ディパーテッド – CINEMATOPICS

原題：The Departed

ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀監督賞受賞第64回米ゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞受賞第79回アカデミー賞　作品賞・監督賞受賞、助演男優賞・脚色賞・編集賞ノミネート

2006年10月6日全米公開

2006/アメリカ/カラー/152分/ 配給:ワーナーブラザーズ

2008年01月25日よりＤＶＤリリース 2007年06月08日よりＤＶＤリリース 2007年1月20日(土)<正月第2弾> サロンパスルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にてロードショー

公開初日　2007/01/20

配給会社名 0085

解説

ディカプリオが騙す！デイモンが欺く！
繊細VS.大胆
今最も”男騒ぎ”のふたりが最高の脚本に出合った——。

ハリウッド中の監督を、製作者を、そして俳優達を魅了し、あのブラッド・ピットをも巻き込む空前の争奪戦を巻き起こした最高の脚本が、さらに進化を遂げて、これ以上望めないキャストとスタッフのもと、ついにすべての観客を魅了し尽くす時がやってきた！
10月6日に全米公開されるや、当然のように初登場第1位を獲得。
作品の完成度の高さに全米のマスコミから絶賛の声が相次ぐ騒然の話題作。
ハリウッドが全世界に向けて放つ超一級のサスペンス・ドラマ『ディパーテッド』が2007年1月、いよいよ日本で公開される！

まだ誰も見たことのないディカプリオがここにいる——。
「この役でディカプリオの新たな時代が到来した」(「ニューズウィーク」誌)——主演のレオナルド・ディカプリオが演じるのは、マフィアへ送り込まれた警察の男。こんなディカプリオを見たことはなかった——野性味と知性、強靭さと繊細さ、ふたつの顔を持つ男の苦悩をまなざしひとつで伝えきる。スコセッシ監督の言うとおり「こういう役をやらせたら彼の右に出る者はいない」！
警察へ送り込まれたマフィアの男を演じるもうひとりの主役、マット・デイモンの「頭がフル回転している音まで聞こえてきそう」な迫真の演技。
「人を欺く達人としての自信、魅力、そして見せかけの謙虚さ」は、もはやそこにいるだけで観る者を惹きつける。
そして、二人の運命を握るマフィアのボス・コステロを演じるのは、ジャック・ニコルソン。
この役は彼のためにあったと言ってもいいほどの、誰にも真似のできない、とてつもない存在感。
随所に見せる”ジャックの真骨頂”はまさに陶酔ものだ。
共演に『スリー・キングス』『パーフェクト　ストーム』のマーク・ウォルバーグ、『アビエイター』のアレック・ボールドウィン、『地獄の黙示録』のマーティン・シーンを配したオールスター・キャスト。束ねる監督は、巨匠マーティン・スコセッシ、そして、製作にはあのブラッド・ピット。
誰もが待ち望んだ一作は、誰もの期待をはるかに超えて、完璧以上を見せつける！

1枚のコインの表と裏——。
二人の男の武器は、嘘と、拳銃。

マフィアへの極秘潜入捜査を命じられ、苦悩の中で犯罪者のふりをしつづけるビリーと、エリート警官に成りすまし、出世街道を突き進みながら法を犯しつづけるコリン。
周りの人間を欺きつづけ、裏切りつづけることが、彼らの使命。しくじることは死をも意味する。
さらに双方でスパイ探しが始まり、その緊迫感はいやが上にも増していく。
先に相手を見つけなければ自分の命がない。生か死か——瀬戸際での騙しあいと暴きあい、スリリングな展開は、ひとときも目を離すことを許さない。
そして、彼らに仕掛けられた悲劇的なまでの運命の罠。同じ一人の人物によってその人生を縛られ、運命に引き寄せられるかのように同じ女性を愛するビリーとコリン。
オリジナルにはない人間関係がされに濃密なドラマを生み、ラストシーンでは新たな衝撃が訪れる！

ストーリー

ボストン南部。貧困と犯罪が渦巻くその場所で二人の男は生まれ育った。
ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)——犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志した男。
コリン・サリバン(マット・デイモン)——ボストン南部一帯を牛耳るマフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)の手によって、幼い頃から腹心の弟子として育てられてきた男。
彼もまた、警察官を志す。コステロのよき”内通者”となるために・。
同じ警察学校に学び、同じように優秀な成績を収めた二人は、お互いの存在を知らぬまま、それぞれの道を歩き出す。
コリンが配属されたのは、エラービー警部(アレック・ボールドウィン)率いるエリート集団「ＳＩＵ」。
マフィア撲滅の最前線に立ち、有能にして職務に忠実な警察官を装いながら、警察の動きをコステロに逐一知らせ、捜査の手から逃がしつづけるコリン。

一方、犯罪者との縁を断ちたいと願ったビリーに命じられたのは、マフィアへの極秘潜入捜査。
その任務を知る者は、クイーナン警部(マーティン・シーン)とディグナム刑事(マーク・ウォールバーグ)のみ。
自ら犯罪者へと身を落とし、コステロのもとへ身を寄せたビリー。少しでも疑われれば殺される、危険と背中合わせの毎日。
マフィアの一味として犯罪に加担しなければならない苦悩。
そんなビリーにとって、カウンセリングに訪れる精神科医のマドリン(ビーラ・ファミーガ)だけが唯一の心安らぐ存在。
しかし、彼女には一緒に暮らす恋人がいる。彼の名は、コリン・サリバン…。
やがて、マフィアと警察の双方で始まったスパイ探し。自分の正体を暴かれることなく、どちらが先に相手にたどり着けるのか。
コステロの密会相手に肉迫するビリー。対するコリンはクイーナン警部に照準を絞る。
その結果、引き起こされたクイーナンの死。残されたのは彼の遺品。その中からコリンが手にしたのは、携帯電話。
コリンが携帯のボタンを押す。電話はビリーへとつながった…！

スタッフ

監督：マーティン・スコセッシ
脚本：ウィリアム・モナハン
製作：ブラッド・ピット、ブラッド・グレイ、グレアム・キング
製作総指揮；ロイ・リー、ダグ・デイビソン、Ｇ・マック・ブラウン、クリスティン・ホーン、ジョンニ・ナナリー
共同制作・ファースト・アシスタント・ディレクター：ジョゼフ・リーディー
撮影：マイケル・バウハウス
美術：クリスティー・ジー
編集：セルマ・スクーンメイカー
衣装：サンディー・パウエル
音楽：ハワード・ショア

キャスト

レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン
ジャック・ニコルソン
マーク・ウォールバーグ
マーティン・シーン
レイ・ウィンストン
ビーラ・ファミーガ
アレック・ボールドウィン
アンソニー・アンダーソン

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す