ブレイド2
原題:BLADE II
敵は不滅の「死神族(リーパーズ)」 かみそりのような鋭い牙を持ち、稲妻のような素早く行動し、 超人的なパワーを持つスーパー・ヴァンパイア
2002年3月22日全米初公開
2002年アメリカ映画/ニューライン・シネマ提供/エイメン・ラ・フィルムズ製作/ 1時間58分/ヴィスタ・サイズ/ドルビーSRD,SDDS/ サントラ盤:東芝EMl/字幕翻訳:林完治 提供:ポニーキャニオン、日本ヘラルド映画 配給:日本ヘラルド映画
2005年11月16日よりDVDリリース 2003年01月16日よりDVD発売開始 2002年12月18日よりDVD発売&レンタル開始 2002年12月18日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年6月15日よりニュー東宝シネマ1にてロードショー公開
©2002 - New Line Cinema Productions - All rights reserved
公開初日 2002/06/15
配給会社名 0058
公開日メモ バンパイアを狩るブレイドの前に究極のウイルスに寄生された凶悪な生物"死神族(リーパーズ)"が出現!人類、そしてバンパイアまでをも脅かす最強の戦闘能力を持つ"死神族(リーパーズ)"に、ブレイドは遂に吸血鬼の軍団"ブラッドパック"と手を結ぶ事を決意する・・・。
解説
「マトリックス」「グリーン・ディステニー」全てはここから始まった!
1998年ひとつの映画がハリウッド・アクションの流れを変えたマーヴエル・コミックの人気ヒーローにウェズリー・スナイプスが不滅の命を吹き込んだ「ブレイド」だ。今では半ば常識とも言える“香港のワイヤー・アクション”を取り入れ重力を無視した華麗なアクションの数々、時空を自在に行き来するブレット・タイム(マシンガン)撮影を駆使したVFXは我々のド肝を抜き、その後のアクション映画のスタンダードとなったのは周知の通り。その全てはここ「ブレイド」から始っているのだ。
呪われた誕生にカタをつけるため、今日も彼はヴァンパイアをハントする。孤高のヒーロー“ブレイド”見算!
生まれる直前、母親がヴァンパイアに襲われて人間とヴァンパイア、二つの血を受け継いでこの世に誕生した“ブレイド”。ケタはずれのパワーと不滅の生命を持ち、その血ゆえに昼間でも活動する事が出来る彼を人は「デイ・ウォーカー」と呼ぶ。彼の目的はただ一つヴァンパイア世界を根絶する事。
しかし、人類のみならずヴァンパイアまでをも餌食にするスーパー・ヴァンパイア“死神族”の出現に、ブレイドはヴァンパイアの戦闘精鋭チーム“ブラッド・パック”のリーダーになるはめに……。果たして人類を、ヴァンパイアを滅亡の危機から守り切る事は出来るのか−−−???!
ホラーに新しい次元を持ち込んだ映像の詩人、ギレルモ・デル・トロ監督のイメージが炸裂する!
前作スティーブン・ノリントンに替わり監督を務めるのは「ミミック」の鬼才ギレルモ・デル・トロ。主演のウェズリー・スナイプス、脚本のスティーブン・ゴイヤーをして「彼以外に考えられない」と惚れ込む独自のヴィジュアル・スタイルを持つ彼のダークな世界が見事に映像として結実。メイクアップ・エフェクトのスティーブ・ジョンソンとティペット・スタジオのコンピューター・ジェネレーテッド・イメージ(CGI)のコンビネーションが古典的なスタントと融合した驚異のアクション・シーンが実現した。スティーブン・ゴイヤーと同様、コミック・オタクでもあるデル・トロ監督は「コミックブックと日本のアニメーションの感覚を活かしたかったんだ」と語っている。
本物のアクションを追求する、超豪華スタッフ&キャストがここに結集!!
