原題:The Uninvited

たどってはいけない 恐怖がある

2003年/韓国/2時間6分/スコープ/ドルビーデジタル 配給:東芝エンタテインメント

2004年11月26日よりビデオレンタル開始 2004年6月5日よりシネマスクエアとうきゅうにてロードショー

(C)b.o.m film production

公開初日 2004/06/05

配給会社名 0008

解説



「猟奇的な彼女」とは180度違う新しい役にチャレンジ。
複雑な女の心理を見事に演じて絶賛された
韓国NO.1女優、チョン・ジヒョン

韓国や日本を始め、アジア各国で一大ブームを巻き起こした「猟奇的な彼女」。この作品で一躍、韓国のトップ女優となり、出演依頼が殺到したチョン・ジヒョン。本国では最も観客動員力のある女優となり、ファン投票でも常にNO.1の座に輝くジヒョンは、数あるオファーの中から、この映画の脚本を選び、遂に2年ぶりの新作が実現した。前作の明るくキュートな役作りとは180度異なり、心の奥に深い傷をかかえる透視能力のあるヒロインを陰影のある演技で見事に見せ、その新しい挑戦がマスコミからも絶賛された。
全編ノーメイクで撮影に臨み、突然、道路で倒れるシーンでは、全身アザだらけになった。
どこまでもリアルな役作りが監督や共演者のパク・シニャンを感心させたという。人間の内面を描いたこの新作でさらなる新境地を切り開き、韓国NO.1の女優の地位を不動のものにした。

気鋭の女性監督が描く韓国初、ジャンルを超えた新世代エンタテインメントホラーの登場

2003年「猟奇的な彼女」、「ボイス」、「冬のソナタ」等、スクリーンのみならずビデオ・DVDを巻き込んで大ヒットし、日本では今年も更なる大ブームが予想される韓国エンタテインメント。そんな韓国から、また、注目の新人女性監督イ・スヨンが登場した。これまでいくつかの短編映画で高い評価を集め、多くの映画エリートを輩出してきた韓国映画アカデミーに在学中から、その才能を高く評価されていた。韓国映画振興会の奨学金を得て、この作品のシナリオを手がけたが、新人とは思えない緻密な構成力が読んだ人を驚かせ、各社で熾烈な争奪戦が繰り広げられた。結果、「反則王」や「情事」のボムフィルムが権利を獲得し、映画化が実現した。
ただのホラー映画ではなく、複雑な女性心理、母性愛や家族関係のあり方についても鋭く描写してみせた新世代のエンタテインメント。主演のチョン・ジヒョンとパク・シニャンは、その奥深いストーリーに感動し、即座に出演を承諾。「猟奇的な彼女」の主演で、一躍、人気スターとなったチョン・ジヒョンは「この映画は家族の信頼と関係について語ったシリアスで、悲しいドラマ。こわいけど、とても、考えさせられる映画だった」とそのシナリオを絶賛している。

ストーリー



結婚を目前にひかえたジョンウォンは、地下鉄で起きた少女毒殺事件を偶然目撃した後、不思議な光景を見るようになる。
自分の部屋の食卓に死んだはずの少女たちがいるのだ。
同じマンションに住み、悲しい過去を背負ったヨンも、彼の部屋で少女たちを目撃する。
それは現実なのか、幻なのか?
ふたりは封印された過去の恐ろしい記憶の迷宮世界へ落ちていく……。
インテリア・デザイナーのジョンウォンは、最終電車でふたりの少女が向き合って眠っている姿を目撃する。翌日、彼はふたりが母親によって、毒殺されことを知り、激しく動揺する。
その日を境に、彼の自宅の新しい食卓の前に二人の少女の姿が現れるようになる。自分が見ているのは幻覚だろうか、それとも……、やがて彼は、どこか悲しげな目をした女性、ヨンと知り合う。彼女もまた、ジョンウォンの食卓の前で、死んだ少女たちの姿を目撃する。
他人の過去が見えるという不思議な能力を持ち、悲しい過去を背負ったヨン。彼女と共に、ジョンウォンは封印されていた子供時代の悪夢の世界へ、ゆっくりすべり落ちていく……。

スタッフ

監督・脚本:イ・スヨン
製作:アン・スヒュン、イ・ウジン
撮影:チョ・ヨンギュ
美術:チョン・ウニョン
音楽:チャン・ヨンギュ
衣装:キム・ヒュンキュン、イ・ヒュンハ
配給:東芝エンタテインメント

キャスト

チョン・ジヒョン
パク・シニャン
ユ・ソン
チョン・ウク
キム・ヨジン

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