原題:Das Leben der Anderen

07年アカデミー外国語映画賞ドイツ代表/ローラ賞(ドイツ映画賞)7部門受賞/ バヴァリアン映画祭4部門受賞/ミュンヘン映画祭ベルンハルト・ヴィッキ映画賞受賞/ ロカルノ国際映画祭観客賞受賞他、国際映画繁多数出品 ヨーロッパ映画祭にて最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞受賞 第79回米アカデミー賞 外国語映画賞受賞 第81回キネマ旬報ベスト・テン読者選出外国映画第1位 キネマ旬報ベスト・テン外国映画第2位

2006年/ドイツ/カラー/138分/シネマスコープ/ドルビーSRD 配給:アルバトロスフィルム

2007年08月03日よりDVDリリース 2007年2月10日、シネマライズ他にて全国順次ロードショー

公開初日 2007/02/10

配給会社名 0012

解説


本作はベルリンの壁が崩壊する5年前の東ドイツを舞台に、その残忍さ、非情さにおいてナチス時代のゲシュタポにも比較されるシュタージという強大な監視システムに初めてメスを入れ、一党独裁の恐怖統治内部のおぞましい腐敗と愚劣な為政者たちによって翻弄される芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした見事なヒューマン・ドラマであり、哀切極謹りないラブ・ストーリーでもあります。
本国ドイツでは06年3月に公聞されて以来、既に155万人の観客を動員。6ヶ月以上に渡るロングランを現在も更新中、07年度のアカデミー外国語映画賞ドイツ代表にも選出されています。
今回が長編作品初監督となり世界で大絶賛を浴びるのは、弱冠33歳のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。歴史学者や口撃者への取材、記録文書のリサーチに4年を費やし、人類史上最大の秘密組織・シュタージの内幕を驚くぺき正確さで描いた本作は”近年のドイツでもっとも重要な映画”と称賛されています。

ストーリー


あの日、聴こえてきた一曲のソナタ・・
それは自由を体現し、愛を表現し、言葉を紡ぎだす。
その曲を聴いたとき彼は、生きる歓びに、ただうち震えるばかりだった一。

スタッフ

監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
製作:クイリン・ベルク
マックス・ヴィーデマン
脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
撮影:ハーゲン・ボグダンスキー
衣装:ガブリエル・ビンダー
編集:パトリシア・ロンメル
音楽:ガブリエル・ヤレド
ステファン・ムーシャ

キャスト

ウルリッヒ・ミューエ
マルティナ・ゲデック
セバスチャン・コッホ
ウルリッヒ・トゥクール
トマス・ティーマ
ハンス=ウーヴェ・バウアー
フォルカー・クライネル
マティアス・ブレンナー

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