原題:EDEN

私の料理は、あなたを満たす。

2006年ロッテルダム映画祭観客賞 2006年ペサロ映画祭観客賞

2006年/ドイツ=スイス/カラー/98分/ 配給:ビターズ・エンド

2008年04月23日よりDVDリリース 2007年8月25日(土)、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

公開初日 2007/08/25

配給会社名 0071

公開日メモ 孤高の天才シェフが、平凡な主婦に恋をした。「あなたに食べてほしい。ただ、それだけ」彼の想いは料理に注がれ、その味は人々の舌と心を蕩かせてゆく—。

解説


◆この思い、料理にこめてあなたに伝えたい。
圧倒的支持を集めて2006年ロッテルダム映画祭観客賞を受賞した極上の名作

料理の腕前は超一流だが、他人とのコミュニケーションは人一倍苦手。そんな孤高の天才シェフ・グレゴアが、平凡な主婦エデンに恋をした。だが、口下手な彼に出来るのは、おいしい料理を作ってエデンの胃袋を満たしてあげることだけ。エデンを想う恋心は彼の店の看板メニュー“官能料理”ことエロチック・キュイジーヌにも影響し、その味わいはますます磨きがかり、口にした者たちを魅了していくのだが……。
2006年ロッテルダム映画祭では圧倒的支持を集めて5点満点中4.73という高得点で観客賞を受賞。心に優しく目においしい極上の料理映画がいよいよ日本にやってきます。ほろ苦いスパイスをちょっぴりきかせつつ、味わい豊かに仕上げた大人の恋の物語をどうぞお召し上がりください。

◆鴨、牛、牡蠣、キャビア……映像を彩る魅惑的な料理の数々。
5つ星ホテルの料理長が手がけた、創作料理 “エロチック・キュイジーヌ”

この映画のもうひとつの主役とも言えるのが、映画冒頭から次々と登場する魅惑的な官能料理“エロチック・キュイジーヌ”。このオリジナル料理を手がけたのは、ミシュランで1つ星を獲得している料理人、フランク・エーラーです。グルメガイドブック「GAULT MILLAU(ゴー・ミヨ)」誌にて「今年の発見」「メニュー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、現在は、日本最高のフランス料理専門家であった故・辻静雄が毎年訪れ、その料理を堪能していたという5つ星ホテル「エルププリンツ」のレストランで料理長を務めている凄腕の料理人。「世界で最もクリエイティブな料理人」と評される彼が手がけた創作料理の数々は、空腹中枢を強烈に刺激し、思わず唾を飲み込んでしまうこと必至です。

◆『善き人のためのソナタ』『ドレスデン、運命の日』などで注目を集めるドイツ映画界から現れた
期待の新星ミヒャエル・ホーフマン

初の長編映画『善き人のためのソナタ』でアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクや、『ドレスデン、運命の日』『トンネル』のローランド・ズゾ・リヒター、そして『パフューム ある人殺しの物語』『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァら、数々の若き才能を輩出し世界的に注目されているドイツ映画界から現れた期待の新星が、本作の監督・脚本を務めたミヒャエル・ホーフマン。3作目となる本作では卓抜した演出力と、観る者を心地よく映画の世界に誘う絶妙のストーリーテリング力を発揮し、見事06年ロッテルダム映画祭観客賞、06年ペサロ映画祭観客賞を受賞しました。
個性豊かな俳優たちの存在もこの映画の大きな魅力のひとつ。主人公のグレゴアにはおもに舞台で活躍する演技派であり、ホーフマン監督の前2作にも参加した名優ヨーゼフ・オステンドルフが扮し、恋に不器用な男の心を繊細に表現します。そして、本国ドイツでは彼女を知らない人はいないというほどの国民的人気を誇るシャルロット・ロシュが人妻エデンを演じ、可憐な魅力を放っているのも見どころです。

ストーリー


スタッフ

監督・脚本:ミヒャエル・ホーフマン
撮影:ユッタ・ポールマン
美術:イェルク・プリンツ
衣装:キャロル・ルチェッタ
ヘアメイク:カーティ・ツィンマーマン
録音:ルーディ・グイヤー
編集:ベルンハルト・ヴィーズナー、イザベル・マイヤー
整音:アンスガー・フレーリッヒ、フローリアン・ベック
音楽:クリストフ・カイザー、ユリアン・マース
キャスティング:ズィークリット・エンマーリッヒ
プロデューサー:ミヒャエル・ユングフライシュ、ローベルト・ガイスラー
提供:ビターズ・エンド、博報堂DYメディアパートナーズ
配給:ビターズ・エンド

キャスト

ヨーゼフ・オステンドルフ
シャルロット・ロシュ
デヴィット・シュトリーゾフ
マックス・リュートリンガー
レオニー・シュテップ
レーラント・ヴィーズネッカー

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