50万部に届くベストセラー自叙伝を基に、 石原真理子自らメガホンを取って描く 究極の純愛のかたち そして 人は再生できる——

2007年/日本/カラー/93分/ 配給:シネマ&ポップコーン

2007年11月23日よりDVDリリース 2007年6月16日、銀座シネパトス他、全国ロードショー

©2007「ふぞろいな秘密」製作委員会

公開初日 2007/06/16

配給会社名 0832

解説


50万部に届くベストセラー自叙伝を基に、
石原真理子自らメガホンを取って描く 究極の純愛のかたち
そして 人は再生できる——
 
 女優生活25周年を迎えた石原真理子が発表した自叙伝『ふぞろいな秘密』(双葉社刊)は、マスコミの話題を独占し2006年12月の発売からわずか3ヶ月で50万部に迫る爆発的なセールスを記録した。
なぜこの本がこれほどまでに反響を呼んだのか。それは、著者が決して平坦ではなかった半生を潔く告白した上で、なおも勇気と信念を持って前進しようとする姿が女性を中心に支持されたからであろう。
映画版では、著者がその生涯においてもっとも激しい恋愛だったと振り返る、あるひとりの男性との出会いから別れまでを、飾らないタッチで語ってゆく。
家庭環境の問題から、自分でも気づかぬうちに愛を求めるヒロイン。運命によって導かれた男性との出会い。幸せに満ちた日々から一転、恋人から受けるDV(ドメスティック・バイオレンス)。やがて訪れる痛切な別れ——ひたむきに愛を信じ、悩み、傷ついた著者自らがメガホンを取って描く、究極の純愛の姿がそこにある。
一度でも身を焦がすような恋愛を体験した方なら、きっと何処かに共鳴する部分を見つけられるに違いない。
人は誰しもふぞろいな存在であるからこそ、互いを求め合い、傷つけ合うのかも知れない——

石原真理子は監督・脚本を担当するほか、ナビゲーターとして映画本編にも登場。80〜90年代に一世を風靡したきらびやかな魅力は健在である。
主要キャストの選出には大々的なオーディションを敢行。男女合わせて1200通を超える応募者の中から、フレッシュな顔ぶれが選ばれた。
 20代の石原マリコを演じるのは、「ポカリスエット」CMで脚光を浴び、映画『ガラスの脳』『死びとの恋わずらい』、ドラマ「Xenos」で着実な成長を見せている後藤理沙。本作が復帰、初主演映画となる。
10代の石原マリコには、ティーン誌を中心にモデルとして活躍する堀澤かずみ。
 マリコの恋人でバンド「セーフティーゾーン」のメンバー山置洋二役には、舞台「テニスの王子様」でブレイクした河合龍之介。
その他、コメンテーター役に元ドロンズの大島直也、マネージャー役に女優・安達祐実の母で本作が映画初出演となる安達有里、マリコの父役に現代劇から時代劇まで数々の映画・ドラマで幅広く活躍する小西博之と、話題性と実力を備えた個性溢れるキャストが揃った。

ストーリー

石原マリコは中学生の頃両親の離婚を経験し、父と姉と3人で新生活を始める。高校生になったマリコは芸能界にスカウトされ女優デビュー。出演したCM・ドラマが大ヒットし一躍時の人となる。
 そんな時、同じ事務所に所属するバンド・セーフティゾーンのメンバー山置洋二と出会い、運命的な恋に堕ちる。
幸福な時間を過ごす2人。山置はマリコをイメージして曲を書き、ヒットチャートで1位を連発。人気絶頂で多忙な同士だったが、交際は順調に続いていくかのように思えた。
 しかし山置には妻がいた。2人は不倫カップルとしてマスコミに追われるようになる。事務所の方針で、1人きりの記者会見を開くマリコ。「小学生のように無防備な恋をしています」と発言し、世間の注目を浴びる。
やがて、マスコミに追われるストレスとヒット曲を生み続けなければならないプレッシャーが、山置をマリコへの暴力に走らせる。子供の頃、父親の暴力に嫌悪感を抱いていたマリコの心は揺れる。
それでも山置への純愛を貫こうとするマリコ。だが、エスカレートする暴力に次第に違和感を覚え始める。果たして2人の関係の行く末は・・・

スタッフ

監督:石原真理子
脚本:右田昌万、石原真理子
音楽:遠藤浩二
撮影:百瀬修司
照明:小中健二郎
美術:畠山和久
ラインプロデューサー:篠崎周馬
監督補:小沼雄一
助監督:中村和愛
製作担当:諸田策三

エグゼクティブ・プロデューサー:笠原正夫
企画・製作:小田泰之

原作:「ふぞろいな秘密」(双葉社・刊)

製作:「ふぞろいな秘密」製作委員会
配給:シネマ&ポップコーン 

キャスト

石原マリコ(20代):後藤理沙
石原マリコ(10代):堀澤かずみ
山置洋二:河合龍之介
マリコの母:花井美代子
田中杵子(マネージャー)安達有里
藤井洋(コメンテーター):大島直也
マリコの父:小西博之

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