団塊ボーイズ
原題:WILD HOGS
"少年のような大人たち"に贈る!! 人生は一度きり。泣いて、笑って、ジタバタしようぜ!
2007年3月2日全米公開
2007年/アメリカ/カラー/99分/ 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ・ジャパン
2008年07月02日よりDVDリリース 2008年2月9日(土)より新宿バルト9他ロードショー!!!
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ビデオ時に変わった場合の題名 WILD HOGS/団塊ボーイズ
公開初日 2008/02/09
配給会社名 0069
解説
恋も夢も冒険も、いい歳をして何ひとつ諦めきれない大人たちにエールを贈る、《悪あがき》青春映画──「団塊ボーイズ」。2007年3月に全米で公開されるや否や、1億ドル突破の大ヒットを記録し、2007年興行収入ランキングにおいては、「ダイハード 4.0」や「オーシャンズ13」といった作品を押しのけ、堂々とトップ10入り(※)を果たした大ヒット作が、ついに日本に上陸する。(※)2007年11月11日現在
主人公は、とりわけ悲惨な人生を歩んでいるワケではないが、かなり煮詰まった日々にストレスを感じている、どこにでもいそうな中年男4人組。ある日、彼らのストレスは忍耐の限度を越え、衝動的に人生をリセット。ツーリングなんて100年早いクセして、無謀にもハーレーダビッドソンでアメリカ大陸横断3200kmの旅へ!自由の風に意気揚々と…は、初めのうちだけ。中年《イージー・ライダー》の現実は厳しく、魂は「ワイルドに行こう!」と雄叫びをあげるが、すぐに肉体は「ホドホドに行こう!」と弱音を吐く。些細なトラブルは、自業自得で雪だるま式に大きくなり、旅の途中で出会うのは、どいつもこいつも変な奴ばかり。それでも、彼らは前に進み続ける。ただ一つのことを証明するために──「俺たち、まだまだ終わっちゃいないぜ」
“不惑”を過ぎてもメチャクチャ惑い、青春を捨てきれない少年のような大人たち──《団塊ボーイズ》。心のサビを落として、アクセル全開の大暴走…痛快な珍道中に爆笑しつつ、その爽快なカッコ良さに胸が熱くなったら──ブレーキばかりの人生にさよなら告げて、あなたも、心の大冒険へと旅立ちませんか?
アメリカの閑静な住宅街に暮らす、ごく普通の中年男たち4人組。彼らの共通の趣味であり、唯一の楽しみは、週末に愛車のハーレーにまたがって、ツーリングごっこを楽しむことぐらい。だが、実を言えば彼らは、そんな息抜きでは発散できないほど、ストレス満タン状態だった。実業家のウディ(ジョン・トラボルタ)は、自己破産宣告を受け、妻とも離婚したあげく家も失い、人生八方塞がり状態。歯科医のダグ(ティム・アレン)は、日々のストレスでメタボリック街道爆走中のお腹に頭を悩ませ、若い頃は無茶もしたワイルド野郎だった面影は、一切ゼロ。ベストセラー小説を書いて印税生活を夢見る下水配管工のボビー(マーティン・ローレンス)は、執筆に1年間の猶予を妻にもらうも、いつの間にか形勢逆転。一家の大黒柱は妻になり、稼ぎのないダメパパとして、娘にもバカにされる日々を送っていた。さらに、一生に一度の恋がしたいと願い続けて、半世紀あまりも恋愛運に見放され続けている気の毒なパソコンおたくのダドリー(ウィリアム・H・メイシー)は、そんな自分に、ほとほとイヤ気がさしていた。
「俺たちの人生、このままで終わってもいいのか?」そんな彼らの思いが、ある日ついに爆発。突然人生をリセットし、すべてのしがらみから自分を解放して、自由気ままなロード・トリップを決行する。だが、その行く手には、ワイルドすぎる現実と、思いがけぬ冒険が、彼らを待ち受けていた……。
主演は、妻に逃げられ、自己破産までやらかした人生ドン詰まりの実業家ウディ役に、2度のアカデミー賞○Rノミネートに輝くジョン・トラボルタ。メタボリック症候群に怯える元・ワイルド野郎の歯科医ダグ役に、コメディ映画界の名優であり、軽妙な演技に定評のあるティム・アレン。妻におびえ、娘にバカにされる自称小説家の配管工ボビー役には、コメディからアクションまで幅広い演技で観客を魅了するマーティン・ローレンス。そして、運命の恋を夢見るロマンチック天然キャラ爆発のパソコンおたくダドリー役を、コーエン兄弟監督作「ファーゴ」(‘96)でアカデミー賞○R助演男優賞にノミネートされ、数多くの作品で名脇役としてつよい存在感を放つ個性派俳優、ウィリアム・H・メイシーが演じる。なお、本作品には、今もなお語り継がれるロード・ムービーの金字塔、『イージー・ライダー』のピーター・フォンダが、思わずニヤリとさせられる役でカメオ出演しているので、お見逃し無く。
