原題:Happy Feet

第79回米アカデミー賞 長編アニメ映画賞受賞

2006年11月17日全米公開

2006年/アメリカ/カラー/109分/ 配給:ワーナーブラザース

2007年07月20日よりDVDリリース 2007年3月17日、全国松竹・東急系にて超拡大ロードショー

(C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda (C) 2006 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories

公開初日 2007/03/17

配給会社名 0085

解説




”踊るペンギン・ムービー”が2007年3月、地球を感動で包む!

寒い南極大陸、そこに住むのはアツい皇帝ペンギンたち。飛ぶことをやめて数千万年、長〜い歴史の教えを守り、日々の糧を授かっている。心には歌を、胃袋には魚を、そして新たな命には生き抜くための知恵と愛を——。生まれてきた子供たちがペンギン小学校で習ういちばん大切なことは、”心の歌”。自分だけの「チキン肌の立つような」歌を見つけ、歌でハートを伝えるのだ。いつか自分のパートナーにぶさわしい異性に出会い、”心の歌”で相手の愛をゲットする——そんな歌こそすべての国で、あろうことか救いようのないオンチに生まれてしまった不運な子ども、それが小さなマンブルだった……。
マンブルは”心の歌”が歌えない。歌よりも足が勝手に動き出す。そう、彼は生まれついての天才ダンサー!歌はダメでもタップは極上!だけどそれではペンギン失格。はみ出し者のマンブルに眉をひそめる長老たち。曰く「あいつは腐った卵」。折しも国は、史上最大の魚不足。すべての災難を、ついにはマンブルのせいにされ、なんと国外追放に!それでもマンブルはくじけない——「ボクは自分を変えられない。ダンスをやめるなんてムリ、足が勝手に動くんだ……!」
マンブルは自分を証明するため、そしてペンギン界を救うため、果てしない冒険の旅に出た!
誰にも認めてもらえなくても、まわりからヘンだと言われても、絶対に譲れない大切なものがある。好きで好きで仕方がないこと、「これこそ自分!」と思えるもの。そんな自分が自分であるための”ハッピーフィート”を、自分だけの”心の歌”を、誰もがみんな持っている。心の底から湧き出るビート、体中からあぶれだすよろこび。アツい思いはきっと伝わる。ほんの小さなステップが、奇跡を起こすこともある——。

アカデミー賞受賞の『ベイブ』のクリエイター陣が3D・CGアニメの限界に挑み、総力を結集して創りあげた感動のハートフルストーリー。白銀とオーロラの南極大陸を舞台に、歌って踊る25,000羽ものペンギンたちが壮大なストーリーを盛り上げる!
絶唱あり、ゴスペルあり、ラップありで、彼らが歌い上げるのプリンス、クイーン、スティービーなどのヒット曲の数々。そして、我らがマンブルのヒップでホップでクールなダンス!振付を担当したのはトニー賞最優秀振付賞受賞の天才タップダンサー、日本のTV界でも有名なセヴィアン・グローバー。
主人公マンブルに「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド。シュールなジョークが冴え渡るラテン系ペンギン、ラモン役に名優ロビン・ウィリアムズ。マンブルの母親ノーマ・ジーン役にニコール・キッドマン、父親メンフィスに「X-メン」シリーズのヒュー・ジャックマンと、声の出演も超豪華。その歌声も聞き逃せない。
ブロードウェイの一流ミュージカルでも絶対にお目にかかれない、ペンギンたちによる前代未聞のエンターテイメント!2007年3月、幸せを運ぶ”ハッピーフィート”が、まるい地球を感動で包む!

ストーリー








寒い南極、ハートを歌で伝えるアツい世界。その中に、歌えないペンギンが、ただひとり——。

彼の両親は、ごく普通に出会い、”心の歌”から愛が芽生え、そしてその愛が卵になった。
でも、卵から出てぎた子どもは、ちょっと変わっていた。
彼は、皇帝ペンギンにもかかわらず、おそろしく歌がヘタだったのだ——!

南極大陸の冬。皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国で卵がいっせいに鱒り始める季節。そのなかでいちばん最後にモゴモゴと、くちばしからではなく、なんと足から生まれてきたのがマンブル(声/イライジャ・ウッド)だ。パタパタと足を動かす息子のクセを、母親のノーマ・ジーン(声/ニコール・キッドマン)は”マンブルらしい”と可愛く思い、父親のメンフィス(声/ヒュー・ジャックマン)は”ペンギンらしくない”と不安に思った。マンブルがペンギン小学校にあがると、メンフィスの不安は的中。彼らにとっていちばん大事な”心の歌”の授業中、幼なじみのグローリア(声/ブリタニー・マーフィー)がおませな美声を披露する一方で、マンブルの致命的な歌声が発覚!何とか矯正を試みるもののうまくいかず。マンブルは心を伝えようとすると、歌よりも足が勝手に動き出してしまうのだ。落第が決まった卒業式の夜、ひとりぼっちで踊っていたマンブルは、気がつけば流氷の上。たどり着いた異国の地で出会ったのは、ラモン(声/ロビン・ウィリアムズ)をリーダーとするアデリーペンギンの5人組アミーゴス。彼らはマンブルのダンスを「すっげえ一、サイコー!」と大絶賛。世の中のすべてを知るというあやしい教祖サマ、イワトビペンギンのライブレイス(声/ロビン・ウィリアムズ)にも”お目通り”を果たし、皇帝ペンギンとはまったく違うユニークな仲間たちを知るマンブル。しかし、エンペラー帝国へ戻った彼を待っていたのは、長老ノア(声/ヒューゴ・ウィービング)からの追放命令!伝統をかき乱すマンブルの振る舞いがペンギン界に災いをもたらしてしていると言うのだ。いつか帰ってくるその日のために——。マンブルの果てしない冒険の旅が始まった!

スタッフ

監督・共同脚本・製作:ジョージ・ミラー
共同脚本:ジョン・コリー 
共同脚本・共同監督:ジュディー・モリス、ウォーレン・コールマン 
製作:ダグ・ミッチェル、ビル・ミラー
製作総指揮:ザレー・ナルバンディアン、グレイアム・バーク、デイナ・ゴールドバーグ、ブルース・バーマン
音楽:ジョン・パウエル
振付:セヴィアン・グローバー、ケリー・アビー
スーパーバイジング・アート・ディレクター&ライブ・アクション視覚効果監修:デイビッド・ネルソン 
美術:マーク・セクストン
レイアウト&カメラ・ディレクター:デイビッド・ピアーズ
アート・ディレクター:サイモン・ホワイトリー
アニメーション・ディレクター:ダニエル・ジャネット
デジタル監修:ブレット・フィーニー

キャスト

(ボイスキャスト)
イライジャ・ウッド
ロビン・ウィリアムズ
ブリタニー・マーフィー
ヒュー・ジャックマン
ニコール・キッドマン
ヒューゴ・ウィービング
アンソニー・ラパーリア
ミリアム・マーゴリーズ
マグダ・ズバンスキー
カルロス・アラズラキー
ジョニー・サンチェス三世
ジェフ・ガルシア
ロンバルド・ボヤー
E・G・デイリー

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