フォーチュン・クッキー
原題:Freaky Friday
未来を予測するクッキーが、未来を変えることもあるのです。
2003年8月6日全米公開
2003年/アメリカ映画/カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD 上映時間:1時間37分/日本語字幕:稲田嵯裕里/ オリジナル・サントラ盤:エイヴェックス 配給:ブエナビスタエンターテインメント(ジャパン)
2004年10月20日よりビデオレンタル開始 2004年10月20日よりDVD発売開始 2004年5月1日(土)より渋谷東急ほか全国ロードショー
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公開初日 2004/05/01
配給会社名 0069
解説
母と娘の関係は、いつもとってもビミューなもの。誰より理解したい相手だからこそ、誰よりも理解してもらいたい相手だからこそ、小さな気持ちのすれ違いは埋めようもない大きな溝になり、傷つけあうような言動を取ってしまう。「なぜわかってくれないの?」…それは母と娘の“永遠のテーマ”。もしも、そんな望みを叶えてくれる魔法の《クッキー》が、あったとしたら…。
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが贈る「フォーチュン・クッキー」は、未来を占う神秘のクッキーが、もつれてしまった母と娘の関係を素敵な未来へと変える感動のファンタジー。仕事も恋も完璧な精神科医の母親テス(ジェイミー・リー・カーティス)と、バンドに夢中な15歳の娘アンナ(リンゼイ・ローハン)。相手の気持ちが理解できないばかりに、顔をあわせれば衝突ばかりの二人。ある日いつもより激しい言い争いをした二人は、不思議な〈フォーチュン・クッキー〉のいたずらでお互いの身体が入れ替わってしまうことに。実はこのフォーチュン・クッキー、母娘の危機を救うために神様がくれた素敵なプレゼントだった…。
母親テスを演じるのは、アーノルド・シュワルツネッガー主演の「トゥルー・ライズ」(84)、ケビン・クラインやモンティ・パイソンシリーズのメンバーと共演した「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(88)などでフィジカルなコメディエンヌぶりには定評のあるジェイミー・リー・カーティス。「このラブリーな映画は、空から私のもとに舞い降りてきたのよ。」と本人が語るとおり、彼女の身体に入ってしまった15歳の娘を生き生きと演じ、2003年度のゴールデン・グローブ主演女優賞にノミネートされている。母親と対立する娘アンナには3歳からCMモデルとして活躍し、1888年「ファミリー・ゲーム/双子の天使」に主演したリンゼイ・ローハンが抜擢。他に、ベテランのハロルド・グールド、ジェイミー・リーカーティスとは25年の友人同士というマーク・ハーモン、モデル出身でTVシリーズのアイドルとして活躍中のチャド・マイケル・マーレイ、そしてつぶらな瞳が愛くるしい10歳の名優ライアン・マルガリーニらが共演。
監督は、サンダンス映画祭で上映された「ストーム」(87)で注目を集めたマーク・ウォ一夕ーズ。メジャー初監督作ながら躍動感あふれる映像とキメ細かい演出で爽やかな感動を生む物語を作り上げた。本作が脚本家デビューとなるヘザー・ハッチは、ジャーナリスト出身でそのセンスと実力を認められての起用となった。プロデューサーを手がけるのは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作の「カントリー・ベアーズ」、エディ・マーフィー主演の「ホーンテッドマンション」など、ファミリームービーを得意とするアンドリュー・ガン。才能溢れるフィルムメーカーが結集し、母と娘が入れ替わるという奇想天外な出来をとおして、お互いの思いやりと愛情を再発見する素敵なファンタジームービーが誕生した。
ストーリー
きっかけは“フォーチュン・クッキー”
−−−母と娘が入れ替わった!?
精神科医テス・トールマンは、几帳面で完璧主義者。
婚約者との結婚式を2日後に控えた彼女のもっぱらの頭痛のタネは娘のアンナのこと。
おヘソの見えるような下品なファッションでお行儀が悪くて、学校では問題をおこしてばかり。
ロックに夢中で、放課後はバンド仲間とガレージでやかましいロックバンドの練習。
なによりも新しい父親になるライアンに打ち解けようとしない。
一方、アンナにとってのママは、口うるさくて子どもの気持ちを全く理解しないわからずや。
なのに、弟のハリーにはベタ甘で頭にくる。その日、いつものようにママに小言をくらったアンナは、授業で嫌味な英語教師ベイツにイビられ、気取り屋の同級生ステイシーのいじめに反旗を翻したところ反省室送りに…。
惨めなハイスクールライフの救いといえば、バンド仲間で親友のマディとペグとのおしゃべり、そして憧れのジェイクに会えること。
放課後、マディがスゴイ話を持ってきた。なんと“ライブハウスのオーディションを受けられることになった”のだ。
だが、ちょうどその時間はママの結婚式リハーサル。「なんとかするから」と約束し、バンドの練習を終えた。
ママ、ライアン、おじいちゃんや弟たちと出かけたチャイニーズレストランでそのことを相談すると、ママは激怒。
「ママにとって大切なのは自分の結婚式だけ!」アンナはママへの不満を爆発させる。人目をはばからず大喧嘩をする2人。
と、そのとき店のオーナーの母、ミセスペイペイがふたりに仲直りをするようにと2つのフォーチュンクッキー(おみくじクッキー)を差し出した。気を取り直してそれぞれのクッキーを割ったそのとき、轟音とともにさままじい地震が…。あわてふためいてテーブルに戻ると、他の客たちは何事もなかったように食事をしている。
〈あの揺れはいったい?〉
翌朝、いつものようにテスが早く目を覚ますとそこはアンナの部屋。
いったいどうして?不思議に思いながらふと鏡をのぞくと、アンナの姿が映っているではないか!!。
驚いて自分の部屋に飛んでいくとベッドで眠りこけているのは、まぎれもない自分自身、つまりテスだったのだ。
何が起こったのかわからないが、わかることはただひとつ、テスとアンナの身体が入れ替わってしまったということ。
明日はテスのウェディング。…ということは、アンナは母親テスの身体に入ったままあの“おやじ”と結婚?
テスは、娘の姿のまま自分の結婚式に出席するの…?
スタッフ
監督:マーク・ウォーターズ
脚本:ヘザー・ハッチ、レスリー・ディクソン
原作:メアリー・ロジャース
プロデューサー:アンドリュー・ガン
製作総指揮:マリオ・イスコヴィッチ
撮影監督:オリバー・ウッド
プロダクション・デザイン:ケアリー・ホワイト
編集:ブルース・グリーン,A.C.E.
衣装:ジュネヴィーヴ・ティレル
音楽:ロルフ・ケント
音楽監修:リサ・ブラウン
共同製作:アン・マリー・サンダーリン
キャスト
テス・コールマン:ジェイミー・リー・カーティス
アンナ・コールマン:リンゼイ・ローハン
ライアン:マーク・ハーモン
祖父:ハロルド・グールド
ジェイク:チャド・マイケル・マーレイ
ミスター・ベイツ:ステイーヴン・トボロウスキー
マディ:クリスティーナ・ヴィダル
ハリー・コールマン:ライアン・マルガリーニ
ペグ:ハーレイ・ハドソン
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