原題:WASSUP ROCKERS

2005年/アメリカ/カラー/107分/ 配給:ファインフィルムズ

2007年06月08日よりDVDリリース 2007年1月27日よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー!

(C)2005 Dual Films Incorpoted

公開初日 2007/01/27

配給会社名 0419

解説


俺たちパンクですけど、なにか?

ドラッグ、ピストル、HIP-HOP……。
そんなもの俺たちには必要ない! 欲しいのはいつだってパンクだけ!

俺たちは、黒人たちが牛耳るこの街みたいに窮屈なジーンズを履いて、HIP-HOPが充満する通りをスケボーで走り抜ける。外では銃声がいつでも鳴り響いてるけど、かき消すがごとく思いっきりパンクロックを弾き鳴らすんだ。この街はゴミ溜だ。飛び出そう! 数マイルしか離れていないビバリーヒルズ、スケーターの憧れ“9つの階段”、赤いスポーツカー、白人美女とのセックス、贅沢すぎるパーティー……。でもそれに何の意味があるんだ? 仲間の死、リッチボーイの暴力、警官からの差別。幸せに見えるビバリーヒルズも、死と偏見に満ちている。俺たちの居場所はいったいどこにあるんだ?

『KEN PARK/ケンパーク』から5年———。
ラリー・クラークが再びティーンエイジャーのリアルを映し出す!
虫けらのように生きる少年たち。
彼らが住む最も危険な街に、パンクロックが響き渡る!

『KIDS/キッズ』『KEN PARK/ケンパーク』『Bully/ブリー』など、アメリカのストリートの若者たちを彼らと同じ視線でありのままに描いてきた、ラリー・クラーク。彼が今回描いたのは、L.Aで最も危険な地域であるサウス・セントラルに住むラティーノ(ラテンアメリカ系移民)の少年たち。黒人たちがはびこりHIP-HOPカルチャーが蔓延する中、あえてパンクロックを演奏し、自分たちの居場所を模索している。死と隣り合わせの中で、銃も持てず、ただ無邪気に笑う彼らの姿。真実のみが持つ強い衝動。実際にサウス・セントラルで生きているティーンエイジャーを起用し、音楽も現地のラティーノが奏でるパンクロックを使用しているなど、監督独自の視点で描かれた痛々しいまでのパンク青春映画がここに誕生した!

ストーリー


スタッフ

製作総指揮:シャロン・ストーン
製作:ヘンリー・ウィンタースターン、ケヴィン・チューレン
   テリー・スペイゼク、ラリー・クラーク
監督:ラリー・クラーク
脚本:ラリー・クラーク、マシュー・フロスト
撮影監督:スティーヴ・ゲイナー(『ブリー』) 
美術監督:ジョン・デメオ
編集:アレックス・ブラット
製作:グラスキープロダクション
提供/配給:ファインフィルムズ+ハピネット
宣伝:スローラーナー

キャスト

ジョナサン・ヴェラスケス
フランシスコ・ペドラサ
ミルトン・ヴェラスケス
ウスヴァルド・パナメノ
エディ・ヴェラスケス
ルイ・ロハス=サルガド
カルロス・ラミレス

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