笑う警官
角川春樹が警察内部の闇に挑む!? 警察小説のパイオニア『笑う警官』、ついに映画化!!
2009年/日本/カラー/??分/ 配給:東映
2010年05月21日よりDVDリリース 2009年11月14日より全国ロードショー
(C)2009「笑う警官」製作委員会
公開初日 2009/11/14
配給会社名 0004
解説
北海道警を舞台に50万部を超える人気「道警シリーズ」の第1作にあたる小説『笑う警官』 (ハルキ文庫)が。ついにこの秋、撮影開始!!
原作者の佐々木譲は、『警官の血』が「2008年版このミステリーがすごい!」で1位に選ばれ、第138回直木賞にもノミネートされた実力派人気作家。『笑う警官』は2002年に実際に起こった北海道警察の組織ぐるみの汚職事件をヒントに、警察内部の腐敗した闇に対してメスを入れる、骨太な社会派小説である。また、『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞を受賞した今野敏の「隠蔽捜査」シリーズ、映画化もされた雫井脩介の『犯人に告ぐ』といった昨今の「警察小説ブーム」の先駆、かつ金字塔といえる作品である。
物語は、札幌市内のアパートで女性の変死体が発見されたことで始まる。すぐに元交際相手の巡査部長・津久井に容疑がかけられ、さらには異例の射殺命令までもが!この一連の流れに違和感を感じた所轄の警部補・佐伯は、信頼できる仲間を集め、秘密裏にアンダーグランドな捜査を行う。その結果、彼らは北海道警察内部の闇に踏み込んで行く・・・。
クールな外見に情熱を秘めた主人公の警部補・佐伯に、『ハゲタカ』(NHK土曜ドラマ)等で、抜群の演技力を見せ、注目を集める大森南朋。角川監督も、「繊細さと男の色気を併せ持つ、新しいタイプの役者」と絶賛。原作とは違う、映画オリジナルの佐伯を演じる。自らの正義感と情熱で、佐伯らアンダーグランドな捜査に合流する警官・小島に松雪泰子。道警汚職の鍵を握り、射殺命令が出される警官・津久井に宮迫博之。佐伯を慕う新人刑事に忍成修吾。佐伯を支えるベテラン刑事に螢雪次朗。発端となった事件の担当から外され、佐伯らに合流する所轄の刑事に野村祐人、そして伊藤明賢。佐伯らに信頼され秘密の捜査拠点を提供するバーのマスター役に大友康平。その他、多彩で魅力的なキャストが多数出演する。
『笑う警官』は、製作総指揮を執る角川春樹が、11年ぶりにメガホンをとる。11年ぶりの監督にも、「全く心配がない」と言い切り、さらに脚本も手がけるなど、本作にかける意気込みがうかがい知れる。本作を映画『LAコンフィデンシャル』のような「上質で大人な人間ドラマを描いた作品」にすると語る一方、テレビドラマ『24 -TWENTY FOUR-』に代表される「タイムリミットサスペンスのような緊迫感」を併せ持つ作品にしたいと語る。また、角川監督を支えるのは、仙元誠三(カメラマン)、渡辺三雄(照明)の名コンビ。
『笑う警官』は、9月18日クランクイン、11月上旬クランプアップ、2009年秋以降、全国公開の予定。
ストーリー
物語は、札幌市内のアパートで女性警察官の変死体が発見されたことで始まる。
すぐに元交際相手の巡査・津久井に容疑がかけられ、さらには異例の射殺命令までもが発令される。
この一連の流れに違和感を感じた所轄の警部補・佐伯は、信頼できる仲間を集め、秘密裏にアンダーグランドな捜査を始める。
その結果、彼らは北海道警察内部に隠された闇に踏み込んで行くのだった。
彼らの信じた「警察の正義」が次々と裏切られて行くなかで、彼らは一体、何を信じていくのか・・・。
スタッフ
原作:佐々木譲 (ハルキ文庫)
製作・監督・脚本:角川春樹
キャスト
松雪泰子
宮迫博之
大友康平
忍成修吾
蛍雪次朗
野村祐人
伊藤明賢
鹿賀丈史
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