原題:Journey to the Center of the Earth 3D

この秋、映画館がテーマパークに変わる! 3Dメガネかけると飛び出す、地底探検!冒険SFの父ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」最新3D技術で驚異の映画化!!

2007/07/20

2007年/アメリカ/カラー/92分/ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ powered by ヒューマックスシネマ

2008年10月25日(土)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー

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公開初日 2008/10/25

配給会社名 0025

解説


飛び出すぞ! 衝突注意!!
最新の映像技術で、あの「地底世界」が蘇る!

冒険SF小説の大家として知られるジュール・ヴェルヌが、140年前の名作『地底旅行』で描きだした“地底世界”が、21世紀の最新技術によって、まったく新しい映像体験である《3D映画》としてよみがえった!
前人未到の地底。そこには、有史以前の姿をそのまま残す別世界が広がっていた——。科学者のトレバーと甥っ子のショーン、そして美しい山岳ガイドのハンナは、氷と岩に覆われたアイスランドでの調査旅行中に洞窟に閉じ込められてしまう。
出口を求め進んでいくと、途方もなく深い堅穴に落下。辿り着いたのは地底160kmの世界。それはまぎれもなく、かつてジュール・ヴェルヌが小説に描いた“地下の大空洞”であった。そこはやわらかな光に満たされ、絶滅したはずの鳥たちが飛びまわる幻想の地であると同時に、空飛ぶピラニアや古代の恐竜たちが暴れまわる危険がいっぱいの国。次々とピンチを乗り越えながら、ふたたび地上に帰るために、トレバーたちの決死の“サバイバル・アドベンチャー”が始まった。

『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が開発に携った最新鋭の立体デジタル撮影装置「フュージョン・カメラ・システム」を駆使した『センター・オブ・ジ・アース』は、長編実写映画として初めて、全編にわたってのフルデジタル3D映像を実現。恐るべき人喰い魚やギガントサウルスが文字通り“立体”となって巨大スクリーンから飛び出し、観客は思わず身をすくませるか、この手でつかもうと腕を延ばしてしまうだろう。本作は、主人公たちと驚くべき冒険旅行をともに体験し、手に汗にぎる興奮と達成感を胸いっぱいに感じることができる最高のアトラクションなのだ。

主人公のトレバーに扮するのは『ハムナプトラ』シリーズの大スター、ブレンダン・フレイザー。『ハムナプトラ』でみせる冒険野郎っぷりとは対照的に、アウトドアは苦手な地質学者ながら、甥っ子との絆を深めることで成長していく姿を魅力たっぷりに演じており、また本作では、自ら製作総指揮にも名乗りを上げている。そして甥っ子のショーンには感動ファンタジー『テラビシアにかける橋』などの演技が絶賛され、英語版『ハウルの動く城』にも声優として参加していた天才子役ジョシュ・ハッチャーソン。2人を魅了する美貌の山岳ガイド、ハンナには、アイスランド出身の才媛アニタ・ブリエムが扮している。

また日本語吹替え版では、ドラマ、バラエティで大活躍の俳優・沢村一樹、ドラマ『正義の味方』で大注目の入江甚儀、そして歌に演技にマルチな才能を発揮する矢口真里が、メインキャスト3人の声優として参加している。

本作でみごとな監督デビューを飾ったのは、数々のハリウッド大作の特殊効果を手がけてきたアカデミー賞受賞経験者であり、3Dアトラクションの草分け「キャプテンEO」、「ミクロアドベンチャー!」にも参加していた立体映像のパイオニア、エリック・ブレヴィグ。

イマジネーションあふれる壮大な別世界を、超リアルな立体映像で映し出す『センター・オブ・ジ・アース』。この秋、日本の映画館を席巻する驚異の《3Dアドベンチャームービー》を、3Dメガネをかけて思いっきり体感してみよう!

ストーリー



伝説の洞窟からつながる地底160km。そこには想像を超える世界が広がっていた!

