原題:The Greatest Game Ever Played

1913年、全米オープン制覇。 それはすべてを賭けた勝利だった—

本国アメリカにて、2005年9月30日公開

2005年/カラー/アメリカ/121分/ 配給:ブエナビスタ・インターナショナル(ジャパン) 

2007年12月05日よりDVDリリース 2006年07月26日よりDVDリリース

©Disney

解説


『タイタンズを忘れない』、『オールド・ルーキー』、『ミラクル』と、数々の優れたスポーツ界の感動実話作品を送り出してきた《ディズニー・ライブアクション》からまた新たな感動作が生まれた。1913年の全米オープン。富も名声ももたない労働者階級のアマチュア・ゴルファー、フランシス・ウィメットが、苦労の末に不動の英国チャンピオンや並み居るプロを抑え、見事優勝を成し遂げる。このゴルフ史に残る名勝負を見事に描いた感動巨編である。本作は、全米初登場トップ10入りの大ヒットを記録。俳優としても著名なビル・パクストン監督が贈る希望あふれる感動大作である。

ストーリー



1913年、ゴルフは上流階級だけが楽しむスポーツだった。労働者階級のフランシスは、才能がありながらも、ゴルフを諦めた。しかし、ある日幸運にも全米オープン出場の切符が舞い込む。
労働者階級の家庭に生まれた米国人少年フランシス(シア・ラビオフ)は、ある日、不動の英国人チャンピオン、ハリー・バートン(スティーヴン・ディレイン)に出会い、ゴルフの魅力を知る。家の隣のゴルフコースでキャディーをしながら家計を助け、その才能は開花し、学生アマチュアとしては優秀な成績をあげていた。しかし、当時のゴルフは上流階級が楽しむスポーツであり、貧しいフランシスを歓迎する世界ではなかった。ゴルフにのめり込んでいく息子を父親は厳しくたしなめ、身のほどをわきまえ労働にいそしむよう、叱責する。しかし、それは理不尽な階級の差別から息子を守りたいという優しい親心からだった。激しい親子喧嘩の末、全米アマチュア選手権で負けたらきっぱりゴルフから手を引くことを約束し、そして闘いに敗れてしまう。約束どおり、ゴルフをきっぱり諦めスポーツショップの店員として働くフランシスの元に、ある日思いがけない知らせが届く。それは、全米オープン出場の誘いだった。
父や母の心配、階級という理不尽な差別、全てを捨てて、フランシスはただゴルフという夢に賭け、全米オープンに出場する。折りしも、ゴルフ発祥の地、英国は多くのスポーツで世界チャンピオンの座を獲得しており、このゴルフにおいても英国人チャンピオン、ハリー・バートンの活躍で世界大会での名声を欲しいままにしていた。ただ一つ、全米オープンを除いては。英国上流社会から全米オープン優勝の座を奪還するよう厳命を言い渡されたハリー・バートンもまた、貧しい階級の出身者であった。いよいよ大会当日、米国、英国、上流階級の思惑の中、熱い想いと夢を胸に秘めたフランシスは黙々とプレーを続け、じりじりと順位を上げる。そしてついに大会2日目、ハリー・バートンと同点首位に並び、プレーオフに持ち込む。富も名声もない若者の活躍は全米を熱狂の渦に巻き込んだ。上流階級でない二人のプレーオフ、それは、階級も国も年齢も全てを超えた本当の紳士の闘いの幕開けだった。

スタッフ

監督:ビル・パクストン
製作:ラリー・ブレズナー/マーク・フロスト
/デヴィッド・ブロッカー
脚本:マーク・フロスト
製作総指揮:デヴィッド・スタインバーグ
撮影監督:シェーン・ハールバット
衣装デザイナー:レネー・エイプリル

キャスト

フランシス:シア・ラビオフ(平川大輔)
ハリー・バートン:スティーヴン・ディレイン(原康義)
ノースクリフ卿:ピーター・ファース(稲垣隆史)
アーサー:イライアス・コティーズ(巻島康一)
エディ:ジョシュ・フリッター(山本圭子)

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