フジテレビ開局50周年記念映画

2009年/日本/カラー/??分/ 配給:東宝

2010年01月01日よりDVDリリース 2009年7月18日(土)全国東宝系ロードショー

(C)2009 フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ピー/FNS27社

公開初日 2009/07/18

配給会社名 0001

解説


イタリアロケによる壮大なスケールの映像と美しい音楽。豪華キャスティングと緻密なストーリー。
全てのエンターテインメントの要素が詰まったサスペンス超大作!
 2008年12月16日。イタリア・ローマで、日本映画への大きな挑戦が始まった。この日、日本のテレビ局を牽引する存在でもあるフジテレビの開局50周年記念作品「アマルフィ 女神の報酬」が日本から遠く離れた地・イタリアでクランクインしたのである。
 この50年間で、映画製作においても圧倒的な存在感を残してきたフジテレビ映画。実写映画興行収入第1位に君臨し続ける「踊る大捜査線 THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!」(03年 興収173.5億円)を始めとして、「南極物語」(83年 配収59.5億円)、「子猫物語」(86年 配収54億円)、「踊る大捜査線 THE MOVIE」(98年 興収101億円)、「HERO」(07年 興収81.5億円)、「LIMIT OF LOVE 海猿」(06年 興収71億円)など、実写映画興行収入トップ10(09年3月現在)の半分以上をフジテレビ製作の映画が占めている。そのフジテレビが、製作に「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広。企画・プロデュースに「冷静と情熱のあいだ」の大多亮。そして、サスペンス界の名手・真保裕一が今作のために書き下ろしたオリジナル原作を、「容疑者Xの献身」(08年 興収49.2億円)の監督・西谷弘が演出するという、最高のスタッフを招集して開局50周年記念プロジェクトをぶち上げた!
 キャストにも、豪華な顔がずらりと並ぶ。日本映画(実写)においてはタイトルホルダーともいえる織田裕二を始めとして、天海祐希、戸田恵梨香、大塚寧々、伊藤淳史、佐野史郎、そして佐藤浩市。さらには特別出演に福山雅治という、かつてないほどの華やかなキャストが揃い、夏のスクリーンを賑わせます。

 そして、主題歌には“世界の歌姫”サラ・ブライトマンの起用が決定。全世界で1500万枚の売り上げを誇る「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が、主題歌として壮大な世界観を後押しするだけではなく、なんとサラ・ブライトマン本人役で日本映画に初出演も果たしている。
 日本映画で初となるオールイタリアロケによる美しい映像と音楽。そして、先の読めない緻密なストーリー。全てのエンターテインメントの要素が詰まった、邦画のスケールをはるかに超えるサスペンス超大作がここに生まれます!

ストーリー




日本人少女の失踪から始まったイタリア大規模連鎖テロ!
犯人グループの本当の狙いとは……
真実は、世界で一番美しい町にあった——
クリスマス目前のローマ。
イタリアでのテロ予告をうけ、1人の男がイタリア・ローマに降り立った。その男の名は、外交官・黒田康介(織田裕二)。外務省の上司・片岡(中井貴一)からの命を受け、テロから邦人を守るために派遣されたのだ。
 黒田が赴任する日本大使館では、菊原大使(小野寺昭)、西野参事官(佐野史郎)、外交官の羽場(大塚寧々)や谷本(伊藤淳史)らを中心に、G8外務大臣会合に参加する川越外務大臣(平田満)のイタリア訪問の準備に追われていた。そんな中、きらびやかにライトアップされた町で1人の日本人少女が失踪する。目的は単なる営利誘拐か、それとも少女の誘拐がテロの序章なのか。
 大使館に赴任して間もない研修生・安達(戸田恵梨香)とともに、誘拐事件の通訳を担当することとなった黒田。しかし、少女の母・紗江子(天海祐希)の元にきた犯人からの電話を受けたことで、紗江子の“偽りの夫”として事件に巻き込まれていく。身代金取引自体が違法の国・イタリアで犯人から指定された方法での取引に応じる2人。指定された取引場所は、テルミニ駅、サンタンジェロ城、そしてスペイン広場……。いずれも観光客の多い、人混みだらけの場所であることを不審に思う黒田だが、警察の判断ミスにより警察の介入が犯人グループにばれてしまい取引が中止となってしまう。亡き夫との思い出の地・イタリアで、最愛の娘を誘拐され憔悴していく紗江子は、娘の安全よりも犯人逮捕を優先させたイタリア警察とそれを止められなかった黒田にも不信感を募らせていく。そんな紗江子を支えるためロンドンから彼女に思いを寄せる商社マン・藤井(佐藤浩市)も駆けつける。側で支える藤井の存在に助けられ、紗江子も落ち着きを取り戻していく。
 しかし、警察の包囲網を巧みに撹乱し姿を見せない犯人グループ。一向に進展しない捜査に、悩み苦しむ紗江子。そんな紗江子の姿を目の当たりにし、独断での調査を決意する黒田。旧知の仲のフリーライター佐伯(福山雅治)の力をかり調査を進めるが、外交官には捜査権限がないため、独断で調査を進める黒田の行為に対し、イタリア警察から内務省を通じて越権行為とのクレームが入ってしまう。組織の体裁よりも“邦人を守るのが仕事”という信念を貫き通そうとする黒田は、次第に大使館内で孤立していく。やがて、少女の誘拐事件は、イタリア大統領やG8首脳、そして“世界の歌姫”サラ・ブライトマン(本人)をも巻き込み、イタリア全土を襲う大規模連鎖テロへと発展していく……。
 様々な思いが交錯する中、黒田は事件の鍵がイタリア南部の美しい港町・アマルフィにあることを突き止める。
果たして犯人の目的とは。そして外交官・黒田が見出した事件の全貌とは——。

スタッフ

原作:真保裕一「アマルフィ」(扶桑社刊)
監督:西谷 弘
主題歌:サラ・ブライトマン「タイム・トゥ・セイ・グッバイ(ソロ・ヴァージョン)」(EMIミュージック・ジャパン)
製作統括:豊田 皓
製作:堀口壽一/島谷能成/高田佳夫/尾越浩文/杉田成道/永田芳男
エグゼクティブプロデューサー:亀山千広
企画・プロデュース:大多 亮

プロデューサー:臼井裕詞/和田倉和利
ラインプロデューサー:森 賢正/森 徹
音楽:菅野祐悟
撮影:山本英夫
照明:小野 晃
プロダクションデザイナー:種田陽平
整音:瀬川徹夫
録音:藤丸和徳
アートディレクター:赤塚佳仁
編集:山本正明
スクリプター:藤島理恵
選曲:藤村義孝
音響効果:大河原 将
VFXプロデューサー:大屋哲男
監督補:池上純哉
助監督:安立公良
製作担当:千綿英久

製作:フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ピー/FNS27社
制作プロダクション:シネバザール
イタリアロケーション制作協力:エム・キューブ
Supported by NTTドコモ
配給:東宝

キャスト

黒田康作:織田裕二
矢上紗江子:天海祐希
安達香苗:戸田恵梨香
藤井昌樹:佐藤浩市
羽場良美:大塚寧々
谷本幹安:伊藤淳史
菊原清文:小野寺昭
川越亘:平田満
西野道生:佐野史郎
片岡博嗣:中井貴一
本人:サラ・ブライトマン
佐伯章吾:福山雅治

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