たとえいなくなったとしても、一生忘れない友だちが、一人、いればいい

2008年/日本/カラー/125分/ 配給:ビターズ・エンド

2008年7月26日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー 2008年6月21日(土)よりグランパーク東宝8にて山梨先行ロードショー

(C)「きみの友だち」製作委員会

公開初日 2008/07/26

配給会社名 0071

解説


『痛みと喪失、再生と希望』を描きつづける直木賞作家・重松清の傑作長編を、人間の心の機微まで鋭く軽やかに映し撮る日本映画の名手・廣木隆一が待望の映画化。各方面で熱い支持を受ける原作と、作品世界を包み込む現代の歌い手・一青ようの歌声を得て、もどかしくもあふれるほどの優しさで、かけがえのない心のつながりを結んでいこうとする少年少女たちをみずみずしく描いた感動作。

14歳から20歳までの主人公・恵美を演じたのは映画初主演となる石橋杏奈(第31回ホリプロスカウトキャラバングランプリ)。相手役の由香には『誰も知らない』で凛とした静謐な佇まいで長女・京子を演じた北浦愛。また、『蛇とピアス』の公開も控えブレイク必至の吉高由里子、「純情きらり」が記憶に新しい実力派・福士誠治、モデルや作家としても活躍する華恵や『奈緒子』の柄本時生、『転校生』の森田直幸といった注目の若手が集結しました。

そして中村麻美、大森南朋、柄本明、田口トモロヲ、宮崎美子といった個性派が顔をそろえ、しっかりと脇を支えている。  

ストーリー




20歳になった恵美(石橋杏奈)は、フリースクールでボランティアをしている。そこへ取材に訪れたジャーナリストの中原(福士誠治)に恵美は由香(北浦愛)の話をし始める・・・。
交通事故の後遺症がきっかけで、まわりに壁を作って生きてきた恵美と、幼い頃から体が弱く、学校を休みがちなおっとりした由香。クラスで浮いてしまいがちな二人は、ある日を境にかけがえのない絆を深めていく。また、彼氏が出来たばかりの親友から相手にされないハナ(吉高由里子)、恵美の弟ブン(森田直幸)のクラスメート三好君(山田耕二)、恋心を抱く琴乃(華恵)に振り向いてもらえない佐藤先輩(柄本時生)・・・それぞれが迷いながらも毎日過ごしていく中、由香の体調は日に日に悪化していく——。   

スタッフ

監督:廣木隆一
原作:重松清(「きみの友だち」新潮社刊)
脚本:斉藤ひろし
主題歌:一青窈「つないで手」(コロムビアミュージックエンタテインメント)

キャスト

石橋杏奈
北浦愛
吉高由里子
福士誠治
森田直幸
柄本時生
華恵
中村麻美
大森南朋
柄本明
田口トモロヲ
宮崎美子

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