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こうやって、私は愛することを知ったのだ。

第19回東京国際映画祭・ある視点出品作品・特別賞

2006|日本映画|35mm|ヨーロピアン・ビスタ|カラー|110分|DOLBY SR 配給:ハピネット

2008年02月22日よりＤＶＤリリース 2007年9月15日、渋谷ユーロスペースにて公開

©株式会社ザックコーポレーション

公開初日　2007/09/15

配給会社名 0187

解説

ストーリー

ただ、あなたを救いたかっただけなのに───。母を守るために、父親を殺してしまった稔。現在は出所し、新聞配達員として働いている。ある日一人でキャッチボールをしていた少年・将人とその母親・聡子に出会う。夕暮れの川辺で手を繋ぎ、家路につく姿は幸せな家族の象徴で、美しく見えた。ただ、聡子の不安げな目だけを除いては……。聡子はたった１回の売春をしたがために、ヤクザの俵に売春を強要されていたのだ。俵から連絡が入ると、怯えながらも出かける聡子。恐怖の中に芽生えた、喜び。一方夫の秀之は、徐々に魅力的になっていく聡子を疑いつつも、妄想を抱く自分に戸惑いはじめる。そして売春現場を目撃した稔は、自分の母親を聡子に重ね、止めろと詰め寄るが、聡子はそんな稔に対して、身体を預けようとするのだった……。本当にあなたのことを思っているのに、どうして世界はこんなに狂っているのか。何が正しくて、何が間違っていて、何を信じればいいのか。自我と欲望の狭間で揺れるひとりの女と、愛情をうまく伝えられないひとりの男が出会い、そして見つけるひとすじの光───。

スタッフ

エグゼクティブ・プロデューサー：宮崎恭一
プロデューサー：石原真、陶山明美
監督：廣木隆一
原作：馳星周（文藝春秋刊）
脚本：斎藤久志
ラインプロデューサー：金子哲男
撮影：鈴木一博
照明：上妻敏厚
録音：深田晃
美術：林千奈
編集：菊池純一
助監督：宮城仙雅
制作担当：曽根晋
音楽：オオヤユウスケ
音楽エンジニア：Kazuyuki Matsumura a.k.a ZAK
ミュージシャン：原田郁子、宮田まこと
エンディングテーマ：“おだやかなひかり”オオヤユウスケ
製作プロダクション：バサラ・ピクチャーズ株式会社
製作：株式会社ザックコーポレーション
配給：株式会社ハピネット

キャスト

美元
高良健吾
平山広行
渋川清彦
戸田昌宏
なすび
奥田恵梨華
馳　星周
蜷川みほ
大口広司
大森南朋
田口トモロヲ

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