ブレイド役はもちろん“言葉ではなく、アクションで表現する男”ウェズリー・スナイプス。研ぎ澄まされた肉体とハイテク兵器を武器に前作を凌ぐアクションを華麗に炸裂。更に2000年よりダーバンのモデルを務める「処刑人」のノーマン・リーダス、「猿の惑星」のクリス・クリストファーソン、元英国No.1アイドルBros.のルーク・ゴスら多彩な顔ぶれが脇を固める他、話題は香港映画界屈指のアクションスター、ドニー・イェンが戦闘アクションアドヴァイザー&キャストで参加していること。ワイヤー無しの卓越した華麗かつ優雅なアクション・シーンが実現した。
カメラの後ろで製作を支えるのは、「カラヴァッジオ」の撮影監督ガブリエル・ベリスタイン、プロダクション・デザイナーは「イグジステンズ」「ミミック」のキャロル・スピアー、クリーチャーものには定評のあるスティーブ・ジョンソンがリーパーズをクリエイトしている他、「マトリックス」のニコラス・ブルックスが視覚効果の、「エイリアン」でアカデミー賞に輝くニック・アルダーが特殊効果のスーパーバイザーとして参加している。音楽はマルコ・ベルトラミ、ザ・ローリング・ストーンズとのコラボレーションで有名なダニー・セイバーが追加音楽を提供。ハッピー・ウォルタースが音楽スーパーバイザーを務めている。
アクションとホラーが見事に融合した究極の“恐怖”に魂を奪われる事間違いなしの傑作の登場だ。
ストーリー
前作から一年後。モスクワで姿を消したブレイドはプラハにいた。呪われた運命に復讐を遂げるため、今日も彼はヴァンパイアをハントする。
相棒はスカッド(ノーマン・リーダス)。マリファナをどっさり吸う怠け者だが、常軌を逸した武器を発明する事にかけては天才だ。その武器は、彼らの目の前に現れたヴァンパイアたちを完全に粉砕する威力をもっている。
ある日ブレイドは、死んだはずのウィスラー(クリス・クリストファーソン)が、ヴァンパイアに囚われ生きているという噂を耳にする。ブレイドの心の師であり、武器調達人である彼は、ブレイドが日の光の中を活動できるように血清を開発した張本人。子供だったブレイドをストリートで見つけ、育て上げた父親のような存在だ。ブレイドはヴァンパイアのアジトを急襲し、ウィスラーを救出。スカッドと共に3人がチームを組む事になった。
ヴァンパイアを追いつめる日々の中で、ブレイドの不倶戴天の敵ヴァンパイア族の大君主ダマスキノス(トーマス・クレッチュマン)の娘、強靭な力と暗黒のエキゾチックさを持つニッサ(レアノア・バレーラ)、そして彼女の戦友アサド(ダニー・ジョン・ジュールス)がブレイドの元にやってきた。ダマスキノスは、彼らがこれまで戦ったこともない共通の、そして最悪の敵に立ち向かうため、ブレイドを必要としていたのだ。その敵とはスーパー・ヴァンパイア「死神族(リーパーズ)」。「死神族(リーパーズ)」とはリーパー菌に冒されたヴァンパイア彼らは、吸血だけを目的に存在し、官能的な感情の交換もなく、ただ吸い尽くすだけ。吸血の替わりに、永遠の命を与えることもなく、月の光りの下で過す夜も与えることはない。ただ、ただ、やつらは目の前の獲物が乾き切るまで吸い尽くす。かみそりのように鋭い牙を持ち、稲妻のようにすばやく行動し、超人間的なパワーを持つ「死神族(リーパーズ)」は、人間たちを襲うだけでなく、古い世代のヴァンパイアたちも餌食にしていくのだ。
「死神族(リーパーズ)」を食い止めるため、大君主ダマスキノスはブレイドとの休戦を申し出る。人間との混血ゆえに昼間でも活動出来るデイ・ウォーカーとしてのブレイドの能力に賭けたのだ。皮肉な事にブレイド自身を倒すために作り上げられた殺人的精鋭集団“ブラッド・パック”ともブレイドは手を組む事になる。何世紀にも渡り、ヴァンパイアの世界で大君主を守るために選び抜かれた警備隊“ブラッド・パック”。隊長はラインハルト(ロン・パールマン)、そしてチュパ(マット・シュルツ)、プリースト(トニー・クーラン)、スノーマン(ドニー・イェン)、ライトハンマー(ダズ・クロウフォード)、ヴェルレイン(マリット・ヴェラ・キール)そしてニッサだ。彼女の自己鍛錬と戦闘能力の高さは、ブレイドと双壁をなすと言ってもよく、その“侍精神”はある意味、彼女自身をブレイドと似た存在にしている。
古い世代のヴァンパイアから進化を遂げた新しい種族「死神族(リーパーズ)」は、人知れず「リーパー菌の株」を人類、そして同様にヴァンパイア族の間にも浸透させていく。それは、一ヶ月のあいだに、その菌におかされたものたちがストリートに溢れかえるほどの威力を持っていた。その菌に感染したものたちは、吸い寄せられるように「ペイシェント・ゼロ」と呼ばれ、全人類滅亡を図る不滅の戦闘生命体ジャード・ノーマック(ルーク・ゴス)のもとへ導かれていく……。今、闘いの火蓋は切って落とされた!!!
スタッフ
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:デイヴィッド・S・コイヤー
製作:ピーター・フランクフルト、ウェズリー・スナイプス、パトリック・パルマー
製作総指揮:スタン・リー、アヴィ・アラッド
製作総指揮:リン・ハリス、マイケル・デ・ルカ
デイヴィッド・S・コイヤー、トビー・エメリッヒ
共同プロデューサー:アンドリュー・J・ホーン、ジョン・ダイベンズ
撮影:ガブリエル・ベリスタイン.B.S.C
プロダクション・デザイン:キャロル・スピアー
編集:ピーター・アマンドソン
追加音楽:ダニー・セイバー
音楽:マルコ・ベルトラミ
音楽監修:ハッピー・ウォルタース
衣裳デザイン:ウェンディ・パートリッジ
キャスト
ブレイド:ウェズリー・スナイプス
ウィスラー:クリス・クリストファーソン
ラインハルト:ロン・パールマン
ニッサ:レオノア・ヴァレラ
スカッド:ノーマン・リーダス
ダマスキノス:トーマス・クレッチュマン
ノマーク:ルーク・ゴス
チュパ:マシュウ・シュルツ
アサド:ダニー・ジョン・ジュールス
スノウマン:ドニー・イェン
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