原題:Saw III

2006年アメリカ/ライオンズゲート リリース/ツイステッド・ピクチャーズ提供/カラー/ 1時間48分/ヴィスタ/ドルビーデジタル/日本語字幕:松浦美奈/ 宣伝:ファントム・フィルム 配給:アスミック・エース

2007年03月16日よりDVDリリース 2006年11月18日(土)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他全国公開!

© 2006 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2006/11/18

配給会社名 0007

解説


2004年『ソウ』誕生、翌2005年に続編『ソウ2』公開、全世界を衝撃に陥れたシリーズが新たな謎とトリックをまとい、最高傑作『ソウ3』として誕生した!
『ソウ』監督・脚本を手がけたオリジナル・チームのジェームズ・ワン、リー・ワネルが二人で考えた原案を練りに練り上げ、ワネル自身が脚本を執筆、コンビで製作総指揮を担当。『ソウ2』で才能を知らしめたダーレン・リン・バウズマン監督が、映像の死角を突くテクニックで、よりソリッドに、よりスリリングに演出。原点からの謎の解明と展開、究極の【ソリッド・シチュエーション=状況設定】はさらなる進化を遂げ、ジグソウの謎とアマンダの秘密が明らかになる。果たして、ジグソウの運命は?!謎は新たに生み出される!全世界を襲う衝撃の話題作がいよいよ日本上陸!

『ソウ2』のラストを目撃した観客は、これでジグソウは死んだのか?と自問をしたに違いない。しかし、嬉しくも観客の期待を裏切り、ジグソウは生きていた。しかし、瀕死の状態で…。ではどうやって新しいゲームを仕掛けるのか?
『ソウ3』は、『ソウ』『ソウ2』と続くシリーズの流れを継承しながら進化し、その叙述トリックは変化を遂げている。描写は鮮烈でより具象的となり、あたかも裏に隠れているトリックを観客の念頭に乗せないようにするかのごとくインパクト強く叩きつけられる。女刑事ケリー、アマンダ、そしてジグソウと、本シリーズの要とも言うべき主人公たちの運命をも、本作はしっかりと決定付ける。どのゲームが、ジグソウにとってのメインなのだろうか?まるでメビウスの輪のように回転していくそれぞれのゲームに観客はついていけるのか?『ソウ』のプリミティヴなインディペンデント魂あふれる斬新な映画から、本作はどう変貌しようとしているのだろうか?

監督は『ソウ2』に続いてメガホンを執るダーレン・リン・バウズマン。この鮮烈で具象的な描写こそ、バウズマンの本領なのか。2作目から更に飛躍した、感情をともなったアクション画面、観客に徹底的な直截さで提示する演出。製作総指揮とストーリーは『ソウ』の産みの親のジェームズ・ワン&リー・ワネルで、ワネル自身がそのストーリーを基にオリジナル脚本を書き下ろしている。自分達で造りだした物は自らで変革する、という姿勢とパワー漲る驚愕のストーリーテリングを披露している。
再登場したキャストは、ジグゾウ役のトビン・ベル、前作で判明したジグゾウに従う手下の女性アマンダ役のジョウニー・スミス、執拗にジグゾウを追い”ジグゾウはいつも最前列にいる”と喝破した女刑事ケリー役のダイナ・メイヤー。そして、新たなジグゾウの囚人たちには、『ブレイブハート』『クレイドル・ウィル・ロック』の演技派アンガス・マクファデン、『クラッシュ』『M:i:Ⅲ』の新進女優バハール・スーメキ、バウズマン監督の自主制作映画2本で主演を演じているJ・ラローズなどが参画、シリーズ最高のスリリングなシチュエーションを作り出している。
また、スタッフも『ソウ』の撮ウィ監督であるデイヴィッド・アームストロング、編集のケヴィン・グルタートなど、プロデューサーズが約97%のスタッフを再結集させたと豪語そている通り磐石な製作陣を築いている。

本作のポイントは前2作同様最後の15分間だが、シリーズの死角をつくソリッド・シチュエーションは、観客に新たな驚愕の叫びをもたらすだろう。

ストーリー


女刑事ケリーは、小学校でおこった殺人現場に呼び出される。鎖に繋がれた死体は爆弾で飛び散っていた。死体が行方不明となっていたエリック刑事ではなかったことに、ケリーは胸をなでおろす。でも、ジグソウはもう動けないはずなのに、これらの仕掛けはいったい誰がやったのか?しかも、今までのジグソウのパターンとは違うようだ。
その日の夜、ケリーは何者かに拉致され、気が付くと、どこかの地下室に監禁されていた…。
新たなゲームが、スタートしたのだろうか?

スタッフ

監督:ダーレン・リン・バウズマン(『ソウ2』)
原案・製作総指揮:ジェームズ・ワン(『ソウ1&2』)、リー・ワネル(『ソウ1&2』)
脚本:リー・ワネル(『ソウ1&2』)
ノヴェライズ:角川ホラー文庫(行川渉著 11月10日発売)
サントラ:エイベックス・ラッシュ(11月15日発売)

キャスト

トビン・ベル
アンガス・マクファデン
ダイナ・メイヤー
バハール・スーメキ
ショウニー・スミス

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