原題:Supercross

2005年/アメリカ/カラー/シネスコ/82分/ 配給:日活

2006年9月30日、シアターN渋谷ほか全国順次ロードショー

(C)2005 Supercross:The Movie Limited Partnership

公開初日 2006/09/30

配給会社名 0006

解説


全米が熱狂しハマった究極のバイクレース”スーパークロス”のワールチャンピオンを夢見る兄弟が、ラスベガス決勝戦に登りつめるまでを描いたノーリミッター・青春バイク・アクションエンターテインメント!

知力と体力の限界に挑む、究極のレース!より早く、より高く、よりCoolに……トップライダーたちが魅せる華麗なテクニックと豪快なビッグエアは、迫力度+興奮度満点!

モーターサイクルに魅せられた兄弟が、日々の稼いだバイト代をレースに注ぎ込み”スーパークロス”のワールドチャンピオンの栄光に向かって走り続ける・・・。ひたむきな兄弟の青春を描いた本作は、苦しい試練との葛藤、ライバルの出現、恋人との破局、兄弟に走る亀裂、そして!?というハリウッド映画の醍醐味を存分に堪能できるエンターテイメントに仕上がっている。さらに、この映画のラストでは夢を追い続けた者だけが共有できる、最高のカタルシスも待っている。

ストーリー



 KC・カーライル(スティーブ・ハウィー)と、2歳年下の弟トリップ(マイク・ボーゲル)にとって、バイクは人生そのもの。正反対の性格だが、兄弟の絆は深い。二人は亡き父が果たせなかった夢、“スーパークロス”のチャンピオンになるという大きな夢を抱いているのだ。
 貧しい兄弟はビバリーヒルズの豪邸でプール掃除のバイトをしながら、中古のバイクをなんとか改造。初めて“スーパークロス”のレース・イベントに参戦する日を迎えた。このレースで、二人は持ち前の才能を見事に発揮! しかし、ゴール直前でトリップの無茶がたたり、惜しくも優勝を逃すことに。それでも二人の走りを見たアメリカン・ナミ社のチーム監督からスカウトの声がかかり、「ついに夢が叶う!」と、喜び合う兄弟。
 ところが、またしても激しやすいトリップが、チーム・ナミのオーナーの息子で花形選手のラウディとトラブルを起こしてしまう。結局、チームから誘いを受けたのはKC一人だけ! 最大のライバルにして最愛の兄に置いて行かれたトリップは傷つき、自暴自棄になっていく。そんなトリップに惹かれている女性ライダーのパイパー(キャメロン・リチャードソン)は、父親の率いるプライベート・チームに入らないかと彼を誘う。
 一方、プール掃除から一躍、一流チームのプロライダーへと躍り出たKCは注目の的に。しかし、最高のマシンと名声を手に入れた彼も、悩みを抱えていた。オーナーから「勝たなくていい、ラウディの援護に徹することがお前の役目だ」と言われ、自分のレースができないでいたのだ。そんな事情も知らず、兄への妬みを露わにするトリップ。それぞれにフラストレーションを抱えた兄弟は激しくぶつかり合い、二人の間に決定的な亀裂が走るのだった。
 そんなとき、孤立を強いられたトリップに救いの手を差し伸べたのは、パイパーの父、アール(ロバート・カーライル)だった。彼はかつて、兄弟の父親と親しい友人だったのだ。「巨大企業をバックに付けたレーサーたちを個人でうち負かすのは厳しいぞ」と言うアールに、「でも、それが俺の夢だ」と応えるトリップ。アールは彼に、かつて自分に勝利をもたらしたホンダのバイクを与え、援助を申し出る。
 そして迎えた次の大会には、兄弟が揃って参戦。このレースでついにKCは意を決し、役目を忘れて勝負に出る! そこにはKCに敵意を抱き、執拗な妨害をかけてくるライバル、タイラー・エバンス(本人)もいた。そのとき、悲劇が。卑怯な追撃に苦戦するKCを援護したトリップが、事故を起こしたのだ! 重傷を負い、「もうバイクには乗れない」と告げられるトリップ……。
 しかし、兄弟の夢は、決してついえてはいなかった。チームをやめ、個人でラスベガスのチャンピオンシップに挑もうとするKCのそばには、兄を支え、大きな力になろうとするトリップの姿が! そしていま、興奮のるつぼと化したラスベガスのスタジアムで、最終レースの火蓋が切って落とされた……!

スタッフ

エグゼクティブ・プロデューサー:ジョナサン・ボグナー / J・トッド・ハリス
プロデューサー:スティーブ・オースティン
脚本: バート・ベイカー / ケン・ソラルツ  
監督:スティーブ・ボーヤム
イメージソング:Zoey(ゾーイ)「イヤな奴」

キャスト

スティーブ・ハウィ
マイク・ボーゲル
キャメロン・リチャードソン
ソフィア・ブッシュ
ロバート・パトリック
チャニング・テイタム
タイラー・エバンス
ジェイムズ・スチュワート
リッキー・カーマイケル
チャド・リード
リック・ジョンソン

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