夜よ、さようなら
原題:LA DE'ROBADE
パリ娼婦の自伝、完全映画化! マリー、19歳。愛のために娼婦になった女。
1979年/フランス/113min/発売:マクザム、ビームエンタテインメント
2002年08月25日よりDVD発売開始 2002年7月5日ビデオ発売&レンタル開始 1980年劇場公開作品
解説
平凡な女が、惚れた男のために娼婦へと流転していく姿を、ドキュメンタリー・タッチで描いていく。
主演は、73年の『バルスーズ』で注目され一躍スターの座に着いたミュウ=ミュウ。苦悩する娼婦を淡々と演じ、本作でセザール賞最優秀主演女優賞に輝いたが、受賞を拒否し、話題を呼んだ。以降も数多くの作品で同賞にノミネートされている演技派女優である。
女を堕落させて行く男を演じるダニエル・デュバルは、TVドキュメンタリー出身の監督であり、『夜風の匂い』『クリスマスに雪はふるの?』等で俳優としても活躍している、多才な人物。本作では監督、脚本もこなしている。原作は、脚本にも参加しているジャンヌ・コルドリェの自伝小説『夜よ、さようなら パリ娼婦の自伝』。フランスで驚異的な大ヒットを記録した名作がニュー・マスター&ヘア無修正版で復活!!
ストーリー
恋人と、平凡だが幸せな毎日を送るマリー。ある日、彼女の父が経営するバーにジェラールと名乗る男が現れた。危険な香りがするその男に魅せられた彼女は、一目で恋に落ちてしまう。恋人を捨て、ジェラールとの生活を選ぶマリー。そんなある時、ジェラールがマリーに告げた。「2人で大金を稼がないか?」。彼に夢中のマリーは二つ返事で承諾した。
マリーは2人の幸せな未来を夢見ていたのだ。だが、ジェラールは彼女に、娼婦となって金を稼ぐことを要求。ジェラールは娼婦のヒモとして生きている男だったのだ。戸惑いながらも、愛ゆえに受け入れたマリーだったが、ジェラールの本性が徐々に明らかになるにつれ、彼への“愛”に疑問を持ち始めた…。
スタッフ
製作:ベンジャマン・シモン『厚化粧の女』『風の中のリセエンヌ』
監督・脚本:ダニエル・デュヴァル『キリング・ルーレット』
原作・脚本:ジャンヌ・コルドリエ
撮影:ミシェル・セネ
脚本:クリストファー・クランク『サロメの季節』
音楽:ウラディミール・コスマ『奇人たちの晩餐会』『ラ・ブーム』
キャスト
ミュウ=ミュウ『読書する女』『バルスーズ』『八日目』
マリア・シュナイダー『ラストタンゴ・イン・パリ』『ジェイン・エア』
ダニエル・デュヴァル『スタン・ザ・クラッシャー』
レジ・ボルト
ジャン・ベンギーギ『パリの大泥棒』『タンゴ』
ニールス・アルストラップ『ミーティング・ビーナス』
LINK
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