原題:Derailed

奪われたら、奪い返せ—

本国アメリカにて、2005年11月11日公開

2006/アメリカ/カラー/107分/ 発売元:ブエナ ビスタ ホーム エンタ-テイメント

『すべてはその朝始まった』 9月21日(水)DVD発売開始! DVDレンタル同時開始/3,800(3,990 税込)

(C)Buena Vista Home Entertainment, Inc.

解説


クライヴ・オーウェン、ジェニファー・アニストン、ヴァンサン・カッセルの3大スター豪華競演で贈る話題作。誘惑、不倫、脅迫、殺人、罠・・・次々と予想を覆すストーリー展開に目が離せないスリリングなサスペンス・スリラー。ジェニファー・アニストンが新境地を開くべく挑んだラブ・シーンも大いに注目を集め、全米では初登場第3位、4週連続トップ10入りを果たし大ヒットを記録した。製作スタッフにも、ヒットメーカーが結集。脚本は『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『コラテラル』でストーリーを担当したスチュアート・ビーティー、製作総指揮には『シン・シティ』、『コールド マウンテン』など数々の大ヒット作を生み出したミラマックス・フィルム創設者ハーヴェイ、ボブ・ワインスタイン兄弟と『ブラザーズ・グリム』のジョナサン・ゴードン、さらに製作には『コンスタンティン』のロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、と豪華なスタッフ陣が揃い、驚愕のストーリー展開と映像で見るものを釘付けにします。

ストーリー




偶然出会った女性はあまりにも魅力的だった。平凡な毎日から、ほんの少し足を踏み外すことにも魅力があった。しかし、ただ一度の不倫で全てを失うことになろうとは、その時思いもよらなかった。
会社員のチャールズ(クライヴ・オーウェン)は美しい妻と病弱ではあるが可愛らしい娘エイミーと、平凡だが幸せな日々を過ごしていた。ある日、チャールズは慌てて通勤電車に飛び乗った後、うっかり小銭を持ち合わせていないことに気づく。乗務員から無賃乗車の汚名をきせられ困りはてていると、近くの席に座った見知らぬ女が代わりに乗車賃を支払うと名乗りをあげた。思わぬ救世主に、御礼かたがた言葉を交わすチャールズ。その女はルシンダ(ジェニファー・アニストン)と名乗り、大手金融会社で働いているという。会社までのいつもの通勤電車の中、少しずつ少しずつ弾む会話。ルシンダにも自分と同じように娘がおり、同じように仕事や生活に小さな不満はあるが、幸せそうだった。そして、彼女はとても聡明で美しかった。新鮮な気持ち。それからチャールズとルシンダは同じ通勤電車で出会う度、言葉を交わし、次第に親密になっていった。彼女は夫を愛し、自分は妻を深く愛していたが、もう気持ちは止められなかった。お互いの生活を守りながら、今日だけ、今日だけは・・・遂に二人は互いの家族に嘘をつき、一夜を共に過ごすために人目につかない場末のホテルの部屋に入った。抱きしめあい、互いの情熱に身をまかせようとしたその時、突然ドアが開き、恐ろしい形相の男(ラロッシュ/ヴァンサン・カッセル)が銃を向けて押し入ってきた。それからは、二人にとって地獄のような時間だった—チャールズは金を、ルシンダは金と身体を奪われた。チャールズの目の前で。
ラロッシュは去ったが、金を盗られる時に二人の名前も身元も知られてしまった。二人が夫婦ではないことも。チャールズは、震える手でルシンダをいたわり警察に電話しようとするが、ルシンダは断固拒否した。警察に届けること、それはすなわち不倫が夫に知られることだった。身体も心もボロボロに傷つきながらも、ルシンダには家庭と名誉を守ることが大切だった。二人は今日の恐ろしい出来事を誰にも言わないと決める。—そして、新たな悲劇が始まった。
あまりの出来事に茫然自失になりながらも、立ち直ろうとするチャールズのもとに、突然ラロッシュから脅迫が届く。「あのホテルでの出来事をバラされたくなければ金を払え」。絶対、公にしてほしくないと懇願するルシンダ。彼女を傷つけたという罪悪感から、そして自分の保身から、チャールズは何とか金を工面してラロッシュに支払う。しかし、脅迫はやむどころかエスカレートしていった。ハエの様につきまとうラロッシュを追い払うためにあらゆる対抗策を講じるチャールズだったが、次第に追い込まれていく。会社の金に手を出し、遂には娘エイミーの手術のために貯めた金にまで手をつけてしまう。頼みにした友人は目の前で殺された。何も知らない家族にラロッシュが接触してきた。脅迫、レイプ、殺人・・・ラロッシュはあらゆる手を使ってじりじりとチャールズを追い詰める。行き場を失っていくチャールズ。このまま落ちるところまで落ちていくのか・・・その時、彼がとった行動とは!?

スタッフ

監督:ミカエル・ハフストーム
脚本:スチュアート・ビーティー
原作:ジェームズ・シーゲル
製作:ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ
製作総指揮:ハーヴェイ・ワインスタイン/
ボブ・ワインスタイン/ジョナサン・ゴードン
撮影監督:ピーター・ビジウ, BSC

キャスト

チャールズ:クライヴ・オーウェン(東地宏樹)
ルシンダ/ジェーン:ジェニファー・アニストン(大坂史子)
ラロッシュ:ヴァンサン・カッセル(内田直哉)
ディアナ:メリッサ・ジョージ(林佳代子)
エイミー:アディソン・ティムリン(峯香織)

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