ストーリー
<DAN-KAI団塊ボーイズ>──
それは、恋も、夢も、冒険も、
何ひとつ捨てきれない<少年のようなアナタ大人>のこと。
アメリカの閑静な住宅街。そこには、ごく普通の暮らしと、平凡な幸せに満ち溢れている。週末になれば、そんなおだやかな光景には場違いな集団が姿を現す。ピカピカに光り輝くハーレーにまたがり、黒づくめのバイクスーツに身を包んだ4人組──実業家のウディ(ジョン・トラボルタ)、歯科医のダグ(ティム・アレン)、執筆業に日々専念するボビー(マーティン・ローレンス)、そして、パソコンのスペシャリスト、ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)。日頃の生活からしばし自分を解放し、大好きなバイクにただ身をゆだねて、自由の空気を満喫する大人の週末。たっぷりとリフレッシュした彼らは、戦場である日々の生活へと舞い戻る──なんてものからはほど遠く、4人の男たちは、人生にどっぷり煮詰まっていた。
実業家としてイケイケ人生を歩み続けてきたウディは、ある日突然、自己破産を宣告され、モデルの妻に逃げられ、大きな家も失うという不幸のハットトリックを決められる。 歯科医のダグは、仕事も順調で、ステキな妻と息子に囲まれたごくフツーの人生に、実は息苦しさを感じていた。若い頃は守るものなど何もなく、ただ無鉄砲でいられた自分の面影は、今やどこにもない。ワイルドなのは、日々自由奔放に成長し続けるメタボリックな腹だけだ…。一方、本業は下水配管工だが小説家に憧れるボビーは、1年間の猶予を妻からもらって執筆活動に専念。だが、その間に、生計を支える妻は今や一家の大黒柱となり、家庭での立場は一気に逆転。娘からはダメパパのレッテルを貼られ、まるで粗大ゴミ扱い。そしてまた、パソコンのスペシャリストと名乗るダドリーは、ハッキリ言えば、パソコン好きの超おたく。運命的な恋がしたいと願い続けた彼は、気がつけば半世紀あまりも恋愛運から見放されて独身生活を余儀なくされているだけの、気の毒な男だった。
ある週末、ツーリングとも呼べないお粗末なバイク遊びを終えた4人は、ハーレー仲間が集う仲良しバーで、いつものように差し障りない話題に花を咲かせていた。すると突然、ウディがとんでもない提案をもちかける。 「旅に出てみないか?オレたちだけで、風を切って太平洋まで。1週間ほど、ただ気の向くままに」テンションの高いウディに比べて、ほかの3人の反応はイマイチ。仕事があるし、家族がいるし…。でも、心の底には捨てきれない憧れがあった──何もかも忘れて、ただ自由気ままな旅に出てみたい…。そして彼らはついに、自制心のリミッターを振り切り、歯止めをかけた自分へのアクセルを全開にして、人生をリセットする旅を決行することに。その時の彼らは、完全に初心者同然の自分たちのことを忘れて、気分はすっかり“イージ−・ライダー”だった。ダグは正直、ただノリといきおいだけに身を任せるこの旅を、心のどこかで懸念していた。ボビーは、クリーブランドで便器の講習に出ると妻に姑息なウソをつき、内心ビクビクしながら、この旅にこっそり参加していた。ダドリーはといえば、旅の先に待っているかもしれない運命の恋を期待して、胸躍らせていた。だが、彼がまともにハーレーに乗れたことは、今まで一度たりとてないのだが…。
「この旅にルールはない。計画はなし。西海岸に向かう」言いだしっぺであり、この旅のリーダーを気取るウディは、そう宣言すると、携帯電話を道路に投げ捨てた。もうこれで、誰も俺たちを追って来るものはない。文字通り、すべてから解放されたのだ。
心のエンジンに火をつけた4人の男たちは、まだ知らない。この旅の先に待ち受ける、ワイルドすぎる現実の道のりを……。
スタッフ
監督:ウォルト・ベッカー
製作:マイク・トーリン
ブライアン・ロビンス
トッド・リーバーマン
製作総指揮:エイミー・セイアーズ
シャーラ・サンプター・ブリジット
脚本:ブラッド・コープランド
撮影:ロビー・グリーンバーグ
音楽:テディ・カステルッチ
★イメージソング★『胸の・・・』byウルフルズ
配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
キャスト
ジョン・トラボルタ
ティム・アレン
マーティン・ローレンス
ウィリアム・H・メイシー
レイ・リオッタ
マリサ・トメイ
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