原題:Mon Meilleur Ami(仏)/My Best Friend(英)

2006/12/09

2006年/フランス/カラー/94分/ 配給:ワイズポリシー

2008年11月28日よりDVDリリース 2008年6月14日(土) Bunkamuraル・シネマ他にて公開 

(c)2006.FIDELITE FILMS—WILD BUNCH—TF1 FILMS PRODUCTIONS—LUCKY RED./WISEPOLICY

公開初日 2008/06/14

配給会社名 0043

解説


皮肉屋で、周囲からいつも疎まれている男が、ひょんなことで知り合った人懐っこいタクシー運転手。2人は次第に親しくなっていくが、親友と言えるのかどうかとなると、ちょっと不安。そんな2人に決定的な出来事が起こる。パトリス・ルコント監督の真骨頂である悲喜劇の傑作!

ストーリー



美術商のフランソワ(ダニエル・オートゥイユ)は意気揚々としていた。
オークションで狙っていた紀元前5世紀に作られたギリシャの壷を落札出来たからだ。足取りも軽く自分の誕生日のディナーへ出かける。その中の会話で自分の顧客の葬式の話しを始めるフランソワ。「参列者がたったの7人。寂しいもんだね。」
ところが、そこにいた全員から「お前の葬式にはだれも来ないよ。」という強烈な一言。
理由は簡単“ともだち”がいないから・・・。
ショックを受けたもののこのまま引き下がる訳には行かないフランソワは10日以内に親友をつれてくるという賭けをする。賭けの対価は落札したばかりの高額なギリシャの壷。
その日から、“リスト”に書き連ねた友人たちを訪ね歩くフランソワだが、友人たちの答えは、「お前を友だちと思う奴はいない」「お前を覚えていない」「借金の申し込みか?」と散々。こうして、「親友って何だ?」の疑問に苛まれるフランソワは、ふとしたきっかけで出逢ったタクシー運転手、ブリュノの客あしらいの親しみやすさを目の当たりにして、彼から“友人を作る方法”を学ぼうとする。
一方、そのブリュノは、誰よりも豊富なトリヴィア知識を誇りながらも、生来のアガリ性が災いして、念願のクイズ番組への出場も予選落ちの連続の惨状。実は、誰とも仲良くなれるブリュノにも、かつて親友に裏切られた、拭い去ることのできない苦い過去があったのだ。こうして孤独をかこつふたりは、次第に共感の絆で結ばれてゆくが……。

スタッフ

監督:パトリス・ルコント

キャスト

ダニエル・オートゥイユ
ダニー・ブーン
ジュリー・ガイエ

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