砂の影
わたしはここにいて、どこにもいない。
第37回ロッテルダム国際映画祭Sturm und Drang部門正式出品作品
2008年/日本映画/8mm→デジタル/76分/ステレオ 配給:スローラーナー
2008年06月27日よりDVDリリース 2008年2月2日(土)より、ユーロスペースにてレイトショー!
(C)『砂の影』製作委員会
公開初日 2008/02/02
配給会社名 0048
解説
この作品は、全編を8mmフィルムで撮影された。名キャメラマンたむらまさきは、初めて小さな8mmキャメラを回し、菊池信之は、映画に充満する全ての音を作り上げた。
渡邊琢磨は、デヴィット・シルヴィアンのワールドツアーから戻ると、すぐに甘美な音楽を演奏した。慟哭するヒロイン、ユキエを演じたのは、江口のりこ。
彼女を愛する2人の男に、ARATAと劇団ポツドールの米村亮太朗。矢吹春奈、光石研、山口美也子らが、その脇を固めている。彼女たちは、あの蒸し暑い夏、カメラのシャッター音が響くビルの一室で演じたのだ。甲斐田監督、5年ぶりの新作。
そして、8mm作品ながら海外の国際映画祭への出品も決定した作品です。
ストーリー
彼女は、影のように暮らしていた。婚約者の幻影と。それで蜜月だった。2人は、抱き合い、唇を重ね、踊る…。同僚のうるさいお喋りも、煩わしい大家も、誰も彼女を邪魔することはできなかったのだ。ひとりの男が、彼女の“部屋”に入ってくるまでは…。
スタッフ
脚本・監督:甲斐田祐輔
企画・プロデュース:越川道夫
製作:滝口雍昭 山下暉人
プロデューサー:矢部浩彦、米山加奈子
撮影:たむらまさき
照明:平井元
音響:菊池信之
編集:大重裕二
音楽:渡邊琢磨( combo piano)
特別協力:Kodak IMAGICA
製作:『砂の影』製作委員会
制作・配給:スローラーナー
キャスト
江口のりこ
ARATA
米村亮太朗
矢吹春奈
鈴木卓爾
岡部尚
Merii
創太郎
足立正生
光石研
山口美也子
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