原題:Art of Fighting

シネマコリア2006 上映作品::http://www.seochon.net/cinemakorea/

2006年/韓国/100分/35mm/color/1.85:1/Dolby SRD 配給:CJエンターテインメント

2008年12月26日よりDVDリリース 2008年8月9日(土)より、新宿バルト9ほか全国順次ロードショー

(c)CJエンターテインメント

公開初日 2006/08/05

配給会社名 0513

解説


Mystic Issue of The Art of Fighting
これから明らかになる!ケンカ伝説の秘話

●秘話1— メキシコ・カンクンが必要だ!
 韓国のアンミョン島が椰子の木と熱い太陽があふれるカンクンに生まれ変わった。はじめは映画の中でカンクンをみせる予定ではなかった。しかし俳優ペク・ユンシクは「映画の完成のためにはメキシコ・カンクンが素敵に再現されなければならないと強く主張した。たとえワンカットでも映画の最後の印象を決める重要な場面だと考えたからだ。スタッフもカンクンの浜辺を再現することに決めて、見つけた一枚の写真。熱い太陽の下、大きな波ときれいな砂浜、暑い南太平洋の浜辺だと言ったら誰もが信じそうな素敵な景色、アンミョン島に満場一致で決まった。メキシコの趣と浪漫がふきだす椰子の木と一番良い高さの波、そしてビキニ姿の13人の外国人留学生たちによるメキシコガールによって、メキシコ・カンクンを作り出した。

●秘話2—殴ることにもスタイルがあるように、傷にもスタイルがある!
『ケンカの技術』はそのタイトルが暗示するように、映画のための人工的アクションではなく、現実的なケンカのアクションを見せてくれる。したがってリアルさをいかすための扮装が重要な要素に浮かび上がった。既存のアクション映画に登場する竜や虎の刺青は登場しない。ペク・ユンシクは特殊メイク用薬品アレルギーにもかかわらず、本物のような傷跡をつけなければならなかったし、ジェヒも出演場面の98%はアザだらけの顔でいなければならなかった。「殴られたとおりに新しいアザをつけろ」という監督。俳優とメイクスタッフは撮影のたびに多様なアザをつくるのに苦労したという。

 
●秘話3—技術習得料 1700万ウォン!
 6ヶ月の撮影によって『ケンカの技術』が打ち立てた驚くべき記録の一つは、治療費1700万ウォン(約170万円)。「もっと速く!」武術監督の要求に俳優、スタッフたちは身を投げるしかなかった。実践秘技、実用アクションを先立たせたヤングファイティングであるほど、リアリティをいかす努力をあきらめることはできなかった。そして、生きのいい魚がピチピチと跳ね回るようなアクションがそっくりそのままカメラに収まった。痛いほどアクションは美しくなるのか?結局、1700万ウォンという治療費がそれを証明した。大型アクション映画の平均治療費は200万ウォンだという。1700万ウォン分の苦痛は『ケンカの技術』 を通じて俳優ペク・ユンシク、ジェヒ、そしてスタッフたちが支払った受講料だった。

ストーリー

殴られることが日課になっている小心者の高校生ソン・ビョンテ。殴られない日々を夢見て、あらゆるケンカの本を読んでみたが、殴られっぱなしの学校生活は変わらない。ある日、ビョンテは世間から姿を隠すように暮らしている変なオヤジと知り合う。その変なオヤジは15年前、全国を制覇した伝説的なケンカの達人オ・バンスだった。バンスに頼み込んで弟子入りしたビョンテは「実用ケンカの技術」を学ぶはずが・・・。

スタッフ

監督:シン・ハンソル

キャスト

ジェヒ
ペク・ユンシク
チェ・ヨジン

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