原題:little children

第79回アカデミー賞ノミネート 主演女優賞(ケイト・ウィンスレット) 助演男優賞(ジャッキー・アール・ヘイリー) 脚色賞

2006/09/01

2006年/アメリカ/カラー/130分/ 配給:ムービーアイ

2007年7月28日、Bunkamuraル・シネマ、シャンテ シネ他全国ロードショー

公開初日 2007/07/28

配給会社名 0366

解説



郊外に住む主婦のサラは、近所の公園で司法試験に挑む子連れの主夫ブラッドと出会い、しだいに惹かれあう。そんな中、街では元受刑者のロニーが釈放され話題になっていた。ブラッドの友達で元警官のラリーは、子供たちを守るためにロニーを糾弾するビラを街中に貼り回る。ただ一人、息子ロニーを暖かく見守る母親のメイ・・・。それぞれの運命に逆らいながら、やがて見出す自分の居場所とは・・・。
普通の人々の幸せへの渇望を、時に温かく、時にシリアスに見つめた『リトル・チルドレン』。主婦の日常の姿を繊細に演じるケイト・ウィンスレットは、本作で5度目のアカデミー賞ノミネートを果たす。そしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたジャッキー・アール・ヘイリー。またアメリカ文学界の雄、トム・ペロッタのベストセラー小説を作者自身が脚色し、見事アカデミー賞脚色賞ノミネート。監督は『イン・ザ・ベッドルーム』でアカデミー賞5部門にノミネートされた知性派トッド・フィールド。

ストーリー








 ハンサムで主夫をしているトッド(P・ウィルソン)は、近所の主婦たちの間では親しみをこめて”プロム・キング”と呼ばれている。彼は、すべての女性達の性的憧れだ・・・
 彼の妻キャシー(J・コネリー)は、ルックスや良きパパである夫よりも、仕事に熱中する夫を求めていた。
 かつて、情熱的なフェミニストだったサラ(K・ウィンスレット)は、いまや、夫リチャードとの物憂げで空気のような結婚生活に息詰まりを感じている。しかし、彼女は近所でただ一人、謎めいた”プロム・キング”に自己紹介する勇気を持ったママであり、二人の最初の出会いではすでに火花がスパークしていた。近所のプールでのおしゃべり、子供連れの公園での散歩・・トッドとサラは熱い浮気へと突入していく。トッドはサラの中に、彼女の夫が何年も気づいていなかった光を見つける。そして、サラも、妻キャシーが物質的興味を募らせることでトッドの中にできていた溝を埋めてくれた。

スタッフ

監督:トッド・フィールド
脚本:トッド・フィールド&トム・ペロッタ
原作:トム・ペロッタ
製作:アルバート・バーカー&ロン・イェルザ&トッド・フィールド
共同製作:ミシェル・ワイス&レオン・ヴィタリ
撮影:アントニオ・カルヴァッシュ
美術:デイヴィッド・グロップマン
編集:レオ・トロンベッタ
提供・配給:ムービーアイ

キャスト

ケイト・ウィンスレット
パトリック・ウィルソン
ジェニファー・コネリー
ジャッキー・アール・ヘイリー

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