原題:NINE

渋谷から生まれた九つのボールからメッセージ

2000年/日本映画/35mm/ドルビーSR/配給:ベンチャーフィルム

2000年11月4日より渋谷東映にてレイトショー公開

公開初日 2000/11/04

配給会社名 0595

解説

HIP HOP、ファッション、トレンド…。
サブカルチャーをスパイスに描く出会い、別れ、再会、恋、友情、葛藤、闘い、挫折、そして…。

主演には現在ストリート系ファッション雑誌を中心にティーンの間でカリスマ的な人気を誇る高田宏太郎を大抜擢。今年、メジャーデビューした彼は、早くも「モーニング娘」主演で話題の「ピンチランナー」で銀幕デビュー。スターへの道を一歩踏み出した。
そして、彼をとりまく若者達もカリスマ的存在の新人を起用。ベテラン俳優がサポートします。

ストーリー

ビリヤード場 ・・・<9>
渋谷の喧騒から路地を入った所に「9」がある。カズヤ、ユウジ、マコトたち
彼らは溜まり場でもあるここで毎日キューを突いている。

友情・・・恋
そんな時、トオルは「9」に迷い込んだ家出娘リカと出会った。
リカの取り持ちで仲間達からの信頼を取り戻して行くトオル。
大人の世界から解放された二人は、気持ちも互いの距離も近づいていく。
「9」の仲間達を糧にトオルは自分らしさを見つけようとしていた。

出会い・・・裏切り
悪夢は突然だった。仲間のユウジが喧嘩に巻き込まれ、目に大怪我を負う。
手術の為、金が必要になった。
何とか工面しようと、恐喝や窃盗を繰り返す彼らだが、その金額は賄い切れるものではなかった。
そんな中、トオルは仲間達の反対を押し切り、千尋の元へ帰って行った。
リカも政治家である親元に連れ戻されてしまう。
再び散り散りになった「9」の仲間たち…。

アクシデント・・・葛藤
そこへ、かつての渋谷の街と仲間達を捨て出て行ったトオルが現れた。
トオルは謎の女性「千尋」にビリヤードの腕を買われ、金と贅沢な生活を手に入れている。
大人の世界に染まったトオルが再び渋谷の街に戻って来たのである。
仲間達は、そんなトオルを素直に受け入れようとはしない…。

スタッフ

製作:深谷 登
監督:香月秀之
企画:香月秀之
脚本:後藤法子・香月秀之
主題歌:ラッパ我リヤ
撮影:千葉真一
照明:高坂俊秀
録音:永口 靖
美術:畠山和久
ヘアーメイク:泉 宏幸
編集:菅野善雄
スクリプター:増田実子
制作担当:杉山隆夫
監督補:永田智春
アシスタントプロデューサー:鈴木 智・藤田 明
アソシエイトプロデューサー:高橋信之・金子貴治
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ビリヤード指導:永田修治(JBS)
プロデューサー:植木康雄・榎本 靖・櫻井一葉
協力:日本ビリヤード機構/東京プール&キュー株式会社/コニカ株式会社/株式会社タカラ/T-stanp
製作協力:ジャパン・アート ホットスタッフ
製作:ベンチャーフィルム

キャスト

高田宏次郎
渡瀬美遊
本田博太郎
ミッキー・カーチス
東 幹久
とよた真帆

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