原題:SEE NO EVIL

『ソウ』シリーズ、『ホステル』に続き ライオンズ・ゲートから産み落とされた、 拷問スプラッターの直系!

2006年/アメリカ/カラー/ヴィスタ/SRD/84分/字幕翻訳 岡田壮平 R-18 配給:東芝エンタテインメント

2007年06月22日よりDVDリリース 2007年1月6日(土)、シアターN渋谷ほか全国順次公開!!

(C)2006 WWE Films.Inc.

公開初日 2007/01/06

配給会社名 0008

解説


『ホステル』『ソウ』シリーズなど血みどろホラーを世界に送りだす、ライオンズ・ゲートが手がけた、拷問ホラーの直系!
絶望的サバイバル、極限状態のスリル、残虐極まりないスプラッターの衝撃。そのすべてがここにはある。
『ダ・ヴィンチ・コード』『M:i:III』『ポセイドン』などの大作がひしめく全米サマー・シーズンに殴りこみをかけ、スマッシュ・ヒットを記録した掟破りなホラームービー『シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ』。全米の観客を恐怖と興奮の渦に巻き込んだ、拷問スプラッターの直系がいよいよ日本に上陸する。
肉鉤にえぐられる眼球、切断された腕などのショッキングな描写と、スピーディーな映像に胸の鼓動も高速化必至。これぞスプラッター!と断言したい血まみれのバイオレンスは、心臓の弱い方には決してお勧めできない。シリアルキラーは徹底的にサディスティック。その恐怖から逃れるために、人間は極限状態で知力と体力をギリギリまで振り絞る。この構図は、『ソウ』『ホステル』などの血まみれホラーを世界に送りだす、ライオンズ・ゲートの作品ならではのきわめて重要なエッセンス。そして、その流れの中でひときわ凶暴な熱を発しているのが『シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ』なのだ。

ティーンの軽犯罪者8人が、減刑のために送り込まれたのは、情無用の殺戮鬼が宿る、廃ホテル。悪夢の奉仕活動がいよいよ始まる・・・

 舞台は老朽化が著しい、閉鎖された廃ホテル。減刑と引き換えに修繕の労働奉仕をすることになったティーンの犯罪者8人が、そこで週末を過ごすことになる。彼らと二人の監察官、ホテルの女主人以外に、そこには誰もいないはずだった。しかし、そこには確実に恐ろしい何者かが潜んでいたのだ! チェーン付の肉鉤を振り回す巨体の殺人鬼、その名はジェイコブ。”目”に異常なほどに執着する、この不気味な男の暗躍によってホコリとカビだらけのホテル内に、久しぶりに血の匂いが漂い始めた。ひとり、またひとりと視覚を失い、命を落とす若者たち。まだ息のある仲間を救い出し、外界と遮断されたこの空間から脱出するため、ジェイコブとの対決に挑む若者たち。はたして彼らは生きてシャバの空気を吸い込むことができるのか?

 これほどまでに残虐にして凶暴、
見るからに異様なシリアルキラーが映画の中に存在しただろうか!? 
 チェーン付の肉鉤を振り回す、この男、霊長類最凶!

この常識外れのサバイバル・ゲームを仕掛けたのは、全米スポーツ・エンターテインメントの頂点というべきプロレス団体WWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)。映画顔負けのシナリオと本気度満点のファイトと、映画顔負けのドラマチックなシナリオでファンを熱狂させ、”アダルト・ディズニー”の異名をとる彼らの映画製作部門、WWEフィルムズの第一回製作作品が本作だ。これまで『ランダウン/ロッキング・ザ・アマゾン』(03)、『ワイルドタウン/英雄伝説』(04)とザ・ロックの主演でヒット作を生んできたWWEが新たに主演に指名したのは、やはりリングのスーパースター、グレン・ジェイコブズ、またの名を”ケイン”。野獣のように狂暴なファイトを演じてきた彼にとって殺人鬼ジェイコブ役は、これ以上ないというほどのはまり役。鉄製の肉鉤を豪快に振り回し、肉塊をえぐって突き刺しては引きずり回し、そして太い指で目玉をえぐりだす。狂気の宿る瞳、地獄から響いてくるような咆哮、そこにいるだけで威圧感をあたえる巨体、ウジが這い出る後頭部の傷の膿み。ほとんどセリフを発することはないが、ジェイソンやブギーマン、レザーフェイスをはるかに凌駕する存在感は、まさに”赤い処刑マシーン”の異名にふさわしい。
血に飢えた、この殺人鬼と対峙するティーンを演じた俳優は、実にフレッシュな顔ぶれ。『フォーチュン・クッキー』のクリスティーナ・ヴィダル、ザ・ロック主演の全米ナンバーワン・ヒット作『GRIDIRON GANG』に出演したマイケル・J・ペーガン、『ロード・オブ・ザ・リング』に顔を見せたサマンサ・ノーブル、スピルバーグ製作の最新作『トランスフォーマー』に出演しているレイチェル・テイラーなど、いずれも期待の若手アクター。激しい抵抗や世にも無残な死はもちろん、この手の作品にはお約束のお色気シーンにも体当たりで挑んだ彼らの熱演が、映画をタイトに引き締めているのは言うまでもない。
監督は、X-ratedムービーで一時代を築いた後、ミュージック・ビデオの世界でブリトニー・スピアーズ、アウトキャスト、リンキン・パーク、サブライムなどの人気アーティストとコラボレーションしてこちらの分野でも名をなしたグレゴリー・ダーク。型破りなキャリアはもちろん、シャープな映像センスで物語を引き立てる手腕は、間違いなくこの映画にふさわしい人選である。
圧倒的な重量感とスピード感で、ホラー映画の常識を覆す『シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ』。この衝撃にあなたは耐えられるだろうか!?

ストーリー



減刑と引き換えに、廃ホテルの修繕を命じられたティーンの軽犯罪者8人が、この不気味な建物で週末を過ごすことになる。ところが、無人と思われたそこには残忍極まりない殺人鬼ジェイコブ(ケイン/グレン・ジェイコブズ)が潜んでいたのだ。夜もふけはじめたとき、鉄の肉鉤をチェーンで豪快に振り回し、捕らえたいけにえから眼球をえぐり出してはホルマリンの中に収集する、この男の殺戮ショーが幕を開けた…。

スタッフ

監督:グレゴリー・ダーク 
製作総指揮:ビンス・マクマホン 
製作:ジョエル・サイモン
音楽:タイラー・ベイツ『デビルズ・リジェクト』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『追撃者』
美術:マイケル・ランプ 
編集:スコット・リヒター 
撮影監督:ベン・ノット 
脚本:ダン・マディガン 
特殊メイクアップ:ジェイソン・ベアード『マトリックス・レボリューションズ』 
海外提供:WWEフィルムズ 
輸入元:ライオンズ・ゲート
提供:東芝エンタテインメント、ジェネオンエンタテインメント
配給:東芝エンタテインメント

キャスト

ケイン
クリスティーナ・ヴィダル
マイケル・J・ペーガン
サマンサ・ノーブル
スティーヴン・ヴィドラー
セシリー・ポルソン
ルーク・ペグラー
レイチェル・テイラー
ペニー・マクナミー
クレイグ・ホーナー
マイケル・ウィルダー
ティファニー・ラム
サム・コットン
コリー・ロビンソン
ゾーイ・ヴェントゥーラ
アナリーズ・ウッド
ティム・マクドナルド

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