原題:The Golden Compass

かつてないストーリー、かつてない世界観、かつてないキャラクター、そして驚愕のラスト。 『ライラの冒険』シリーズが、今、未来への扉を開く!

全米公開:2007年12月7日

2007年/アメリカ/112分/全米配給:ニューラインシネマ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ、松竹

2009年06月26日よりDVDリリース 2008年07月18日よりDVDリリース 2008年3月1日、松竹・東急系にて超拡大ロードショー

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公開初日 2008/03/01

配給会社名 0025/0003

解説



2008年3月1日—それは、すべての始まり
「黄金の羅針盤」は、全三作から成る物語の最初の部分をなしている。
この第一作の舞台は、われわれの世界と似た世界であるが、多くの点で異なる。
第二作の舞台は、われわれが知っている世界である。
第三作は、各世界間を移動する。
——原作「黄金の羅針盤」より——

その創造性、大胆さ、そして知性に、私は完全に圧倒された。
この20世紀最高の小説は、映画製作者が望むすべてを提示している。
多くの年月を犠牲にしても取り掛かるべき、最高の挑戦がここにあった。
——クリス・ワイツ(監督/脚本)——

ファンタジー小説の金字塔、完全映画化!!
『ロード・オブ・ザ・リング』の
ニューラインシネマが贈る、究極のトリロジー!
全世界を魅了する運命の少女・ライラの冒険が、今、はじまる。

いにしえより始まったファンタジー小説の到達点と呼び声高い「ライラの冒険」シリーズ。
BBCの読者ランキングで「ハリー・ポッター」シリーズを超える人気を誇る、20世紀最後のファンタジー超大作の映画化にあたり、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーンら豪華俳優陣がこぞって参加を表明。そして、15,000人にも及ぶ候補者の中から、“世界を変える運命の少女ライラ”に選ばれたのは、期待の新人ダコタ・ブルー・リチャーズ。幼さの残るあどけない表情に、まだ13歳とは思えないほどの強い意志を持った瞳で、映画界に新世代のヒロイン像を提示する。
この壮大なる冒険3部作の序章の舞台となるのは、私たちの住むこの世界と“非常によく似ているが、どこか異なる”、幻想的で魅力的な「未知なる世界」。人間が、“ダイモン”と呼ばれる動物の形をした自分の分身と共に生きている不思議な世界であり、物語は、その世界のイギリス・オックスフォードで幕を開ける。
——ジョーダン学寮で暮らす12歳の少女ライラ。何者かにさらわれ、北の地に連れ去られた親友ロジャーを助けるため、真実を指し示す“黄金の羅針盤”、彼女のダイモンであるパンタライモン、そして旅の途中で出逢うよろいグマ族のかつての王イオレクと共に、未知の世界へと足を踏み出す。
その第一歩が、全人類・全生物の未来をかけた、想像を絶する戦いに向かっているとも知らずに——。
運命の針に導かれ、今、かつてない大冒険の扉が開く。

ストーリー



彼女は、救うかもしれないが、滅ぼすかもしれない。

我々の暮らす世界とは、似て非なるパラレルワールドのイギリス・オックスフォード。
ジョーダン学寮で育てられた孤児ライラは、教授たちも手を焼く12歳のお転婆娘。
この世界の人間が持つ「ダイモン」と呼ばれる動物の形をした分身—パンタライモンと共に、
屋根の上を走り回っては、大人たちを困らせる毎日。

しかし、そんな生活が、ある日一変する。
子供が何者かに次々とさらわれているという噂が街中を駆け巡る中、
親友ロジャーまでもが突然姿を消したのだ。

子供たちが遥か彼方の北の地へ連れ去られていることを突き止めたライラは、
ロジャーを、そして他の子供たちを救うため、北に向かうことを決意する。

運命の出発の日。
夜明け前、何故か学寮長から突然呼び出されたライラは、
世界にたった6つしかないという金色に輝く真理計を渡される。

「これを持って行きなさい。どんな時でもお前を真実に導いてくれる。」

手には真実を示す真理計、隣には彼女の分身のパンタライモン。
旅の途中で現れる、敵か味方かわからない大人たち、
そして、ライラの運命を変える、よろいグマ族のかつての王イオレクとの出逢い…。

ライラはまだ知らない。
この旅の行く末に、全てのパラレルワールドを巻き込む戦いが待ち受けていることを。
そして、彼女自身が戦いの運命を握る「鍵」となることを—。

底が抜けるような驚きと、引き返せないほどの恐怖を前に、ライラの意志が試される!

スタッフ

原作:フィリップ・プルマン「ライラの冒険 : 黄金の羅針盤」(新潮文庫刊)
監督・脚本:クリス・ワイツ
プロデューサー:デボラ・フォート&ビル・カラッロ
編集:アン・V・コーツ
衣装:ルース・マイヤーズ
美術:デニス・ガスナー
撮影監督:ヘンリー・ブラハム

キャスト

ニコール・キッドマン
サム・エリオット
エヴァ・グリーン
ダコタ・ブルー・リチャーズ
ダニエル・クレイグ

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