大学教授で地質構造学の科学者トレバー・アンダーソンは、10年前に行方不明になった兄マックスの遺志を継いで、地球内部のマントルを貫く裂け目の存在を証明しようとしていた。ところが研究はさっぱり進展せず、大学からは研究室の閉鎖を宣告されてしまう。

ちょうどその折、義姉のエリザベスに頼まれて、マックスの息子で13歳の甥っ子ショーンをしばらく預かることになった。一緒にマックスの遺品も渡されたトレバーは、兄の愛読書だったジュール・ヴェルヌの著作「地底旅行」を見つける。なにげなく開いた本の中には、10年前に兄が書き込んだメモが残されていた。そこにはマックスが世界各地に設置した地震センサーの計測値が記されており、驚くべきことに、ちょうど10年前と現在とがまったく同じ数値を指し示していたのだ。その数値がマックス失踪の謎を解くカギだと考えたトレバーは、地震計が反応しているアイスランドでの調査旅行を決意。ほとんど父のことを覚えていないショーンも、父がどんな人物だったのかを知るために、強引にトレバーに同行する。

アイスランドに飛んだふたりは、マックスのメモを手がかりに“先進火山学研究所”を訪ねるが、すでに研究所は閉鎖されており、3年前に亡くなったという所長の娘で、山岳ガイドのハンナが住んでいるだけだった。ハンナの案内で、地震センサーがあるスネフェルス山を目指すことにしたトレバーとショーン。そしてスネフェルス山は、まさにヴェルヌの「地底旅行」で「地球の中心へとつながる入口がある」と書かれていた山だった!

首尾よく地震センサーを見つけたものの、落雷で巨大な洞窟に閉じ込められてしまったトレバーたち。古い廃坑に迷い込んだ彼らは、トロッコに乗って脱出を試みる。ところが出口も間近だと思われた瞬間、さらに地中へと続く深い竪穴に落ちてしまう。そして到着したのは、地底160kmにある広大な洞穴。太古の植物や動物が生息し、美しい大自然が猛威をふるって荒れ狂う、まさに「地底旅行」に描かれていた世界そのものだった……。

3人は石化した巨大なキノコの森を探索し、10年前にマックスがこの地に到達していた足跡を発見する。マックスが唱えていた学説は正しかったのだ。喜ぶトレバーとショーン。そしてハンナもまた、マックスと同じく地底世界の存在を信じ続けていた亡き父親に思いを馳せていた。

残されていたマックスの日記とヴェルヌの「地底旅行」から、目の前に広がる海の向こうに地上につながるルートがあると考えたトレバーは、イカダを組んで海を渡ろうと試みる。しかし地底の火山活動が活発化し、地下世界の気温が急激に上昇。一刻も早く脱出しなければ死んでしまう。ところが行く手には凶暴な海洋生物や不気味な人喰い植物が立ちふさがり、激しい嵐の中でショーンともはぐれてしまう。かけがえのない家族であるショーンのため、決死の捜索に向かうトレバー。2人の生還を信じ、地上に通じる風穴で待つハンナ。その時、絶滅したはずの巨大恐竜ギガントサウルスがショーンに襲いかかる!

刻一刻とタイムリミットが迫る中、3人は無事に地上に戻ることができるのだろうか!?

スタッフ

監督:エリック・ブレヴィグ
原作:「地底旅行」ジュール・ヴェルヌ作
製作:シャーロット・ハギンズ、ボー・フリン
製作総指揮:トビー・エメリッヒ、ブレンダン・フレイザー、マーク・マクネア、トリップ・ヴィンソン
脚本:マイケル・ウェイス、ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
撮影監督:チャック・スチューマン
視覚効果スーパーバイザー:クリストファー・タウンゼント
編集:ポール・マーティン・スミス、ディルク・ウエスターヴェルト、スティーヴン・ローゼンブラム
作曲・音楽:アンドリュー・ロッキングトン

キャスト

ブレンダン・フレイザー
ジョシュ・ハッチャーソン
アニタ・ブリエム
セス・マイヤーズ
ジャン=ミシェル パレー
ジェーン・ウィーラー

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