルデュー
マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ
オーレ・アッティカ
パトリック・デカン
ジュディット・シュムラ
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