原題:Cape No.7 / 海角七號

台湾で世代を超えて空前のヒットを 記録した話題の映画が遂に日本上陸!

第4回アジア海洋映画祭イン幕張正式上映作品・グランプリ作品「海角七号」

2008年8月22日台湾公開

2008年/台湾/130分/カラー/シネマスコープ/Dolby SR/台湾語・北京語・日本語 配給:ザジフィルム、マグザム

2010年06月25日よりDVDリリース 2009年12月26日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開!

(C)2008 ARS Film Production. All Rights Reserved.

公開初日 2008/09/05

公開終了日 2008/09/07

配給会社名 0989

解説


時が流れても、心に残る歌がある。
遠く離れても、忘れられない人がいる。

懐かしくて、新しい。
あらゆる世代を魅了した、台湾映画史上、歴代第一位の大ヒット作、遂に日本上陸!

過去と現代、日本と台湾を繋ぐのは、今はない住所“海角七号”宛ての、届かなかった七通の手紙…。

心に沁みる、あたたかな想い。
切ないノスタルジーがあなたの胸を締めつける、至福のエンディングへ!

「あなたはハイジャオ・チーハオ(海角七号)を観ましたか?」。そんな言葉が地元・台湾では挨拶代わりになるほどの社会現象を巻き起こした話題の映画『海角七号/君想う、国境の南』が遂に日本に上陸します。2008年8月に台湾で公開されて以来、日毎に動員数を伸ばし5億3千万元を超える興収を上げ、台湾映画としては史上ナンバーワン、外国映画を含めても『タイタニック』に次ぐ歴代二位の記録を打ち立てた空前の大ヒット作です。
監督・脚本は、今は亡き名匠・エドワード・ヤン(「ヤンヤン夏の想い出」)に師事し、これが長編映画デビュー作となるウェイ・ダーション(魏徳聖)。出演は、台湾ポップス界の人気スターで、映画初主演のファン・イーチェン(范逸臣)、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」等での助演を経て、初の大役に抜擢、本作でアジアを代表するスターの一人となった日本人女優・田中千絵。“地上で最も優しい歌声”と称される歌手・中孝介が本人役、物語のキーとなる日本人教師役の二役で出演しているのも話題です。

♪童は見たり、野なかの薔薇…。唱歌として馴染み深いシューベルトの「野ばら」の日本語による合唱が浜辺に響き渡り、観る者を郷愁と感動に包み込む至福のエンディングに、流れる涙を抑えることが出来ません。

ストーリー



台北でミュージシャンとして成功する、という夢に破れ、台湾最南端に位置する故郷・恒春に戻った青年・阿嘉(アガ)。南国の陽気に包まれ無気力な日々を過ごしていたが郵便配達の仕事をあてがわれた。阿嘉(アガ)は宛先不明の郵便物の中に、“海角7号”宛の小包を見つける。同封されていたのは60年前、敗戦によって台湾から引き揚げる日本人教師が、愛しながらも別れなければならなかった台湾人女性を想って、船上で綴った七通のラブレターだった。だが、今は存在しない日本統治時代の住所を知るものは誰もいなかった。そんな、ある日、阿嘉(アガ)は日本人歌手・中孝介を招いて催される町興しライブの前座バンドに無理矢理駆り出された。オーディションで選ばれた他のメンバーは少女から老人まで。即席の寄せ集めで練習もままならず、やる気のない阿嘉(アガ)の曲作りも難航、監督役を務める日本人スタッフ・友子とも衝突してばかりだ。ライブの日は刻々と近づいていた。バンドはステージを無事務められるのか?60年前の手紙は宛名の女性に届くのか?南の空に虹がかかる時、小さな奇跡が起こる…。

スタッフ

監督・脚本:魏徳聖(ウェイ・ダーション)
音楽:呂聖斐(リュ・ションフェイ)、駱集益(ルオ・ジーイー)
撮影:秦鼎昌(チン・ディンチャン)

キャスト

范逸臣(ファン・イーチェン)
田中千絵
中孝介
林暁培(シノ・リン)
梁文音(レイチェル・リャン)

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