原題:THE WRESTLER

全世界の映画賞54冠!

2008年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞 2009年ゴールデングローブ賞 主演男優賞、主題歌賞受賞 2009年第81回アカデミー賞 主演男優賞、助演女優賞2部門ノミネート

2008/アメリカ、フランス/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/R-15 配給:日活

2009年6月13日(土) シネマライズ、TOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほかにて全国ロードショー

(C) Niko Tavernese for all Wrestler photos

公開初日 2009/06/13

配給会社名 0006

解説


 本作は、2008年ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞を皮切りに全世界の映画賞を総なめ、またアカデミー賞では主演男優賞と助演女優賞の2部門にノミネートという快挙を達成し、世界中の映画ファンの注目を集めている。
金、家族、名声をも失った元人気プロレスラーのランディ。肉体の限界という悲哀を背負った中年プロレスラーにミッキー・ロークは自身の波乱万丈な人生を投影させ、観客の心を揺さぶる魂のパフォーマンスをみせる。そんな彼を脇で支えるのは、『いとこのビニー』のオスカー女優マリサ・トメイ。不器用な主人公を不器用に愛することしかできないストリッパーを好演。主人公の娘役には繊細な演技で魅了する個性派エヴァン・レイチェル・ウッド。監督は、『π(パイ)』、『レクイエム・フォー・ドリーム』で脚光を浴びたダーレン・アロノフスキー。さらに、ロークと親交のあったブルース・スプリングスティーンが主題歌を提供している。
 誰も避けることの出来ない老いと孤独。迫りくる死の影。その足音を間近に感じながらも、自分が最も輝ける舞台に舞い戻っていくランディの生きざまは、哀しく美しい。そう痛烈に感じさせるランディの勇姿には、誰もが盛大な拍手を送らずにはいられないだろう。

ストーリー





人気レスラーだったランディ(ミッキー・ローク)は、今ではスーパーでアルバイトをしながら、かろうじてプロレスを続けている。ある日、長年のステロイド使用が祟り、心臓発作を起こしてしまう。「命が惜しければ、リングには立つな」と医者は病院で目覚めたランディに告げる。妻とは離婚し、一人娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)とも疎遠で、ひとりになってしまったランディ。せめて娘との関係だけは修復しようとするが、冷たくあしらわれ、さらに好意をもっていた顔なじみのストリッパー キャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ…。一時は栄華を極めた男が自らの人生を省み、人生とは自分との戦いだと再びリング(=自分が輝ける場所)に立つ! 実生活でも栄光と挫折を経験した男、ミッキー・ロークが自身にオーバーラップするキャラクターを熱演し、世界が絶賛!人生に立ち向かう男の生き様を見せつけるヒューマンドラマとして賞レースには欠かせない注目作。

スタッフ

監督:ダーレン・アロノフスキー
主題歌:ブルース・スプリングスティーン

キャスト

ミッキー・ローク 
エヴァン・レイチェル・ウッド 
マリサ・トメイ

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