原題:人魚朵朵/The Shoe Fairy

2005年/台湾/カラー/ビスタサイズ/1:1.85/ドルビーSRD/95分/ 配給:IMX+マジックアワー

アジア新星流(FFC)2008年3月1日よりシネマート六本木にて開幕!

(c)Focus Films, Concord Creation Int'l Beijing Co., Ltd, Warner China Film HG Corporation

公開初日 2008/03/01

配給会社名 0559/0651

解説


愛と優しさをシュールな寓意で包んだ大人のためのラブストーリー
女の子なら一度は夢見る王子さまとの結婚。でも、おとぎ話はその後のことまでは教えてくれない。そもそも幸せとは何なのだろう?
「人魚姫」を愛読する車椅子の少女ドドは、願いが叶って歩けるようになり、靴が大好きな美しい女性に成長する。そして素敵な男性と結ばれ、ふたりは幸せに暮らし始めるが……。世界中で愛されている名作童話の数々をちりばめた、絵本のようなユニークなスタイルの映画『靴に恋する人魚』は、おとぎ話に憧れたすべての女性に贈る、愛と優しさをシュールな寓意で包んだラブ
ストーリーである。

アジアのトップ女優に成長したビビアン・スー(徐若遭)が帰ってくる!
幸せを探す主人公ドドを演じるのはビビアン・スー。かつて日本でアイドルタレントとして大活躍し、今やアジアを代表するトップ女優・歌手に成長した彼女は、どんな靴でも似合うほっそりした脚とキュートなルックスで大人の女性をチャーミングに演じ、新たな魅力を発揮。自ら作詞した挿入歌も2曲聴かせてくれる。
王子さまは『僕の恋、彼の秘密』のダンカン・チョウ(周群達)ドドが見つけた王子さま、歯科医のスマイリーを演じるのは、台湾の大ヒット映画『僕の恋、彼の秘密』でゲイのプレイボーイを好演し、日本でも一躍ブレイクしたアジアの貴公子ダンカン・チョウ。ツイ・パーク(徐克)監督の大作『セブンソード』にも剣士のひとりとして出演した彼は、ハンサムで優しい理想の王子さまを爽やかに演じている。

レトロで大人可愛いガーリー・ムービー
監督・脚本は、これが長編デビュー作となる台湾の新星ロビン・リー(李芸揮)。若い女性らしい瑞々しいセンスで新鮮味あふれる作品を作り上げた。ドドの靴はなんと200足も用意され、花飾り付き、水玉模様など、デザインも色も多彩で思わず欲しくなる可愛さ。すぐに真似できそうな今風のクラシカルでガー一リッシュな衣装も15スタイル登場。歯科クリニックのエントランスをはじめ、インテリアや小物にも楽しい意匠が凝らされている。

アンディ・ラウ(劉徳華)が贈る《FFC:アジア新星流》第一弾
この作品は、香港のトップスターでプロデューサーとしても知られるアンディ・ラウが、アジアの若手監督支援のために発足させた注目のプロジェクト、《FFC=アジア新星流》の第一弾として完成。2005年台湾金馬奨で堂々、美術&視覚効果の2部門にノミネートされ、『セブンソード』や『カンフーハッスル』を押しのけて見事、最優秀美術賞を獲得した。アンディ・ラウは自らナレーションを担当している。
おとぎ話に残酷さが含まれているように、この映画にも私たちが人生で直面する苦い現実が織り込まれている。甘いだけでは飽き足りない大人のための新しいおとぎ話の誕生だ。

ストーリー


幸せとは、黒い羊と白い羊を手に入れること?
むかし、あるところにドドという愛らしい少女がいました。車椅子のドドの楽しみは、絵本を読んでもらうこと。「人魚姫」を読んでもらったとき、ドドは心配になりました。私も、もし足をもらったら、声を取られてしまうの……?
ある日、両親はドドに手術を受けさせました。ドドが麻酔で眠っている間に、夢の中で魔女が言いました。「きれいな足と、たくさんの美しい靴と王子さまがあなたのものになる。でも忘れないで。幸せとは黒い羊と白い羊を手に入れることなの」
目が覚めたドドは、歩けるようになりました。
やがて、成長したドド(ビビアン・スー:徐若珀)は靴を買うのが大好きな美しい女性になり、飛び出す絵本で有名な出版社で働いています。社長のジャックは趣味の折り紙に夢中。ただひとりの女性社員であるドドは、会計の仕事のほかに、お茶くみ、ゴミ出し、トイレ掃除までやらなければなりません。変わり者のイラストレーター、ビッグ・キャットのところへお使いに行くのもドドの役目です。それでもドドは不平を言いません。靴が毎日をバラ色に変えてくれるからです。
ある日曜の朝、いつものように愛する靴たちを磨いていたドドは、急に歯が痛くなりました。そして、王子さまと出会いました。歯科医のスマイリー(ダンカン・チョウ=周群達)です。治療中にドドの靴が脱げてスマイリーに命中してしまいますが、彼はドドの可愛い靴と、そんな靴の似合うドドにひと目で心を奪われていたのです。
ドドはデートのたびに、小さい頃のことや信じていること、見た夢のことなど、自分のすべてをスマイリーに話しました。30回のデートのあとで、ふたりは結婚し、靴部屋まである新居で幸せに暮らし始めますが……。
さて、このお話はここからが本当の始まりです。いったい、幸せとは何なのでしょうか?

スタッフ

監督:ロビン・リー
脚本:ロビン・リー
プロデューサー:ミッシェル・イェ、アイリーン・リー
製作総指揮:ダニエル・ユー
アソシエイトプロデューサー:エリオット・トン、ローナ・ティー、レモン・リン
撮影監督:チン・ディンチャン
美術監督・衣装デザイン:ワン・イーフエイ
編集:レイ・チェンチン
録音・音響効果:チョウ・チェン
音楽:ダニー・リャン
CG:ヤン・ハンチャン、リン・チーチャオ
プロジェクト企画:フォーカス・フィルムズ
製作:スリードッツエンタテイメント

キャスト

ドド:ビビアン・スー
スマイリー:ダンカン・チョウ
魔女:タン・ナ
ジャソク:チュウ・ユェシン
ビソク・キャプト:ラン・ウェンヒン
靴のサイズ24cmの女性:リー・カンイ
歯科のキャルたち:JA.M.
車を磨く男:イン・ウェミン(バンド爽子樂團のボーカル)
配管工:ラム・ジーチョン
ナレーション:アンディ・ラウ

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劇場HP::http://www.cinemart.co.jp/
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