半身反義
東京オリンピック、大阪万博・・・高度成長の昭和を映した男×平成の女性映像作家 二つの視点が交錯する、異色ドキュメンタリー!
2007年あいち国際女性映画祭/田辺・弁慶映画祭 2008年ロッテルダム国際映画祭招待作品
2007年/日本/カラー/90分/ 配給:パウダールーム
2008年7月5日(土)より、池袋シネマ・ロサにてレイトショー
公開初日 2008/07/05
配給会社名 0962
解説
東京オリンピック、大阪万博・・・高度成長の昭和を映した男 × 平成の女性映像作家
東京オリンピックや日本万博の記録映画に関わった演出家、山岸達児氏の姿を通して、高度成長をとげた戦後の日本社会に対する、若い世代の興味と疑問、そして世代を越えた心の触れあいを描く。
<ドキュメント×フィクション、交錯する2つの視点>
ドキュメント部分と、イメージ映像で構成することによって、老いや病、死といったリアルな現実を観客に見せつけるだけでなく、その中にあっても、心の自由をもつこと、イメージをもつことが生きることに結びついていることを、斬新な手法で表現。
<次代を担う実力派スタッフが集結!>
イメージ部分の撮影は、辻智彦。大浦信行監督「日本心中」、若松孝二監督「17才の風景」「実録・連合赤軍」を手がけた俊英が、独特の世界観を映像に焼き付けた。
ストーリー
「東京オリンピック」(1965年・監督部)、「日本万国博」(1971年・監督)などの演出家・山岸達児が、2003年春に脳梗塞で倒れた・・・。映画は、奇跡的に意識が回復したものの、半身不随になってしまった山岸に、女性映像作家・竹藤佳世がカメラを向けるところから始まる。 老いや病、入院生活など、その厳しい現実問題に直面しながらも、山岸はまだ映画を撮りたいと告白する。二人はカメラを通して、山岸が生きてきた「昭和の記憶」を蘇らせようとする。それはかつて夢と希望の象徴だった「未来」のイメージの源泉をたどる旅でもあった。男と女、老人と若者、見る者と見られる者・・・現実にがんじがらめにされた「半身」は「心の自由」を取り戻せるのか?
スタッフ
プロデューサー・監督・脚本・編集:竹藤佳世
撮影:辻智彦
照明:大久保礼司
美術:萩原タクジ
衣装:竹内陽子
メイク:別所瞳
撮影助手:戸田義久、下澤和寛
制作助手 :河野建治
演出助手:小沢ともみち、塩原澄子、吹田裕一
音楽:遠藤晶美
サウンドデザイン:AO(SORTO&NODO)
MA :高田義紀
キャスト
山岸達児
西島英男
西宮ゆき
加島凱
ア カ ナ
竹藤佳世
日本電子専門学校のみなさん
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